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『少女たちのお手紙文化 1890-1940展』に行ってきました!
町田市民文学館ことばらんどに行ってきました。12月の遠藤周作展に続き、2度目です。
うちには「『○○展』に行くときは『○○っぽい』恰好をしていく」という習わし(?)があるので(母発祥。母と私しか実践していない。)、今回は「少女っぽい」恰好をしていきました。
女学校ができたことによって生まれた「少女」の定義から、当初は「良妻賢母」(🤮)を育てるために生まれた「少女雑誌」の誕生についてなどから始まり、実際の手紙のやり取りも展示されていたのが興味深かったです。
展示の最後のコーナーには書き下し分がまとめてある冊子もあり、読めなかった内容も分かって面白かったです。恋の相談や病気の相手を気遣うものまで様々でした。
便箋やシールがどれもかわいく、切手の貼り方にまでこだわっていた少女たちがとても素敵だと思いました。少女たちに人気だった便箋のデザインをした作家として、中原淳一や竹久夢二などの名もあり、また、吉屋信子の名前もあってすべてがツボでした。タイムスリップして当時の文具を買いあさりたいと思いました。
展示は充実しているものの、規模はそれほど大きくないので分量が丁度よく、大変見やすかったです。
帰りに文学館の一角にある「喫茶けやき」で特別メニューであるスコーンセットを食べました。月替わりのジャムは、今月はブルーベリーでおいしかったです。
(自分用)お土産には蛇腹便箋と紅茶が入っているはがき「いっぷくだより」を購入しました。蛇腹便箋は、当時女学生に人気だった京都京極さくら井屋に対し、作家たちに人気だった榛原のもので、展示のなかにもたびたび登場していたのでGETできて嬉しかったです。
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ちなみに、私が最後に手紙を書いたのはかなり最近で、しかも大量です。(卒業に際し、クラスメイト全員、先生方、共に音楽をやっていた仲間たち総勢40名以上への感謝と別れのメッセージなど、手紙を書く機会が多かったです。)
ですが、展示を見て、やはりお手紙文化はいいなと思いました。私は、便箋や文具を選ぶところからすでに楽しいです。また書きたくなりました!