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ビッグワードを砕いたら「楽しい人生」が何か分かったお話

【こんな方を元気にしたい】
・何かにぶつかるたびに悩みすぎて疲れてしまう
・実は自分の価値観がよく分からない

「あ、この資料もう少しいい感じにしあげといて」
「ランチの予約しといてよ。なんか、雰囲気よくて美味しいとこと!」

会社でこんなこと言われたことはありませんか?

いや、いい感じって何ですか…?私の中ではもういい感じですが…?
雰囲気よくて美味しいところって…好みも誰がいくかも予算もわからないのにどう予約しろと…?

こんにちは。営業おかぁちゃんです。
こんな曖昧な指示をうけたら、思わず怒り出したくなってしまいますねよね!(私だけでしょうか?)ここで出ている言葉はいずれも「ビッグワード」とよばれる曖昧なもの。進むべき方向や解釈はその人によって大違いです。

しかしみなさん、意外と気がつかなうちにこういう「ビッグワード」を使っています。仕事でではありません。それは自分自身に対してです。

今回は「とにかく楽しく生きたいです」と言っていた私が、「楽しい」を分解することで自分の気持ちに気がつけた。そんなお話です。

【3行おまとめ】
・ビッグワードを分解すれば価値観がわかり、判断に疲れなくなる
・ビックワードの背景にあるものは本当に人それぞれ
・ビッグワードを分解することで、眠っていた気持ちに気が付ける

◼️ビッグワードを分解すれば再現性がうまれる

そもそもなんで「ビッグワード」を分解しなければいけないのか。
その理由は単純明快。「再現性がうまれる」からです。

私たちは日々何かを取捨選択して生きていかないといけません。そんな時に毎回1つの選択の選択肢に対して判断基準を一から考えていたらとっても疲れてしまいますし、時間がいくらあっても足りません。

そんな時自分の価値観を細分化しておければ、選択することがものすごく楽になります。また同じような課題にぶつかった時に迷わず行動がとれるようになります。

ビッグワードを認識し細分化することは、選択の連続である人生を「時短」するのに非常に有効な手段なのです。

◼️例:「ワインがおいしい」の背景は人それぞれ

「ワインがおいしい!」と言われた時、「おいしい」はビッグワードです。その中には個人の好みが隠れているからです。そしてそれは「味」だけでなく複雑な要素が絡みあってきます。

過去に私が「ワインがおいしい」という言葉について周囲の人に聞いた時あがってきた内容を例に出してお伝えします。

私の場合:
渋めの赤ワインが好き(味)。仕事を早上がりして、昼間〜夕方のオフィス街、しかもテラス席で飲んでいたらよりおいしい(場所・時間)。ワインに詳しい人と一緒だったらより美味しい気がする(人)。

友人Aの場合:
おいしいのはイタリアの白ワイン(産地)。夜に行きつけの店で一人で飲むのが一番美味しい(場所・人・時間)。合わせるものはあっさりめのチーズ一択(味)。

友人Bの場合:
ワインだったら何でも、どこでも、誰と飲んでもおいしい!!!

このように「おいしい」と一言で言っても隠れている背景はこんなにも違うものです。

もし自分の「おいしい」が具体的にわかっていたら、どのワインを選べばいいか、どこで飲めばいいの、誰と一緒にいればいいかについて、毎回に悩む必要がなくなりますよね。

また、その中でも大切な順番がわかれば、何を妥協できて何ができないのかを選び取ることも簡単です。

◼️細分化/具体化の方法

では「細分化/具体化」ってどうやるのでしょうか?
方法はいくつかありますが、私がオススメしているのは以下のいずれか、あるいは組み合わせて行うことです。

  • 「why」を5回繰り返す

  • 5W1Hにそって考えてみる

  • その単語を口にした時浮かんだイメージ画像を書き出してみる

  • 他に人に「××ってどういうイメージ?」と聞いてみる

また、1つの側面からだと細分化がうまくいかないことも多いです。そういった場合は複数の事象に対してこの方法を試すことで、共通点をあぶり出していきましょう。(楽しい!おいしい!と思ったものをいくつか集めて、それぞれを細かくしていくイメージですね。)

ちなみに私はイメージ先行型の人間なので、3つ目が最も具体化がうまくいきます。

◼️事例:私にとっての「楽しい」とはなんだったのか

私は常日頃「楽しく生きたい」というワードを使います。コーチングを受けていてもいつも大体この言葉にたどり着いていました。

しかしこの「楽しい」、究極のビッグワード!!笑
私はこの言葉に上記の方法で何度も何度も向き合うことで、今では以下のように解釈しています。

営業おかぁちゃんにとっての「楽しい人生」とは

  • インプットもアウトプットもできる

  • 目の前の人や周囲の人を元気にすることができる

  • 自分の好きなことを知っている

  • 健康で動き回ることができている

  • 人より少し語れる何かがある

なので、私はこれからもnoteを続けるでしょうし、コーチングも「この人を元気にしたいなぁ」と思いながら続けるでしょう。元気がなくなったら自分の好きなものを思い出したり筋トレをしたりしてテンションを上げていくでしょう。

ビッグワードの具体化はこんな感じで、「本当に好きなもの」であったりとか「この先どうしたらいいのか?」と思った時の指針にすることが出来るのです。

◼️ビッグワードを砕いて自分の気持ちに気づこう

仕事で使うのは避けたいビッグワード。ご自身の人生の指針をたてる時にも是非同じスタンスで向き合ってみてください。

そこにはきっと、隠されているおかぁちゃんの気持ちが眠っています。隠された気持ちに気がつくと視界がひらけ、1つ1つの行動への向き合い方・考え方も変わってくるでしょう。

明日も全国のおあかぁちゃんが、ご自身の気持ちと一緒に人生を歩んでいくことが出来ますよう、心よりお祈り申し上げます。


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