うつ伏せでセラピストに声を掛けられても聞き取れない【聴覚障害×リラクゼーションサロンあるある】
こんにちは、静けさを楽しむリラクゼーションサロンHaleleaです!
私は聴覚障害(感音性難聴)があるのですが、お客さんの立場としてリラクゼーションサロンを利用する時に困る事があります。
今回は、私が考える「聴覚障害×リラクゼーションサロンあるある」をお話ししたいと思います。
リラクゼーションサロンは、心と体を解放する場所ですが、聴覚障害を持つ人にとっては、音や会話のやり取りが制限されるため、独特の工夫が求められます。
うつ伏せで声を掛けられた時に聞き取れない
リラクゼーションの施術を受けるとき、うつ伏せの体勢になることが多いですよね。この姿勢では、顔がマットに埋もれているため、音や声が届きにくくなります。特に聴覚障害を持つ人にとって、うつ伏せの状態ではセラピストの声を聞き取るのが難しい場合があります。
例えば、「強さはこのくらいで大丈夫ですか?」とか、「お体の調子はどうですか?」といった会話が、うつ伏せの状態では十分に伝わらないことがあります。普通であれば、目を見てコミュニケーションをとることで、言葉が伝わりますが、うつ伏せではそれが難しいため、別の方法でコミュニケーションを取らなければなりません。
言葉だけでなく、ジェスチャーが頼りになる
声が届きにくい状態で、どうしても必要になるのがジェスチャーです。例えば体勢移動の際に言葉だけではなく、ポンポンと体の一部を叩いたりして合図をすると伝わりやすいかと思います。
会話が通じなくても、お互いに思いやりをもってコミュニケーションを取るのが大事だと思います。
音を使わない施術の必要性
聴覚障害をお持ちのお客様にとって、音の刺激は必要ない場合もあります。施術中に流れる音楽や、私たちの会話に頼らずに、静かな空間でリラックスできる環境を作ることが大切です。例えば、施術中にあえて音楽を流さない「無音」での施術を希望されるお客様もいらっしゃいます。私もお客さんとしてリラクゼーションサロンに伺った時、カウンセリングはBGMが無い方がセラピストさんの声を聞き取りやすいと感じています。
BGMなどの音が不要なお客様には、音楽や音声によるリラクゼーションではなく、体の感覚や手のひらでの圧力、オイルの温かさなど、五感に訴えるリラクゼーションが効果的です。音に頼らない癒しを提供することで、より深いリラクゼーション体験を提供できるのです。
目で見る安心感を大切に
リラクゼーションサロンでは、心と体の癒しを提供するため、会話が必要ない場合もあります。しかし、聴覚障害を持つお客様にとって、目を見て感じる安心感は、重要です。目線や体のサインでお客様とコミュニケーションを取ることは、私たちセラピストにとっても大切な配慮の一つです。
施術中にお客様が「次はどうするのかな?」と感じることがないように、カウンセリング時に合図を決めたり、だいたいの流れを共有するもの良いと思います。視覚的に伝えることで、リラックスした時間をサポートできると感じています。
施術の前後での配慮
聴覚障害を持つお客様の場合、声でのやり取りが難しいため、事前にどのような施術を希望されるか、あらかじめ確認しておくことが大切です。
お客様にとって、リラックスした時間を提供するためには、施術中だけでなく、施術前後のコミュニケーションがスムーズであることが重要です。言葉に頼らず、視覚的な方法でお客様の不安を取り除くことが、より良いリラクゼーション体験につながります。
まとめ
「うつ伏せで声を掛けても聞き取れない」という聴覚障害を持つお客様とのリラクゼーションサロンでのあるあるのシチュエーションは、セラピストにとっても学が多い事でしょう。カウンセリング時にお客様とのコミュニケーションをしっかりととって、お互いの不安を解消しておくのも大切です。
私たちは、リラックスできる空間作りを心掛け、お客様が音に頼らずとも心からリラックスできる環境を提供することを大切にしています。どのような状態でも、安心してリラクゼーションを楽しんでいただけるよう、心を込めて施術を行っています。
聴覚障害を持つ方々にとって、リラクゼーションサロンはただの癒しの場所ではなく、自分の体と向き合い、リフレッシュできる貴重な時間です。私はセラピストとして、言葉を超えたコミュニケーションで、心からのおもてなしをお届けしたいと考えています。
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