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飲酒や途中退席も⁈〜オーディオコメンタリー、収録してる側の人たち座談会〜
謎のタイミングで開かれた、弊社ミキサー陣による座談会。今回のテーマは『オーディオコメンタリー収録』。オーディオコメンタリー自体がアツい昨今ですが、収録現場はどうなのか?
おしえて!中のひとー。
私:オーディオコメンタリーの収録は、多いか少ないかで言ったら?
A♀:月に1本はある感じで…
私:それは多いのでは!
B♀:ほとんどがライブDVD(Blu-ray)ですね、舞台のDVDもたまにありますけど
私:さすが音楽モノが多いサルミックス。コメンタリー収録は3名前後のイメージがあるんですが、最大何名で収録しました?
C♂:7人ですね
B♀:ライブ系のDVDだと、バンド全員でコメンタリー録ることもあるので、大所帯のチームとなるとそのくらいの人数になりますね
私:無法地帯にならないんでしょうか…?
A♀:録る前にスタッフさんから注意事項が言い渡されて、あとは録るのみです。台本が無い長丁場の収録だけど、意外と話題は尽きないですよ
C♂:むしろ気にしなければならないのは、ブース内のセッティングとか。感染症対策でビニールシートをギチギチに張り巡らせて(笑)。熱気で暑いと思うんですが。あとはどうしても声が被るので…
A♀:ペンを回す音がずーっと被っていたりとか
C♂:最終的に出来上がったものが聞こえやすくなるように、そこはこちらとしての工夫が必要ですので、常に模索してます。センスも問われる作業かと
私:経験で培われるセンスもあるでしょうね。努力の痕跡はとても伝わりますが、基本的に演者さんには自由にどうぞというスタンスなんですね
C♂:僕はもう手放しで楽しんじゃってます。フェーダーからは手を離さないですけど
A♀:収録前からお酒飲む方もいますし、途中でトイレ行っちゃう方もいたり(笑)、でもそういうの含めて“生”感が大事だと思うので
私:その場の空気も活かすということですね。そしてその為にもコメントは聞きやすくと。
サルミックス自体、自由というか、枠の無い良い意味でゆるい空気感のスタジオですもんね
C♂:とにかく音を歪ませないように、そこは心掛けてやってます
A♀:あとは自由に気持ち良くやっていただければ
私:というわけで皆さま、楽しくコメンタリー収録の出来る我がスタジオへ是非!
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