娘の成人のつどいに向けて準備する④つまみ細工の髪飾り、ラスト!
1.これまでのあらすじ
専門学校2年のウチの娘は、今年20歳。
東京に住んでいますが、住民票は移していないので、来年の1月にウチの村の「成人のつどい」に出席する予定です。
振袖やら写真撮影やらの準備は終わり、今は髪飾りをつまみ細工で作っています。
今回は、ついに髪飾り制作ラストです。
(これまでの顛末は、こちらのマガジンに入ってます)
今回は小さめのコームとUピン3種類という、割と難易度低めのキットです。
それではいってみましょう!
2.よくある質問「どれくらい時間かかるの?」
つまみ細工が趣味だと話したり作品を人に見せたりすると、だいたい聞かれるのが
「これ、どれくらい時間かかるの?」です。
当然一日では作品は完成しないけど日数で答えるのはなんか違う。
かと言って制作中に時間を計っているわけでもないので、質問に答えられません。
というわけで、今回は工程ごとにかかる時間を計ってみることにしました。
①布を切る
今回のキット1回に使う布はこれくらいですが、だいたい1時間かかりました。
繊細なちりめんを使うので、線を引いたりロータリーカッターでカットしたりするのも時間がかかります。
②土台を作る
この土台の上に花びらを配置していきます。
針金を切って先端を曲げる→型紙を切る→型紙と同じ大きさの厚紙を切る→厚紙のパーツに穴を開ける→厚紙、針金の先端、型紙の順に重ねてボンドで留める→完成!という流れです。
ひとつの髪飾りにつき10個以上の土台を使うので、これも1時間くらいかかりました。
③花びらを配置して、花にする
写真に8輪のお花がありますが、全部で2時間でできました。
花びら1枚は「丸つまみ」という一番簡単なつまみ方なので、正方形の布から花びらとして土台に貼るまで30秒くらいしかかからないのです。
めしべとおしべにあたる部分は、ペップというパーツをボンドで固めたものです。
その作業に意外と時間がかかります。
ボンドが固まるまでの時間は含めていません。
こちらは1時間。
お花の数は少ないですが、布を2枚重ねてつまむ「二重つまみ」というつまみ方をしていたり、
花びらを2段に配置したりしています。
奥の3つは花びらを桜の形に成形しているので、さらに大変。
今回のメインのお花(4段重ね)と葉っぱの写真は撮り忘れましたが、これは合わせて30分くらいでした。
④全パーツを組み合わせて、髪飾りパーツに取り付ける
これまた工程の写真はありませんが、土台の針金をいい感じの角度や長さになるように折り曲げて、フラワーテープで巻いて固定します。
さらにししゅう糸で巻いて、髪飾りパーツに取り付けたら出来上がり!
30分くらいかかりました。
⑤合計時間は…
今回のキットの制作時間は、合計すると6時間!
キットは3回分あったので、全部で18時間かけていることになります。
結構かかってますね。でも楽しい時間なのでよし!
3.全キット、完成〜!
それだけの時間をかけて作った、娘の成人式髪飾りセットは、こちら!
結構な量ですね…。達成感はものすごいです。
しかし本当に全部、頭に乗るのでしょうか。
なぜなら娘は先日、髪を切ってしまったから!
うーん、映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の浜辺美波さんくらいのショートです。
毎日ワカメを食べさせる必要がありそうです。
頑張れ、娘の毛根!
以上、成人式に向けての髪飾り作りでした😆
これまでのお話、記事でいくとこちら。
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