独立において現実を見がちだけどやはり理想が大事
私は整体の仕事に就くときから独立を考え行動してきました。
経験を積む中で更に自分のやりたい事を自由に行うために、独立したいという思いは強くなっていきます。
しかし、実際に独立を実行しようとした時から経営という現実的な部分を考えてしまうようになります。自分のお店を続けて行くにはやはりお金も必要なため、より多くのお客様に来て貰うようにしたり継続してきて貰うことを考えていくようになってしまいました。
確かに必要なことではあるのですが、今になって考えるともっと早くその考えを捨てられていれば良かったと思うのです。
私は整体の仕事は技術職であり接客業では無いと思っていて、施術と説明と今後の話しだけをするシンプルな物にしたいのです。それで、お客様がまた来店して頂ければそれでいいしされなくても良いと思います。
また、体について悩み改善をしたいと考えているお客様だけ施術し、料金が安いとか近いからとか今すぐいけるとか何となくお店に来店されるお客様は、来て頂ければ売上は上がるかもしれないですが無理して施術する必要も無いとも思っています。その様な方々には私の施術よりもっと合うお店が多くあります。これはどちらが良い悪いのはなしでは無く、何となくいらした方に詳しく説明したり今後の話をしてもお客様はそれを求めてないと言うことです。
お金のために、お客様にとっても私にとっても合わないことは無理して行う必要は無いのです。
整体でこれから独立を考えている方がいらっしゃいましたら、自分の理想をしっかりと持つことをお勧めします。
最初は経営のことを考え色々な事をしても良いと思いますが、独立をした後からはお金とか評判とか知名度とかそんな物関係なく、自分の理想の仕事が出来るよう計画的に環境を整えていきましょう。
私は最近そのことに気づいて楽しく仕事が出来るようになりました。