合格までにかかった費用
勉強を始めてから合格するまでの約2年間、どれだけの費用がかかったのかを計算してみました。
中小企業診断士試験は、一次試験で7科目、二次試験で4科目あることもあり、それぞれテキスト、問題集、過去問などなどかなり出費がかかります。加えて受験料も高く、多年度となると受験するたびに負担が増えていきます。
私は基本的にあまりお金をかけずにコスパ重視で勉強していきたい性格で、予備校に通うことはおろか、模試の活用も最低限にしていました。
(模試に関しては、時間的に取り組む余裕がなかったというのも大きいです)
テキスト類も経営法務など最新版が必要なもの以外は、中古本で勉強をしてきました。
なので、合計してみると比較的安価に勉強を進められた方だと思います。
一次試験
経済学・経営政策 4,850円
財務・会計 6,375円
運営管理 4,323円
企業経営理論 3,950円
経営法務 9,210円
経営情報システム 3,051円
中小企業経営・政策 7,780円
模試 12,700円※2年分
受験料 29,000円※2年分
合計 81,239円
二次試験
テキスト類 11,400円
受験料 17,800円
合計 29,200円
収支計算
費用 110,439円(一次+二次)
収入 15,675円(テキスト類販売)
93,300円(会社補助)
収支 ▲1,464円
想定以上に安価だった
会社からの補助(受験料の補助や資格取得祝い金等)が大きかったのもあり、トータルで見ると約2,000円の費用負担で終えることができたようです。
勉強に費やした時間は多かったですが、あまりお財布は痛んでいなかったのはラッキーでした。
費用だけみても約110,000円というのは安価な方かなと思います。
とはいえ、「あまり費用をかけたくない…」という理由でテキスト類を買うのをケチるのはお勧めできません。
結果的に私は安価で済んだものの、苦手な科目に関しては問題集を急遽増やすなどしました。
費用をかけないようにした結果、合格できずに何年も…というのが一番コスパが悪いです。苦手な科目には投資する、独学が無理だと思ったら予備校に頼る、等それぞれに合ったやり方で進めていただきたいと思います。
それでも、勉強にウン十万円かけるというのは簡単なことではありません。
そんな時はフリマアプリ等で中古本をゲットするのもありだと思います。実際私は、最新版でなくても大丈夫な科目を調べて、少し版の古いテキストを使ったりしていました。
読めないくらいの書き込みがあったり、状態が悪いものはさすがに買いませんでしたが、少しくらい書き込みがあったり、解説にマーカーが引いてあるくらいの問題集は購入しました。