141(18/11).AI導入/生成AI✕セールスコンサルティング[中小企業向け]AI導入手順、タスク時間の見積もり
結論、まだ、生成AIではない。あまり気に進まない作業?
前回は、
タスク分解の具体的な例をいくつか見ていきました。
今お伝えしているのは、業務効率化という話ですから、
これまでにもお伝えしている通り、自社の業務をタスクに分解します。
そしてそれぞれが、どれくらいの時間を掛けているか、現状を把握する必要があります。
その際に、ですが、注意しなければならないことがあります。
その業務は、本当にそれだけの時間が掛かっているのか。という観点です。
その観点で見た時に、いくつかの点で確認しておく必要があります。
まず一つ。人によるムラ。
全く同じタスクなのに、
Aさんがやると3時間なのに、Bさんがやると、4時間半掛かる。Cさんは、6時間?も掛かっている。
この場合は、必ず何らかの原因があるでしょう。
これは、タスクの内容により異なってきますが、
通常、おおむね5時間掛かるタスクで、人による違いが15~30分以内程度なら、誤差とも言えるかもしれません。
しかし、2時間で終わるタスクで、人による違いが30分なら、それは問題だと捉えるか?
それぞれの内容で、見方は変わってくるでしょう。
まずはその、人によるムラがなぜ起こっているか。
上記例で言えば、実は、
Aさんが、極めて優秀なため、超効率よく進めているのかもしれません。
その業務を一人で担当している場合でも、上長などが確認しておくことも必要かもしれません。
いずれにしろ、人による作業時間のムラという観点も認識しておくことは重要でしょう。
二つ目は、次回。
今回は、以上。