Salon de Moulage

体裁断専門の個人指導の洋裁教室です。 洋服作りには欠かせないトワールを観る「正確な視覚」と「洗練された感性」の育成を目的とした、立体裁断専門の洋裁教室です。 <WEB>https://peraichi.com/landing_pages/view/salondemoulage

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体裁断専門の個人指導の洋裁教室です。 洋服作りには欠かせないトワールを観る「正確な視覚」と「洗練された感性」の育成を目的とした、立体裁断専門の洋裁教室です。 <WEB>https://peraichi.com/landing_pages/view/salondemoulage

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立体裁断専門の洋裁教室

Salon de Moulageは立体裁断専門の洋裁教室です。 洋服作りには欠かせないトワールを観る「正確な視覚」と「洗練された感性」の育成を目的とした、立体裁断専門の洋裁教室です。 立体裁断とは? 立体裁断は、パターンを引いてトワールを組み立てていく方法とは異なり、立体で組み立てたものを平面に置き換えていくパターンテクニックです。そして、作りたい洋服のイメージを布を扱いながら直感的に具現化することができます! 立体裁断で養われる視覚と感性 組み立てたトワールが良いのか?

    • 立体裁断と平面裁断のゆとりの入れ方

      1. 平面裁断(ヌード原型) *ヌード原型にユトリを入れる場合、洋服は第二の皮膚ではなく身体から離れ、身体の凹凸が少し緩やかになるので、前後AHにダーツ分量を逃し、脇線でゆとりを入れていきます。 残ったダーツ分量をデザイン線、シルエット、ダーツとして処理する。 残ったダーツをどのように処理するかは、レディースのパターン作りのポイントになります。 解決法として大きくダーツでの処理、シルエットへの展開、デザインでの処理などが挙げられますが、あまり一般的ではなく状況を見ながら「

      • アイテムによるスープレスの違い

        ワンピース 身体に近いラグランのワンピースですが、見ていただきたいポイントです。 前後身頃のスープレス、袖幅のユトリ、横から見たときの袖。前身頃はローサイドダーツでAラインのシルエットを出しています。このダーツは近年あまり使われなく残念に思っていますが、Aラインのワンピースにはとても便利な綺麗なダーツだと思います。 *袖はセットインの袖の見方と同じです。 タイユール スープレスを身体の面として捉えた代表です。 STUDIO KAKITA師の制作です。 ホームページで素晴

        • ラグラン袖パターン修正

          ラグランのコートは平面パターンからトワール修正をかけて製作しました。 ラグラン袖の傾斜角度について 立体裁断ではトワールの準備段階で、袖中心線(縦地)と袖幅線に45度の案内線を入れますが、45度の案内線が修正後、後ろ中心線に直角に入ります。 前身頃は肩線に平行くらいに入ります。 これはサンディカにいた時に習った覚えがあります。 前は平行ではありませんが近いかと思います。 角度を決める前後のネックポイントは肩ダーツ分量を決めるポイントでもあります。 パターンではダーツ分量

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        立体裁断専門の洋裁教室

          Soupless(スープレス)ってナーニ?

          立体裁断を学んでいた頃から、当たり前のように使っていた言葉ですが、フランス語の単語であり、一般的には使われておりません。 しかし、専門学校在職中はパリが本校のファッション専門学校ということもあり当時はそのまま、スープレス!スープレス!と言っておりました。 今もお教室で使っています。 日本語では「ユトリ」のことです。 服創りの手法として立体裁断に対し、平面裁断があります。 立体裁断でのユトリは胸幅線、背幅線でスープレスを入れますが、平面裁断のゆとりは、原型の脇線でユトリを入

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          マヌカンについて

          立体裁断には欠かせないマヌカンについてお話しします。 立体裁断の原型マヌカンは各種いろいろです。 各メーカーさんにより特徴があり、「これが絶対完璧!」というマヌカンはないと思っています。 使用目的によりマヌカンの選択、またトワールにパターンの基本操作が必要になりますが、これはマヌカンの特徴によりそれぞれ違ってきます。 基本的に立体裁断はヌードマヌカンに対しゆとりを入れヴォリューム、シルエットを加えていきますので、原型となるマヌカンはとても重要です。サイズはもちろんのこと、

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