始めなきゃ始まらない2019年#77.
こんばんは、アラフォーバリスタのsallyです。
関西もようやく梅雨入り。一昨日の大雨の中、といってもそこまで自分はびしょ濡れになりませんでしたが、梅田の蔦屋書店でおこなわれた大好きなニュージーランドのガイドブック『LOVELY GREEN NEWZEALAND』の著者である四角大輔さんのトークライブイベントへ行ってきました。
ここの蔦屋、初めて行きましたがすごいですね。広すぎて迷子なりました。真ん中が吹き抜けになっててそこで本読みながらスタバのコーヒー飲めたり、いろんな場所にテーブルと椅子があったり。雨だったからか、都会のど真ん中だからか、平日の夜なのに人・人・人。
楽しい空間ではあるけれど、ちょっと自分はしんどいかな・・と思ったのはさておき、この四角さんのイベントにトミーさんも登壇されるとあって、著者の二人からガイドブックの話が聞けるなんてレアすぎると思い、速攻で予約しました。加えて、トミーさんと四角さんの2ショットを観たい!という気持ちもあって。
それは、夢を実現した人の姿を見たいと思ったから。
自分の憧れの人と一緒に仕事ができて、隣に並んでるってどんな気分なんだろう。
トミーさんは、四角さんの『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』の本がきっかけでだったとこれまで何度も公言されています。
イチファンであった人が、数年後にこうして横に並んでるってまるでドラマのようですよね。でも、決してフィクションではなく、彼自身が一つ一つ着実に積み上げてきた努力の結果であることを、少なからず私は知っています。生き方、考え方、価値観など多くを学ばせてもらっていて、そのルーツである四角さんと共に拝見できる機会はそうそうないと思いました。
お話の中心はもちろんガイドブックの制作秘話。
あそこがよかった、ここが素晴らしいと、”最高!”という場所がいくつも出てきて選ぶのに難しかったことや、 実際に生活している四角さんだからこそ、日本人の感覚からみたこの国の在り方や人々の生き方、考え方、価値観などを語ってくださいました。
曲がりなりにも、滞在したことがある自分にとっては「へ〜そうなんだ」ではなく「うん、うん。私もそこが好きなんだよなぁ。そういう国だよね」とうなづくことばかり。聞けば聞くほど蘇ってくる感覚。
”ぜひみんなもニュージーランドへ遊びにきてね!!”
という話だけではありません。
このイベントではこんな問いが私たちに投げられました。
かれこれここ5年近くずっと悩んでいること。
四角さんは、大手レコード会社でプロデューサーとして働いていましたが10年前にその仕事を手放してNZへ移住されました。なんと、学生時代から将来はNZへ移住することを考えておられたとのこと。
生きていく上で衣食住をどのように整えれば
自然の中でも暮らすことができるか
目的が明確だったため、当時からミニマムライフコストを掲げ、身を以て体現して経験と実績を積み、自分のチカラで生き抜く術を磨き、お金を貯めてここぞというタイミングで決断されたそうです。
(実際、四角さんは森の中で自給自足の生活をされています)
その森の中で、畑仕事の他にPC一台で様々な仕事をリモートワークをされており、まさに”場所にとらわれない働き方”をされています。
本当に夢のような暮らし。
ああ〜すごいな。素敵だなぁ。と思うけど、同じような生活がしたいかと問われるとそういうわけじゃない。
・・・
・社員になると自分都合で時間を調整することが難しいから、アルバイトでいる。
・これからもNZへ行きたい。
・イベントの手伝いをしたり、参加したい。
・興味あることにトライしていきたい(今年は登山)。
↑これは今自分の中で明確に決まっていること↑
それじゃあ私にとっての【理想の働き方と暮らし方とは?】
▶︎自分がNZと出会えたことで、「今いる世界が全てじゃない。こんな世界、こんな生き方、暮らし方、価値観があるんだ」と思えて救われたから、窮屈な想いをしている人にこの国のことを知ってもらいたい。届けたい。
NZと日本を繋ぎたい。
・NZと日本をつなぐ仕事がしたい。
そしてNZと日本を行き来する暮らしがしたい。
移住が全てじゃないと思いから。自分にあった生き方がこれ。便利すぎる日本も好き。私の性格上、これが一番ストレスがたまらない方法。どっちもいいとこ取りをしたい。これは別に図々しくもなんともないと思う。外へ出てみたからこそ、日本の良さも知ってるつもり。だけどずーっと都会のど真ん中で働くのはすでにもう疲れてきています。だから暮らしの中にNZを置いて生活したいんです。
具体的に何ができるのか、どんなことをしたいのかはぼんやりだけど
だからこそ、それを見つけるためにいろんなイベントに行ったり、人に出会いたい。まずは知ることから・・・
周りの目や言葉ばかり気にして”自分”を生きていない人があまりにも多い。そんな私たち日本人に疑問を投げかける四角さんの言葉。
そこを考えるきっかけになったこのトークイベント。
自分の中で小さな火がついた時間でした。
表には四角さんのサイン。
裏にはトミーさんのサイン。(やっともらえた〜)
人生に偶然なんか実はなくて全ては起こるべくして起きた”必然”であると。
このタイミングを意義あるものに。
頂いたサポートは、次回のニュージーランドの旅でのカフェ代に当てさせていただきます。ニュージーランドでもっとコーヒー巡りがしたい!