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南信州の森の奥にあるカフェで、至福のイングリッシュアフタヌーンティーを堪能しました

中学校で国語を教えています、といです。

東京で学生をしている娘も夏休みに入り、帰省してきました。
そこで、ずっと行きたかったけれどご無沙汰してしまっていた森の中のカフェ、
tearoom シャムロックコテージさんに行ってきました!

南信州の高原の森の奥にあります。

こちらは、本格的なイギリスのアフタヌーンティーやブレックファーストを楽しめるお店です。
予約が必要ですが、静かなひとときを過ごすためにみんなが協力している、大切な一手間です。

このお店では、紅茶やコーヒーを注文すると、そのお茶やコーヒー豆にまつわるストーリーを丁寧に説明してくれます。
担当は店主♂さん。優しい語り口で、紅茶の抽出時間の3分に魔法をかけてくれます。

娘の紅茶、「ルフナ」。
今はもう存在しない地名が、お茶の名前として残っているんだそう。
私が注文した「キャンディー」。
癖がなくスッキリしているので、まずはストレートで。


今回は娘にアフタヌーンティーのセットを予約してありました。
私はその場で、クランペットを注文しました。

ときめく〜!
1段目、ミニクランペット、チーズケーキ、
綺麗なゼリー。
2段目.プレーンスコーン、いちごジャム、
2日間かけて作るクロテッドクリーム。
3段目、キッシュ、ハムときゅうりのサンドイッチ。
ベーコンとチーズのクランペット。
シロップをかけて、甘じょっばさが最高!

お料理は店主♀さんの担当です。
何もかも、本当においしい!
おばあちゃんから譲られた食器たちも素敵です。

最後に出していただいたコーヒー。

このコーヒーの豆は、湖の近くです採れたものなんだそうです。
そういうストーリーをお聞きすると、ソーサーの水色が湖に見えてきます。
店主♂さん、吟遊詩人のようです。

窓辺の空き瓶さえ絵になります。

店内に置いてあるひとつひとつのものから、店主ご夫妻が大切に選んで置いてあることが伝わってきます。

写真は撮りませんでしたが、店内のテーブル、窓辺、暖炉、すべてにこだわりがあります。

暑い一日の最後、夕立がやってきそうな夕方でしたが、ときめきと癒しをいただいて帰ってきました。


さて。
実はこのお店の店主♀のFちゃんは、派遣社員をしていた頃の元同僚です。

仕事をしながら、私は教師になりたくて通信の大学で勉強していて、
Fちゃん(と、ご主人)はカフェを開業したくて貯金したり他のお店で修行したりしていました。

夢に向かって頑張っているときに知り合って、
今はお互い夢を叶えて再会できているのは本当に幸せなことだなと思います。

あの頃、私は会社を辞めて教師になるなんてもったいないと周りに言われていたし、
Fちゃん夫妻もトラブルに遭って苦労していたそうなので、
会うたびに、頑張ってよかったね!という気持ちになります。

たまーにしか訪れていませんが、単に素敵なお店でリフレッシュ…という以上の、新しい気持ちになれます。
初心を思い出して明日からも頑張れる、みたいな。


誰にとっても、優しい気持ちをもらえる素敵なお店です。

近くにお越しの際は…というか、このお店に行くために、この森の中に出かけてみてほしいな、と勝手に思っています。

森が雪に覆われる冬はお店はお休みなので、
暑さが落ち着いた秋に、どうですか?




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