宗教も使うマインドコントロールを会社に導入する
世の中にはいろんな組織がある。
仏教やキリスト教、イスラム教などのメジャーな宗教も組織。教祖が存命で過激な信仰を強いているカルト宗教も組織。
私たちが育ってきた学校という存在も組織だし、学級(クラス)も組織。部活動も組織だし、大学のサークルも組織。
組織、組織、組織。
意識してみればそこかしこに組織(早口言葉)。
そして組織には大なり小なり”組織の倫理・ルール”というものがありますね。
イスラム教において、豚は不浄なものであるから食べてはいけない。
ヒンドゥー教において、牛は神聖なものであるから食べてはいけない。
仏教においては基本的に肉食をしてはいけない。
上司の横にあるハンコはお辞儀をしているように傾ける
メールを送った後に確認の電話をする
有給休暇を取得するのは怠け者だけ
こんな感じで、組織の外の人間からすると「なにそれ?意味あんの?」と思うようなルールであっても、内部の人間は倫理・ルールを守るんですよ。
この構造を成長に寄与する形で自社に適用できたら素晴らしいですよね?
ダラダラと給料をもらうためだけに働く社員が減って、会社の成長にコミットする社員が増える。
独立志向のスタッフが減って、会社に心酔してがむしゃらに働くスタッフが増える。
「そんなうまい話があるわけーー」
あるんです!実例なら既に見せました。変わった風習・儀礼・禁忌を遵守させる宗教、坊主にするなど身体的なところにまで口を出す部活動、合理的ではないマナーを強いる会社。
これを応用すれば、十分に可能なんです。
今回のスモビジ大全は「組織的にマインドコントロールを活用するやりかた」について解説していきます。
こんな悩みがある人におすすめ
社員の自主性・主体性にかけており効率的に働いてくれない
日々の業務に活気がなく、社員の意欲が感じられない
スタッフの離職が多くて採用・研修コストが高い
企業のカルチャーが浸透しておらず、まとまりがない
リーダーに相応しい人材が育たず、いつまでも自分の稼働が減らない
やりがいをもって、お客様のために能力を発揮して働いてくれる社員が欲しい人はぜひ読みましょう。面白いよ。
裏話:書くかどうかを1年以上悩んでいた
実を言うと一年以上、この記事を書くかどうかを悩んでました。
だってなんか、怖いじゃないですか。組織的にマインドコントロールをするとか。倫理的に使わないとカルト宗教的なムーブができちゃいますし。
でもよく考えたらそんなことで悩む必要なかったんですよ。
私がコンテンツにしなくてもCIAによる洗脳のレポートやマインドコントロールに関するレポートは誰もがみれる状態にありますし、東大が感覚遮断に関する論文なども出してます。
探してみれば洗脳、マインドコントロールに関する情報はそこら中にあったんです。
こんな木っ端なニュースレターが「応用しやすそうな形」に整形して出したところで問題ないに違いません。
だって、読者の皆さんは倫理的に使ってくれるでしょうからね。
併せて読むのをおススメするコンテンツ
今回の記事は以前紹介した自己洗脳のコンテンツの発展版だと思ってください。併せて読むと理解が深まるのでおすすめです。
【前提】マインドコントロール自体に善悪はない
まず、大前提ですがマインドコントロールそのものは善でも悪でもありません。
何か胡散臭いようなダークな印象があるのは、マインドコントロールが悪用された事例だけがニュースなどになっているからです。
マインドコントロールが良い方向で使われているとき、私たちがそれに気づくのはかなり困難です。「マインドコントロールによって素晴らしいボランティア活動を行っている方たちです」なんて報道がなされることはありませんから。
信仰をもっている人たちにマインドコントロールによって「坊主頭にしている人たちです」とか「肉食をしてない人たちです」とか「日没まで断食をしている人たちです」なんて取り上げられることはないんです。
悪く使われた時にだけ報道されるから悪いモノだと誤解しているだけ。
"マインドコントロール"というワード自体が胡散臭いのも良くないですね。本来、マインドコントロールは日常に溶け込んでいるもの。
業務時間外に自己研鑽している人が多い会社、働く人たちが満足していたらそれはハッピーなことだと思いませんか?
"たまたま"、マインドコントロールと同じやり方が使われていたとして、それは悪なのでしょうか?犠牲者もいないのに?
コーチングに申し込んで、成長にコミットしたくなった、新しい環境にチャレンジしてみたくなった。幸せになるのであれば喜ばしいことだと思いませんか?
マインドコントロールに善も悪もありません。ただ、人を変える技術だと理解してください。
いい方向に使えばメンタリングやコーチングになりますし、悪い方向に使えば洗脳になるでしょう。
善い方向に活用する前提で紹介します
今回マインドコントロールの手法を紹介するのはあなたの組織の人間が「幸せに働く」ためです。
そんな人は居ないと思いますが、不幸にするために使ってはいけません。なんの得にもなりません。
みんながみんな自由にやりたいわけじゃないですからね。個人的には90%以上の人間は「やることを指定される、管理される」方が幸せですし、力も発揮できると思います。
なので、社会をよくする方向に今回のコンテンツを活用していきましょう!
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