【セラピスト向け】売れるオンライン講座作成・320のアイデア集
このnoteは「早くオンライン化しなければ」と焦燥感に駆られつつも、なかなかオンライン化に移行できないサロン経営者さんに向けて書かれたものです。
「ちょっとオンライン講座を作るのはハードルが高い」と考えているエステティシャン、整体師、リフレクソロジスト、アロマセラピストなどがオンラインへ移行する際の足がかりとなれば幸いです。
このnoteの最後に320通りのアイデアを記載しております。
【オンライン講座アイデア集】ですので、「どんな形でオンライン商品を作っていいのかわからない」というセラピストさんには、そのまま真似して使って頂ければと思います。
店舗を持つサロンがオンライン化するべき理由
なぜ店舗を持つサロンがオンライン化しないといけないのか?
それは時代の流れです!
…と行ってしまえば元も子もないのですが、時代の流れだから仕方なくオンラインに移行するのではなく、オンラインに移行した方が稼げるからオンラインに移行する、と考えた方が良いでしょう。
エステや整体というのは、お客様と1対1で施術をするいわば【労働型の収益】。
お客様と施術者が1対1なので、レバレッジが効かない上、施術枠にも上限が存在します。
エステや整体の施術から収益を増やすには、施術単価を上げるかスタッフを雇うしかないのですね。
私自身も延べで1万6千名以上施術をしてきたエステティシャンですから、美容家として自分のエステ技術に誇りを持っています。
なので、今まで培ってきた技術は捨てたくはありません。
そうであるならば、技術を磨き極め洗練させ、最上の技術としてそれがわかるお客様だけに施術をしたいです。
もちろんそれに見合った料金で。
一方で、世間ではNetflixやAppleミュージックなど低単価で大人数にサービスを提供するサブスク型のビジネスモデルが主流となってきています。
「店舗を持つサロンでもサブスクを…」と勇み足を踏んで《フェイシャルエステ受け放題!》みたいな自分の首を絞めてしまうサロンさんはさすがにいないと思います。
それでもあたりを見渡して見ると、それに近い形で「サブスクっぽい」儲からないビジネスモデルにわざわざ変えてしまっているサロンもたまに見うけます。
そもそも、技術者1人の時間を1人のお客様に使う必要があるエステや整体ではサブスクモデルは成り立たないのです。
では、店舗を持つサロンは、超高級化の道を選ぶか、低い単価のままで衰退していくしかないのでしょうか?
平凡な個人が大金を稼げる時代になった
お金を稼ぐことは【水を汲みに行く】ことによく例えられます。
バケツを持って川まで歩いて行って水をくんでくるのか?
それとも
水道を自分の家に引くのか?
もちろん、水はお金の比喩表現です。
蛇口をひねれば、いつでも水(お金)がでてくる仕組みを作るのが、経済的な自由と時間的な自由を作るための第一歩。
昔は、水道という仕組みを作って自分の家まで水道を引くのは大変な大工事でした。
でも今は、【水道という仕組み】を無料で貸してくれて、少し手間をかけるだけでそのシステムが使えるプラットフォームが登場しています。
今あなたが読んでいるこのnoteもそのプラットフォームの1つですね。
こうした文明の利器を使うことで、平凡な個人がたった一人で年商何千万円という大金を稼げる時代になりました。
そうした文明の利器を、店舗を持つセラピストさんにも使いこなして頂きたくnoteを書いています。
なぜセラピストはオンライン移行が進まないのか?
いつでも蛇口をひねれば水が出てくるような仕組みを作るために必要なのが、オンライン講座やオンラインコンテンツなのです。
しかしながら、多くの整体師やエステティシャンなど、お客様に対面で施術をする方は、オンライン講座やオンラインコンテンツの販売に対して抵抗感を抱かれる方が少なくないようです。
その理由の一つとして、オンラインでの講座は【五感】が一部制限されたり、【空気感】を読むことができないからです。
人間は大まかに下記のように3種類に分かれると言われています。
この3タイプは職業によって偏りがみられ、画家やデザイナー、カラーコーディネーターなどは視覚が優位な人、ミュージシャンや調律師などには聴覚優位な人が多いと言われています。
また聴覚優位な人は言語感覚にも優れていると言われていますね。
そして整体師やエステティシャンには、身体感覚優位な人が多いようです。
触覚や感情なども身体感覚に含まれます。
お客様の肌や身体に直接触れて施術をするので、身体感覚優位だというのもうなずけますね。
ちなみに身体を使うアスリートも身体感覚優位の人が多いようです。
さて「オンライン講座・オンラインコンテンツ」に話を戻しますと、ZOOMなどを使用したオンライン講座は「視覚」「聴覚」この2つの感覚がメインで進んでいきます。
五感は上記の5つですが、視覚、聴覚を除いた3つの感覚器がZOOMなどのオンラインではお客さん(生徒さん)と共有できません。仕事では「身体感覚」をフルに活用してきた整体師やエステティシャンにとっては非常にやりにくい状況ですよね。
香りを共有できないアロマセラピストもやりにくいですよね。
アロマ系のサービスをオンラインで提供する場合は、前もってアロマオイルをお客様へ送るなど工夫をされている方も多いようです。
工夫はしているものの、オンラインでは対面のように自由にサービスを提供しにくいという事実には変わりありません。
こうしたことがサロン経営者がオンライン化に移行しにくい原因の一つだと考えられます。
非常にやりにくい現状ではありますが、今の時代はオンラインが苦手だからオンラインはやらないともいってはいられないのが現実です。
そうだとしたら、オンラインのサービスは、サロンでの対面での施術の延長と考えるのではなく、サロンでやっている施術とは『別もの』と捉えた方がいいですね。
売れるオンライン講座とは?
売れるオンラインコンテンツとは何か?を考える必要がありますね。
オンライン講座やコンテンツは「型」がありますので、実は真っさらな状態の初心者の方が結果が出しやすかったりします。
「オンライン苦手だから、今まで全然手をつけてこなかった」
という方のほうが、かえって講座などは作りやすいと思いますよ。
セラピストの多くが苦手としているオンライン講座/コンテンツだからこそ、あなたが先陣を切って参入することで、その市場を独占する機会を得ることができるのです。
脱毛/美容機器メインのサロンもオンラインに移行しにくい
セラピスト/サロン経営者の中でも、ハイフやハイパーナイフ、脱毛の機械を使ったサロンは「何を講座にしていいのかわからない」とお悩みかもしれません。
機械は使わないけれど、エクステやまつ毛カール専門でやっているサロンもやりにくいだろうな、と想像します。
一応、YouTubeで【マツエク】と検索すると、『セルフマツエク/じぶんマツエクのつけ方』の動画はいくつも出てくるので動画コンテツとしては作成は可能です。
しかし、『セルフマツエク』をしたい人の根底には【お金を使いたくない】【安く済ませたい】という意識が流れているので、お金を使いたくない人はターゲットから外した方が良いかもしれません。
あなたのお客様になりませんから。
私にとっての『お客様』の定義は、『自分のやっている事業に利益を与えてくれる人』。
利益を与えてくれない人は、お客様リストからさっさと外してしまったほうが良いんですね。
YouTubeと有料コンテンツの大きな違いは『誰がお金を払うか?』です。
YouTubeの場合、YouTuberにお金を払うのはYouTubeを介した『広告主』です。
YouTubeの視聴者は基本的に無料なんですね。
だから、YouTuberとしては再生回数が回ればOKなのです。
一方、有料コンテンツの場合は、いわずもがなお客様(受講生)。
そのコンテンツの視聴者自身にお金を払って頂かなければなりません。
ですので、コンテンツを作成をする場合は、必ず「お金を払ってでも見たい人」をターゲットに組み込んでくださいね。
では、どうしたらいいのか?
その場合は、やはり『サロンでやっていることの延長線上』からいったん離れることをお勧めします。
繰り返しになりますが、対面の施術とオンライン講座は『別もの』です。
後ほど、サロンでやっていることの延長線上から離れた方が良い方のために、その方法を詳しく書いていきます。
その前に、オンライン講座やオンラインコンテンツの種類を見ていきましょう。
オンライン講座/コンテンツの種類
では早速、オンライン講座/コンテンツの作成に取り掛かっていきましょう!…と言いたいところですが、講座作成の取り掛かる前に、オンライン講座/コンテンツはどんな種類があるか押さえておく必要があります。
ここを理解せずにやみくもに講座を作ってしまうと、せっかくいい講座なのに売れなかったり、収益化にも問題が出てきてしまうのですね。
反対に、この商品の種類と使う場面をしっかりと覚えておくと、初心者の方でも高額商品を売ることができるようになりますので、非常に重要です。
ちょっと見慣れない言葉が出てくるかと思いますが、そんなに覚えることはないのでしっかりと把握しておいてください。
まず講座には下記の5種類のものがあります。
ざっと説明しますと、
【単発商品】→これはこの商品だけで独立したものとなります。
このnotoのような有料記事やUdemyの講座などが単発商品になります。
単発商品は単発商品として利益を得られる形になっています。
では、【無料商品】から下はどうでしょう?
実は、これらは【無料商品】から【バックエンド/ハイバックエンド】まで繋がっています。
この一連の流れ、【無料→集客→利益】となっているのにお気づきですか?
初めは無料のコンテンツで興味を持ってもらって、次に有料だけれど少額の講座を購入して頂く、そして、その講座を受講した人がより深く学びたいと思ったら、高額のバックエンド(利益商品)を購入して頂く流れです。
見ての通り、ステップバイステップという形、一段ずつ受講生と関係性を深めていく流れとなります。
ハイバックエンドはバックエンドより一層高額なものとなりますが、こちらはとりあえずはなくても大丈夫です。
受講生と信頼が深まってきたら、バックエンドをご提案してもいいと思います。
ちなみに私は、ハイバックエンドを【講師養成講座】と位置付けています。
受講生にしてみたら、教わる側から教える側への転身ですね。
ちなみに講座業界(?)では【講師養成講座】が一番儲かると個人的には思っています。
人に何かを教えて収入を得たいと思っている人たちなので、それに見合った投資をきちんとするのが【講師養成講座】のお客様ですから。
作る順番としては、【バックエンド/ハイバックエンド】から「逆算」して無料商品やフロントエンドを作ることをお勧めします。
講座/コンテンツのジャンルの決め方
さて、やっと本題です。
まずは何を講座/コンテンツにしていくか決めるところから始めます。
『今サロンでやっていることの延長線上で考えない方がいい』と前述しましたが、延長線上からコンテンツを作れる方はもちろん作ってかまいません。
延長線上でコンテンツを作りにくい方は、
こうしたものから選んでいきましょう。
今は自宅サロンを経営しているけれど、独立する前は企業で経理をやっていた方などは、『これからサロンを開業する人が最低限もっておきたい経理の知識』といったものも講座になると思いますよ。
また、痩身サロンを始めたきっかけが、自分が太っていた、ニキビで悩んでいたという場合も良い講座ができそうです。
まずは、コンテンツになりそうな項目を書き出してみるといいですね。
思いつくままに書き出してみたら、次は見やすいようにまとめます。
今回は【マンダラート】というものにまとめてみました。
マス目の中に文字が入っているのですが、ちょっと細かいので以下文字に起こしておきます。
今回はサロン業で扱うことの多い8つの項目でマンダラートを作成しています。
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