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2025年以降、会社員はどうしたらいい?何が価値を持つの?

新年あけましておめでとうございます。

一発目のスモビジ大全ですが、まだお正月気分が抜けてない人がほとんどで重めの記事を公開しても誰も読まないので今日はサクッと読めるコンテンツにします。

2022年8月末にStability AIがStable Diffusionという画像生成AIを公開してから生成AIは進化し続けています。

中でも皆さんになじみ深いのはChat GPT, Claude, Geminiなどの文章生成AIでしょうか。2024年12月にOpen AIから発表されたo3(推論モデル)なんかはやばいですよね。多くの分野で博士号レベルの思考能力をもつ、人類のほとんどよりも賢いレベルになっちゃいました。

1発の推論をするのに15万円(1000ドル)だとか言われてますが、そんなの関係ありません。技術的進歩によってコストも下がる可能性が高いですからね。

2025年はいよいよ「やばいAIができた(ガチ)」という年になりそうな気配がします。

そうなったら我々凡人はどんな変化に巻き込まれるんや?どうしたらええねん?ほんで「頭の良さ」に価値がなくなる未来にどんなスキルの価値が高なんねん?ということについて考えを述べていきます。

ほんと数分で読めるのでぜひ(全文無料です)。


JTC勤めの会社員はどうなる?

結論、そこまで変わらないでしょう。

その非効率さなどから揶揄されることが多い立場ですが、揶揄されるレベルの非効率が逆に功を奏していくと考えています。

もともと非効率でブルシットジョブ(クソ仕事)をやっている人が多く、仕事っぽいことをしている人に給料を支払う余裕が出来上がっているのです。

人と人の間でビジネスが決まったり、利権で固まっている市場に対して頭が良いAIが「こうすべきです」なんて言っても意味がないですからね。

AIを使って多少仕事が効率化されることはあるでしょうが、「あぁそうですか」くらいの変化にとどまる気がしています。

中小企業勤めはどうなる?

結論、トップ次第で180°行く先が変わる。

良くも悪くもトップの影響力が強い中小企業では「これ、AI使った方がええやんww」となったら一部の優秀な社員+AIの組み合わせだけが残る可能性が高いです。

一方で、トップがそのあたりに忌避感を持つ場合は変わらないでしょう。ただし、競合がAIを導入して効率よく事業をぶん回すようになったらその影響で割りを食う可能性があります。

スモビジオーナー(もしくは志望者)はどうしたらよい?

結論、活用しないのは論外。

仮に業界が「AIとかしゃらくせえわ。ビジネスっちゅうのは人と人でやるもんや」という業界であっても社内の雑務や見積もり業務などAIが活用できるところは沢山あります。

スタッフに時間とAIサービスの有料アカウントとゴールを与えて「このAIを使ってこのゴールを達成しろ」みたいな感じで指示を振っていき「初手でAIを活用するのが当たり前」という文化を作れたら相当伸びると思います。

とはいえ最後は「泥臭さ」が大事になってくるのは変わりないので現状AIがまだ進出できないアナログの付き合いを大事にしていくのが良いでしょう。

学生はどうしたらよい?

結論、わからん。

少なくとも「勉強ができる」ことの価値は下がります。一方で、「勉強すらできない」人に対する評価がすぐに変わることはなさそうなので一旦学歴を獲得するというのは悪くない戦略だとも思います。

未来が不確実なのは今に始まったことではないので「AIを活用しながら学歴を身に着ける」、「人として魅力的になる」、「学生のうちにしかできないことをやる」とかですね。

特に「人として魅力的になる」は何がどうあがいても今後Tier1のスキルになるので「良い奴だな」と思われる行動をとりまくろう。

「人を動かす」は神本だと思うので、これを擦り切れるほど読んで実践してください。

スモビジ的な観点で行くと、AIを使ってクラウドソーシングとかでフリーランス的な稼ぎ方をしてみるのも面白いでしょう。

これからは頭の良さではなく”アレ”を高めるべきでは?

AIの方がはるかに知性が高くなる時代が来ます。というよりもほとんどの人間にとっては既にAIの知性の方が高い。

そして、AIがさらに発展し、世間に浸透してきたら「頭が良い」ことの価値は相対的に下がります。

しかし、価値が下がらないどころか高くなるであろうスキル(と呼んでよいのか)も存在します。

人間の偏愛ですね。異常性です。

例えば、ジャパニーズウィスキー山崎でブレンダーをしている輿石さんはプールに1滴のウィスキーでも見分けがつく。そんな嗅覚と味覚を持つとされています。

味覚を保つために夕食はオリーブオイルと塩だけのサラダとうどん。

それをずっと続けている輿石さん。

分からない"違い"に大金をはたくのがニンゲンである

はっきり言いますが、輿石さんがどれほどこだわって作っていたとしても、その違いを明確に分かる消費者なんてほぼいません。価値が100パーセント伝わることはないのです。

しかし、それでもこだわる。その異常性に価値が生まれるのです。

現代アーティストが作る絵もそう。ここに1滴だけ絵具が追加されて何が変わるのか?そんなの見てる側は分からない。でも、その違いにこだわる。

消費者の感性がトップ生産者に追いつくことはこれからもないでしょう。いくらクリエイターが細部に神を宿らせてもそのすべてを理解できる鑑賞者は現れない。

しかし、違いは分からないのにトップの作り手が作ったものには高い値が付く。

それが現実。それでいい。

言ってしまえば、人間は「こだわり」や「異常性」が好きで金を払っているのです。異常なこだわりによって生まれる質の差に金を払っているわけではありません。

2023年、2024年とM-1グランプリを史上初連覇した令和ロマン。連覇した後にボケの高比良くるまさんが書いた「漫才過剰考察」という本を読みました。

タイトルにもある通り「漫才を過剰に考察」しています。漫才なんてふざけたモノなんだから考察すること自体が過剰なんだよと高比良くるまさんは述べていますが、その過剰さが刺さる人がいるんです。

忙しさにかまけて捨ててきたモノが宝物だったのかも

受験で忙しいからゲームは制限しよう。

研究が忙しいから映画を観ている時間なんてない。

仕事が忙しいから本を読む暇なんてない。

生まれてから今まで「やらないといけない(と思わされていた)こと」に追いかけられてきた人は多いでしょう。

その過程であなたは沢山の偏愛のタネを捨ててきたはずです。握りしめていたはずのタネを捨てていくうちに、いつしか捨てるタネはなくなっていく。

本当はそのタネこそが、これからの世界で価値を持つかもしれなかったんです。

今からでも遅くありません。これから先、ちょっとでも「好きだな、面白いな」と思ったモノには時間を使ってください。それも能動的に。

作られたものをただ受け取るだけでなく、自分なりの意味を見出して発信してみてください。

誰かがみたら「なんでここまで考えてんの」、「なんでそこまでするの?」と思われるくらいの偏愛を持ってください。

【まとめ】いい奴で変な奴は価値が高い。

いくらAIが進歩しようと人間は人間が好きです。

「いい奴」の価値はこれからも一生価値を持ち続けるでしょう。人を動かすを読んで実践してください。

「変な奴」のこだわりはこだわるほどに価値を増します。異常な愛を肯定してください。

偏愛を持った人、ぜひ参加してください。

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