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「まだ東京で消耗しようよ。」スモビジ起業で使える”会社員”という最強の属性

「まだ東京で消耗してるの?」

「私は死んだ顔して通勤電車にのるサラリーマンになりたくなかった。」

「ブロガーとして個人の力で稼いでいきます!」

「これからは個の時代。大企業に居るからと言って安心とは限らない!」

「これからは信用経済。個人の信用が大事になる。」

などなど。なにかとマウンティングされがちなサラリーマンですが、私は言いたい。「サラリーマンこそ最強のカードである」と。

今回の記事は「本業があるからいきなり独立は難しい。」と思っている人に向けて、「めちゃくちゃ再現性の高い超低リスクな副業→起業のやり方について」お伝えしたいと思っています。

もうね、いきなり独立なんてするもんじゃないですよ。スタートアップなどと比較すると低リスクで起業できるスモールビジネスが好きなあなた、その方針を大事にしましょう。

取る必要のないリスクを取って失敗するなんてバカらしすぎます。「サラリーマンよりフリーランスの方が倍以上稼げる!」とか言ってる人が居ても無視してください。そいつらはサラリーマンの持っているアドバンテージについて理解していないだけです。

「これからは個の時代!サラリーマンをしているよりも個人に影響力がつく時代が来る!」と抜かしている人には憐みを持ってあげてください。自ら毒虫の壷に手を突っ込んだ人たちです。

会社の看板というレバレッジを使って影響力を付けるチャンスを棒に振るようなことはしないでください。

「このまま会社員をやっていて良いのかな?」と不安に思った時にはこのnoteを読んでください。本当の意味で低リスク起業を成し遂げましょう。

サラリーマンとは最強の属性である。

もしあなたがスモールビジネスで起業して低リスクで安定した収入が欲しいならば、少なくとも事業が軌道に乗るまでは会社員を絶対にやめないでください。

夢を壊すようで申し訳ないのですが、いくら本気でコミットしたところで1ヶ月や2ヶ月で成果が出るような事業は中々ありません。

会社から給料をもらいながら、あなたがオーナーの事業を作っていく。日本においては、これが最も再現性高く、低リスクで起業する方法です。

あなたが思っている以上に会社員は守られています。

急な病気で働けなくなっても「傷病手当金」として給料の2/3程度の収入が保証されますし、有給休暇もあります。子どもができれば産休・育休も取りますし、何よりサボっていたとしてもめったなことでは解雇することができないのです。

上の記事を引用しますが

高知放送の宿直のアナウンサーが2週間のうちに2度の寝坊をしてしまい、放送が出来なくなるという事故を起こし、それを理由に懲戒解雇されたことによる地位確認(解雇無効を主張する)請求を行った事件です。

2週間のうちに寝坊によって放送できない事故を起こしたことは、客観的合理性も社会的相当性もありそうに感じますが、裁判は最高裁までもつれ込み、最終判決は上告人(高知放送)の上告棄却でした(アナウンサーの解雇が無効になった)。

2週間で2回寝坊していても客観的合理性・社会的相当性がなくクビにできない。それが日本です。経営者からしてみると非常に厳しいルールですが、労働者からすると非常に恵まれています。

「うちの会社は有給休暇を全部消費できないし、育休・産休も取れない。」という方もいることでしょう。そんな方は次の事実を認識してください。

法律より上位に来る社内規則なんてない。

有給休暇や育休・産休というのは認められた権利です。確かに、取りづらい雰囲気の会社もあるでしょう。しかし、会社の空気などに流されて自分が持っている権利を捨てるのはあまりにも愚かな行為です。

例えば月の給料が48万円(標準労働時間160時間)の人が居たとして、1日の有給休暇を使い切らなければどのくらいの損失になるかご存じですか?約3万円です。※

※計算方法
時給=48万円÷160時間=3千円
1日分の給料=3千円×8時間=2.4万円
休日手当で1.25倍になる会社ならば2.4万円×1.25=3万円

年間10日間の有給が使わずに消えていけば30万円のお金を失っているということになります。会社の空気とはあなたの持っている30万円を捨ててまで守らないといけないものですか?

優良企業に勤めていて「空気を読み続けること」が出世につながる。だから俺は空気を読み続けるんだ。と言う方はどうぞそうしてください。

しかし、副業で事業をしている以上は必ず所属企業へのコミットとあなたの事業のどちらかを選択しなければならない時が来ます。その時、所属企業へのコミットをするのであればそもそも独立するのが向いていません。

副業の時間が取れないから会社を辞める→最悪の意思決定

「副業する時間が取れないから会社を辞めようと思うんです。」と言う方が偶にいらっしゃるのですが、絶対にやめてください。最低の意思決定です。

そんなレベルの意思決定力の人が自分の事業を作ろうとしているなんてギャグでしかありません。

1日8時間労働、8時間睡眠という健康的なスタイルを貫いたとしても残り8時間はあります。※

※家事とかご飯の時間は?と思うかもしれませんが、切り詰めればそこまで時間を使うものではありません。

休日を全て自分の事業のために使うと考えれば本業よりも時間が使えるはずなんです。それなのになぜ時間が無いなどとのたまうのか?

これまた謎の空気を読むからです。絶対残業しないパーソンになれば良いじゃないですか。産業医などに相談して残業をしないようにしてもらえばいいじゃないですか。

気まずいだけでしょ?あいつ使えないなぁと思われたくないだけでしょ?

合法なのに、気まずい・使えない奴と思われたくないといった見栄のために取れる選択肢を捨てる人は覚悟が無さすぎます。

ましてや自分の見栄のために会社を辞めて副業の時間を創り出そうとしているなんて……。そんな人が成功するわけがない…。

あなたの人生に空いた時間なんて存在しない。

「時間がない…」人が副業を成功させるために知っておくべきタイムマネジメントという記事でも述べましたが「あなたの人生に空いた時間なんて存在しません。」

YouTubeやTikTokを見たり、インスタ・ツイッターで時間を無駄にしていることはあるかもしれませんが、それは空いた時間ではありません。"無駄にしている時間"なのです。

今の人生に「自分の事業を作るための時間」が存在しないのであれば、あなたが無理やりにでも創り出さない限り、これからも事業を作る時間ができることはありません。

残業をしない、有給休暇等の制度をフル活用するのはそのための行動の一つです。クビにされない日本において、毎月給料をもらいながら自分がオーナーの事業を作る。日本に生まれたという利点を生かして起業をしていきましょう。

サラリーマンの優位性を使いこなせない人がオーナーとしてやっていけるわけがない。

分かりますよ。「そうはいっても、有給を使うのは気まずいし、育休・産休をフルでとるのは難しいし、残業をしないってのも中々できることじゃない……。」というお気持ち。

ただ、あなたの手札に最強のカード「サラリーマン」があるのに、それを捨てて縛りプレイをするほど、事業構築が得意なんでしたっけ?

気まずさが原因で会社員を辞めたくなる人が、気まずい交渉とかできますかね?

上のnoteにも金持ちになるための条件を書きましたが、結局のところ、覚悟が足りてないだけです。

サービス残業なんてしてる奴は事業家として失格

当然ですが、仮に残業をすることになったとしても必ず残業代は請求、もしくは記録しておいてくださいね。

8時間を超過した分は1.25倍、それに深夜勤務(22時~05時)が重なれば1.5倍以上の単価になります。基準時給3,000円ならば普通の残業で時給3,750円、深夜残業で時給4,500円となります。

この時給単価でサービス残業をしている人は「いくらのお金を捨てているか(会社に貢いでいるか)。」を把握してみてください。

そんなお金があるなら自分がオーナーの事業につぎ込むべきだって小5でも分かりますよね?

自分がオーナーとなる事業にこそコミットすべし

もちろん、会社員としての時間をさぼってしまえというわけではありません。企業の中で働くことで身に付くスキルは確かにあります。

しかし、「毎月何十時間も残業をしてしまい自分の事業のために時間が取れない……。」こんな状況にはならないように、ということです。

あえて会社との関係性を悪くする必要はないですが、独立してスモールビジネスオーナーになりたい。と考えているのに言われるがまま残業していたらビジネスオーナーへの道が遠くなるだけです。

あなたはこれから事業家として身を立てていくのですから、リソースの配分についてはよく考えてください。

よくある質問:

ここからは、サラリーマンが副業的にスモールビジネス起業を目指す際によく聞かれる質問について回答していきます。

Q1「ブラック企業勤めなら会社員を辞めても良いですか?」

何度も言いますが、会社員を辞める選択肢は基本的にプレイングミスです。なかには「確かに、そんな会社で働き続けるくらいなら辞めたほうが良いかもな」という人もいます。

例えば、ブラック企業勤めの人。

有給取得ができない、育休・産休も取れない、サービス残業あたりまえ。それなのに手取りが20万円以下。みたいなブラック企業に勤めてしまった人も、「退職」よりも「転職」を先に考えるべきです。

ブラック企業勤めの人がとるべき行動

「法律より上位に来る社内規則など存在しない」ということを何よりも先に思い出してください。

先ずは証拠集めです。有給を取ろうとした記録、育休・産休を取ろうとした記録、残業をした記録、全て集めてください。

裁判になったときに証拠として使える記録の種類などは検索すれば出てきます。

違法行為が多ければ多いほど、脅しもとい交渉の際のカードが強くなります。サービス残業をさせられたときには「ブラック企業貯金」をしているとでも考えて下さい。最後にまとめて請求しちゃいましょう。

え?うちの部長は怖くて、有給の申請をしようものなら最悪殴られるかもしれない?殴られた後、必ず病院に行ってください。診断書を取って刑事事件にしましょう。もしくはすぐに警察を呼びましょう。

「あいつはヤバイ奴だ。」と評判になって腫れ物扱いされるかもしれませんが、殴るような奴の方がヤバイですし、ブラック企業でまともに働いている人の方がヤバイので安心してください。

証拠集めと並行しながら転職活動をしましょう。え?時間がない?だから、洗脳され過ぎですって、どうせやめるんですから気にしても意味がありません。定時で上がっても良いですし、有給をとっても構いません。

無事に新しい会社が決まってブラック企業を辞められるとなった場合も、サービス残業代の請求を求める行動を起こしてくださいね。本来あなたが貰うはずだったお金です。

金融公庫から創業融資を受ける前にブラック企業貯金箱は壊しておきましょうね。

闇金ウシジマくんより

搾り奪れるところからはたっぷりいただきましょう。

Q2「フリーランスとして活動するのはどうですか?」

独立するだけの力があって、既に発注してくれるクライアント候補も居る。独立初月から150万円以上かつ継続案件がある。という場合なら考えても良いかもしれません。

ただ、フリーランスとしての働き方はあくまでも労働者が会社員とは別の形を取っただけにすぎません。サボれば評価が下がって、案件が切られるかもしれませんし、働けなくなれば当然給料がもらえません。

そのことを理解した上でフリーランスとして活動するのは良いかもしれません。

※いきなり独立するよりも副業フリーランスとして、本業終わりなどに案件を受けるところから始められればいいですね。

フリーランス→スモールビジネス起業のケーススタディ

他にも参考になるケーススタディは沢山あるので過去アーカイブから無料部分だけでも読んでみてください。

Q3「どの事業でスモールビジネス起業すればいいか分かりません。」

コレもよくある質問ですね。答えなんてないので、とりあえず以下のnoteを読んで頂ければと思います。

需要が有るようならジャンルを絞って(例えばスクール事業など)どういう形で見つけていくか?などをまとめようかなと思います。

Q4「副業的に始めたいけど時間がありません。」

本文中にどうすればいいか書いてます。副業に時間が使えるようにまずは定時退社する人間になってください。絶対定時で帰るパーソンになりましょう。その後は以下noteを読んでください。

Q5「1年間でどのくらい稼げるようになりますか?」

二度とこの質問をしないでください。どんな事業を、どのくらいの資金を投じてやるか、市況はどうかなどによって変わります。

あと、悲しいですがセンスがない人は自力で一生懸命頑張っても稼げるようにはなりません

Q6「スモールビジネス起業に向いている人はどんな人ですか?」

簡単に言うと、将来の利益のために今頑張れる人です。言い換えると「怠惰を求めて勤勉に行き着く」人です。

哲也−雀聖と呼ばれた男−より

悲しい話になってしまいますが、楽して稼ぐことを目標にしてしまった人はことごとく情報商材屋さんにお金を貢ぐだけの結末に終わっています。

楽して稼ぐことよりも、苦しくないこと、やってて楽しいことで稼ぐという視点を持った方が良いでしょう。

Q7「どのくらいの資金があればスモールビジネス起業できますか?」

やろうと思えばゼロ円でできます。情報発信であれば無料でできますよね?勉強のための書籍代くらいはあっても良いかもしれないですが……。

当然ですが「何で起業するか?」によって変わります。

物販であれば基本的に仕入の代金が必要になりますが、予約販売や無在庫販売であればキャッシュフローの「入り」と「出」が逆転してくれるので小資本からできます。ただし、認知を集めるための活動として広告を使うことが多いですね。

やりたいスモールビジネスが決まれば自動的に必要な金額は決まるので、悩む必要はありません。やりたいスモールビジネスがない。って人はとりあえず今ある資金でできるスモールビジネスを探してみればいいと思います。

まとめ:会社を辞めるな!

スキ・おすすめしてくれると嬉しいです。

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