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真帆ママの野望 その①

私が運営している料理教室『調理力講座』の参加者に、
パーマカルチャー・デザイナーの竹村京子さんがいます。

パーマカルチャーについては、どうぞこちらをご参照くださいね。

私は、2020年2月23日、竹村京子さんが運営に関わる『パーマカルチャー基礎講座』にお呼び頂き、「食」の講座を担当させていただきました。

テーマは、「生命力・いのちの輝きが引き上げられるごはんとは?」です。

結論を先に申し上げると、「安心安全なもの、オーガニック食品を選ぼう!」がその答えではない、と私は考えているとお話しました。

竹村京子さんが書き起こしてくださったその講義内容の詳細を、これから6回にわたってお届けいたします。

メルマガからの転載を快く承諾してくれたことへの深い謝意と共に。

生命力・命の輝きを引き上げるごはん

2月23日のパーマカルチャー基礎講座、午前の部、後半は、師匠・印南真帆さんによる、『調理の力』の講座です。

題して、『生命力・命の輝きを引き上げるごはん』
*\(^o^)

改めて、ご紹介。(´꒳`)

《調理力》と《ふるゆさ整体》の師匠、印南真帆さん。

https://salon-fu.net/index.m.html

師匠のは講座というより、お話会でした。
深良い話がいっぱい!*\(^o^)/*

敬愛を込めて、《真帆ママ》と書かせて下さい。
( ^ω^ )


料理のジャンルについて


真帆ママ式、料理のジャンル分け〜!

1)エンタメごはん
2)ファッションとしてのごはん
3)宗教的ごはん
4)命をつなぐごはん

1)エンタメごはんとは…?
  
楽しむための食事、クリスマスとか、ハロウィンとか、〇〇パーティーとかですね。


2)ファッションごはんとは…?

オシャレなビジュアルから入るごはん。
インスタ映えだったり、グルテンフリーなど健康的な感じが売りだったり等等…な、ごはん。


3)宗教的ごはんとは…?

セオリー的なごはん。
マクロビとか、ローフードとか、セオリーがきちんとしているごはん。
割と、「あれはダメ、これはダメ」があったりします。


4)命をつなぐごはんとは…?

真帆ママの意識しているジャンルはコレ。

1)2)がハレのごはんなら、これはケのごはん。
ケとは、日常のごはんってことです。
日常だからこそ、命をつなぐごはんじゃないとダメなんですね〜!

「それをちゃんと食べようよ」というのと、「調理をちゃんと自分の手もとに戻そうよ!」というのを提案しています。


まあ、どのジャンルが良いとか悪いとかではなく、こんな風なジャンル分けを意識してみると、色々と見えてくるものがあるのでは??? というお話でした。

真帆ママの野望とは?


⭐︎⭐︎⭐︎真帆ママには野望があります。
!(◎_◎;)

《食》の価値が下がっている今、《食》《農》《調理》の価値を知らせ、日本の食文化を未来につなげる! ことです。

現在、《調理力講座》を開催していて、そこで育って行く人たちと共に、《食》の価値や本質を広めて行きたい! のですね!

私も、調理力講座で、育ち中の一人です!!
*\(^o^)

調理の本質から離れた今のままでは、日本の食文化は消えてなくなってしまいます。

女性が忙しくなり、調理も時短しないと回らない状況。

今や、レンジは当たり前、下ごしらえにもレンジが登場します。

一人暮らしのキッチンは、台所なのに台もなく、調理なんてできません。

一人暮らしの人は、レンジ食か外食へ行け! と、言われているようなもの。

食べること自体は二の次になり、安い! 早い! を求めたり、逆にグルメに走って、栄養が偏ったりね。

一方、いわゆる意識の高い人は、オーガニックや無農薬の、良い食材を選びます。

真帆ママも一時、そうだったそうです。

良いものを選ぶこと自体は良いのですが、それも極まると、あまりよろしくない事態になります。

良いもの! 良いもの! と、求めて行けば行くほど、極端なものを呼び込みます。

良いものを選択しない人を批判したり、妙な優越感にかられたりします。

「あの人は、砂糖を摂ってるから、〇〇なんだ…。」
「良いものを選んでるんだから、感謝しなさいよ!」
「良いものを食べてるんだから、もうそれだけでOK…!」

あるいは、恐怖から良いものを選ぶ…

とかね…。

真帆ママにもそんな時代があったので、分かるんだそうです。

食材からエネルギーを貰うという感謝がなくなってしまう…。

毎日のことなので、《おごり》のようなものが出てしまう…。

そうなると、調理の本質も、食文化も伝えられません!

真帆ママの提案は、

「ほどほどに良いものを、感謝して調理する」こと。
「八百屋さんで、美味しそう! 新鮮! と思った野菜を、ありがたい! と、感謝して使う」こと。


《ほどほどな食材》に、次回取り上げる《重ね煮》を使えば、調理はもっと楽になるし、楽しくなります。

そんなんなら、続けられるでしょ?

続けることで、文化として繋がっていくのですね!

調理は、老若男女共通の生きるための科学です


調理は科学です。
誰にでもできます!!

例えば、中華味。
売ってる調味料じゃないとできないと思ってませんか?
売ってるやつって、結構な添加物が入ってます。

みじん切りのショウガ、ニンニク、長ネギを、ごま油で炒めれば中華味になります。

はじめは誰も信じませんが、作ってみて「ホントだ!!!(◎_◎;)」と衝撃を受けるそうです。
(≧∀≦)

調理のプロセスを辿ると、美味しいし、見えない添加物も取らずにすみます。

調理のプロセスを知り、自分で美味しいものが作れるようになって、人生が変わった人さえいます!!

プロセスを大事にしたごはんを、作れる人は作る…、

作れない人やその時間がとれない人には、食べたり買ったりできるお店がどの街にもある…、

街の台所をみんなで活用する。そういう社会にしたい!!

真帆ママの野望です!

素敵ですね!( ^ω^ )♡

つづく


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