【ゼロから学べる広告運用4】問題には解決すべき順番があるって話
四作目です。前作はこちら
前作(三作目)のふりかえり
LTV、ライフタイムバリューを理解しないまま広告で集客しようとすると利益率は下がるし、広告を出すほどに赤字が増えるし、機会損失も生まれる。ということの解説をしました。
「LTVってどんな風に役立つの?」という事例の紹介から、「サブスクをするならLTVが数倍になるべきだよね」って話、「作りたての事業でLTVを推測する方法」などまで解説しました。
いくら「LTVは計算できるようにするべき!」という話をしていてもどうせやらない人がほとんどなんだろうなぁ、と虚無を抱えながら執筆していました。
「やれよ!」
いつかあなたが商品を作って、「なんか思ったより利益が残らないな……」とか「あれ、これ黒字にならなくね?」と思ったときに読みかえしてください。
今作(四作目)で学べること
広告で思ったように利益が出ないとき、最悪なのは何が問題か皆目見当もつかないことです。
「広告を出せば売れるだろう!」→爆死、そして何が原因か分からない。
冗談のような話ですが、本当によくある話です。
本当はめちゃくちゃ苦労して良いクリエイティブ、広告セットを作っているのに、初心者が見ると、「広告はなんでも売れる魔法のツール」かのように見えてしまうからかもしれません(もしくは商売を舐めすぎてるやつが多いか)。
今作では「思ったようにいかないときの問題の切り分け方、解決する順番ってのがあるんだよ」って話をしていきます。
広告を出して赤字。嫌になってあきらめたところ、あとになって”そもそも売れる商品コンセプトじゃなかった”ことが判明する。みたいな悲しい体験したくないですよね?
このnoteをしっかり読んで、他人事だと思わず備えてください。正直な話をすると広告運用をするときに限った話ではありません。
【大前提】本noteで扱う"広告"に関する定義
私たちスモールビジネス事業者が出す広告は「レスポンス広告」と呼ばれる消費者に行動をとらせるための広告です。「イメージ広告」のようにブランドを創り上げるためのものではありません。
そのため、スモールビジネス大全で"広告"と書いている場合、原則としてレスポンス広告を指しているとお考え下さい。
初心者が見落としがちな「商品コンセプトは検証されている?」という視点
広告で売ろうとしている商品、キチンとコンセプトの検証は終わっているんでしょうか?販売チャネルとして広告を使おうとしているのにコンセプト検証ができていないなんて言語同断です。
焼き肉をするのに、肉を用意していないくらいにあり得ません。
「コンセプト検証をするために広告を出すのはイケナイの?」
「え、コンセプト検証をするために広告を出すのはダメなんですか?」と聞かれることがあります。
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