見出し画像

ライティング力を底上げする手引書1~あなたが書けない真の理由

この記事をセールスライティングが苦手なすべての人に捧ぐ。

という心意気

「知らなかったのか……?ライティングからは逃げられない……!!!」

あなたがスモビジをはじめたいと思っているのであれば、ライティングからは逃げられない。

なんせ、ライティングの能力がないということは売れなかったときに「商品に魅力がないのか」、「伝え方が悪いからなのか」の区別がつかない。

だから無駄にあがくし、すぐに諦める。

嗚呼、かわいそうな起業家たちよ……。

そもそも課題も抱えていない顧客に対してムリに商品を売り込もうとして。

嗚呼、かわいそうに。

商品の魅力を伝えられていないだけなのに、歩みを止めてしまったなんて。

今回も、どちゃくそに良い内容になったので期待して最後まで読んで欲しい。恐らく、読み終わる頃には「ライティングが苦手で……」なんて思っていた自分をぶっ飛ばしたくなると思う。

今回の内容を忠実に実行することで、検証に足るライティングができるようになるし、それに付随して営業自体のスキルも上がるだろう。

ただし、なんかよくわからん細かいテクニックや「誰でも売れるようになる魔法の文章構成!」みたいな話ではない。

あなたに必要なのはテクニックや売れる構成なんてノウハウ知識ではないことが理解できると思う。

先人(屍)から学べ

幸い?なことに、起業という道のりには多くの先人たちが存在している。

毎週金曜日には取締役会でゴルフをしているような先人から、事業が継続できず屍になった先人まで幅広くね。

先んじて失敗してくれている人がいるのであればココから学ばない手はない。そうだろう?

「外注する」なんて甘い考えは捨てよ

いま、資金はあるから外注すればいい、なんて頭をよぎってないか?

冒頭でも述べたがライティングからは逃げられない。

あなたは「自分はライティングが下手だからうまい人に任せればいい」なんて考えているかもしれない。

しかし、私の経験上「ライティングが下手」という自己認識は間違っていることが多い。

いや、ライティングが下手なのは事実なのだが「ライティングが下手」なだけではないのだ。

外注にて「ライティングが上手い人」を探そうにも、恐らく探せない。なぜならあなたに足りないのはライティング能力だけではないから。

文章が書ける人を雇っても売れるようにはならない。そして、高い金を出してセールスライティングができる人を雇ったとしてもワークするかは分からない。

飛び抜けたコネと時間があるなら外注しても問題ないが、これから起業しようとか、事業を伸ばしていこうと考える人が外注するのは悪手なのだ。

残念なことに、その先に希望に満ち溢れた世界は存在していない。

なぜならあなたの事業に最も感じているのはあなただから。商品の魅力を見つけ出して伝えるモチベーションも、リターンも最大限に持っているのはあなただ。

だからそう、外注の先に待っているのは高層ビルの間をつなぐ鉄骨を渡り切って初めて成功がつかめるような、そんなデスゲームの世界。これが現実だ。

おまえもしかしてまだ「AIがあるから」なんて思ってるんじゃないかね?

「幽遊白書」12巻より

確かに、昨今の生成AIの進化は凄い。物凄い。驚愕の一言では言い表せないくらい凄い。

だけど、これまた残念なことに生成AIがすべてを解決してくれる可能性は低い。私の知り合いにはかなり高精度なセールスライティングができる魔法のようなマニュアルを作っている人がいる(希望者には売ってくれると思うので欲しい人がいればDMして欲しい)。

確かに、そのマニュアル通りやればかなり良いレベルのライティングができる。詳細は避けるが、それでもまた万能ではないのだ。

「名著を読んで、あとは実践」って思ってた

スモビジ大全ではこれまでセールスライティングに関する記事をほとんど書いたことがない。

なぜなら、世の中にはライティングに関する名著が沢山ある。私が書かずともはるかに優れたものがあるならそちらを読めばいい。

わざわざ最も貴重なリソースである時間を使ってまで「ベネフィットが大事なんです」なんて書く意義が感じられなかった。

恐らくオリジナルのフレームワークであるDRIRECについては筆を執ったがそれは自分の中で整理する意味合いが強かった。

実際、私のライティングに関する体系的な知識は書籍から学んだものがほとんどである。

だからこそ、ずっとこう考えていた。

「名著を読んで、実践したら身につくっしょ」と。

だからクライアントである事業オーナーにも「この本とかオススメなんで読んで、実際に書いてみたらいいと思いますよ」とオススメしていた。

添削しているなかで急に覚醒するのが普通だと思ってた

実際、クライアントから上がってくるライティングを添削を繰り返してアドバイスをしているうちに、ある日突然「あれ、なんか直す部分が少ないな」と思えるようになるタイミングが来るのだ。

だから「実践で使えるライティング力」とは暗黙知でしかなく、明確に教えることはできないのだと思っていた。

でも、誤解だった。

最近、覚醒したクライアントについて考えている中で、ほんのちょっとだけ分かってきた。

なんで、急に覚醒したのかとか。セールスライティングって何なのか、が。

かといって「これを読めば誰でも億万長者になれる!」みたいな楽で凄いテクニックが見つかったわけでもない。

今この文章を書いているのは自分のため。

正確にいうと、今後私と契約するクライアントに渡して、添削の工数を下げるため。

冒頭でも述べたように「これをやれば読まれる!テクニック30選」みたいなものでもないし「売れる構成」みたいな話もしない。原理原則にフォーカスした内容です。

原理原則の話しかしないから、退屈だし「え、こんなものかよ」と思う人もいるかもしれない。

でも、それでいい。原理原則がほかのテクニックに紛れてしまうよりもよっぽどいい。

先に結論だけ述べておく。セールスライティングに必要なのは、文章を書くスキルではないっぽい。

そう、文章力や国語の点数が低かったとかはあんまり関係ない。

目的を達成するために書かれたすべての文章に使える

スモビジ的に受けがよさそうなのでセールスライティングという単語を使っているけども、目的を達成するために書かれたすべての文章に使えると思う(多分)。


すべての駄文は似ている。名文はそれぞれ異なる理由で名文である。

すべての幸せな家庭は似ている。不幸な家庭は、それぞれ異なる理由で不幸である。

レフ・トルストイ著「アンナ・カレーニナ」より

トルストイはこのように述べているが、ことセールスライティングに限って言えば逆だと思う。ダメな文章にこそ共通する部分があり、素晴らしい名文は様々な理由が重なって良い文章になっているのだ。

文章力は関係ない

「文章力がないんです……」

「国語が苦手で……」

セールスライティングができない人の話を聞くと、このような悩みを吐露してくれるが、まったく問題ではない。

実のところ、"文章力"のせいでセールスライティングが上手くならないというのは勘違いでしかない。少なくとも、私が普段接している人たちは頭も良く、ビジネス的な文章力に疑問を持つことはない。

しかし、セールスライティングが上手いかと言われると個人差がある。

そう、セールスライティングができない本当の要因は別にある。

セールスライティングができない本当の要因

セールスライティングができない本当の要因ーー

ここから先は

9,977字 / 1画像
この記事のみ ¥ 1,980
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

サポートしたつもりで身近な人にプレゼントして上げてください.