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「不思議な薬箱」

こんにちは!
「不思議な薬箱」です。
効き過ぎたら毒、効かないなら役立たず。
薬は、用量を守って、正しく飲みましょう。
薬と人間のお付き合いは、介在する職業が、
シャーマンから、お医者さんになった現代まで、
長く、長く、つづいています。
これからも、適度に仲良くしていきましょう。
では、お薬箱を開けてみましょう。

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お薬番号・31

「角が生えてくる薬」

はい、角が生えたらどうしましょう。
昔の人は、何を考えて、
この薬を調剤したのでしょうね。
よくはわかりませんが、
このお薬を服用いたしますと、
角が生えてきます。
権威の象徴?
お洒落の追求?
理由はいろいろあるでしょうが、
このお薬の調剤法が発見されたのは、
プラハにあります、
別名、錬金術師の街です。
現在は、香水を売っているお店だそうですが、
ご先祖は、代々、薬を商っていたとか。
古い倉庫を建て直すために、
中に詰め込まれていた古物を整理していましたところ、
羊毛に包まれた巻物の管が見つかりました。
その中に入っていたのが、
このお薬の調剤法です。
中世ラテン語で書かれていたそうです。
では、調剤料をご紹介しましょう。

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お薬番号・31

「角が生えてくる薬」

はい、角が生えたらどうしましょう。
昔の人は、何を考えて、
この薬を調剤したのでしょうね。
よくはわかりませんが、
このお薬を服用いたしますと、
角が生えてきます。
権威の象徴?
お洒落の追求?
理由はいろいろあるでしょうが、
このお薬の調剤法が発見されたのは、
プラハにあります、
別名、錬金術師の街です。
現在は、香水を売っているお店だそうですが、
ご先祖は、代々、薬を商っていたとか。
古い倉庫を建て直すために、
中に詰め込まれていた古物を整理していましたところ、
羊毛に包まれた巻物の管が見つかりました。
その中に入っていたのが、
このお薬の調剤法です。
中世ラテン語で書かれていたそうです。
では、調剤料をご紹介しましょう。

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「角が生えてくる薬」処方

鹿の角の粉末・・・・・・・・・・・10g
老雄羊の角の粉末・・・・・・・・・10g
セイヨウヤドリギの実・・・・・・・5粒
ズルカマラの根汁・・・・・・・・・10㏄
イヌホオズキの実・・・・・・・・・5粒
岩塩・・・・・・・・・・・・・・・5g
セベタイの頭骨の粉末・・・・・・・10g

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諸注意
角、骨は、しっかりと砕いて、
細かい粉末にしましょう。
セベタイの生態は、あまり知られていませんが、
蜂蜜や糖蜜などの甘い物を使って誘き寄せます。
上手に罠を仕掛ければ、
手酷い抵抗を受けずにすむでしょう。
舌下に毒腺がありますから、
くれぐれも噛まれないようにご注意を。

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備考欄
角が生えるのは、まあ、わかりましたが、
いったい、どのような角が生えてくるのか?
実は、この角は、その人の持つ性によって変わるとか。
たとえば、善なる性である場合と、
悪い性では、生えてくる角は、
変わってくるわけです。
どちらにしろ、角ですからね。
人目を引くこと間違いなしですし、
ともすれば、かなり好奇な目で見られるでしょう。
実は、この角。
生やすに相応しい理由が一つ。
この角を切り取り、
粉末にした物を純鉄の鍋で煎って、
ベルテーンの夜に服用すると、
万病を完治させると言われているのです。
まあ、生やした人の病に限定されますが。
つまり、不治の病から救われるための方法というわけです。
権威やお洒落のためばかりではないということですね。
さて、あなたには、どのような角が生えてくるでしょう?

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