Saldra

VTuberの運営を行っていました。

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最近の記事

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技術を試すな、技術を使え

ここ半年の中で、自分が一番衝撃を受けた記事が出てきた。 中々攻めている記事なのだが、この記事がいままでで一番、自分が危機意識を持つきっかけになった記事だった。このまま技術を試して、面白いね〜では駄目だ。技術は「誰でも使えて、少なくとも作品を作れる」レベルまで持っていかないと腐る。 ここ一年、様々な技術が出てきた。下記ツリーにまとめているが、少なくともテキストからイラストや音楽が作れて、イラストから動画が作れて、歌詞はChatGPTで作れて、歌詞をテキストアニメーションにで

    • 26になった

      24歳から25歳になった僕へ。なんとか生きています。新しいことに取り組めているかはわかりませんし、時代の変化に対応できているかもわかりませんが、一応AIの界隈にはまだ席があるようで、日々楽しく過ごせています。まぁそこまで不安に思わなくてよいですよ。金はなくなります。 20代を折り返し、気がつけば26になっていた。大きく変動した1年ではあったが、大きく前進できた1年かはわからない。プレイヤーで居続けることはできている、躍進できたか?うーん。 ひとつ、自信を持ち始めたことがあ

      • 5000字で振り返るサルドラの2024年上半期総括

        はじめに2024年も7月に入り、一年の半分が過ぎた。 2024年の大目標は「創る人を創る」、中目標は「技術の一般化を進める」と「アプリケーションレイヤーでの実装をもっときちんと深ぼって考える」だった。今回の記事はやったことを月ごとに振り返って、最後にこの大目標に沿ってたかを確認する。 月毎の振り返り1月 「アプリケーションの実装」と「コミュニティ運営」と「AIキャラクター」の三要素を主軸に考え始めた一ヶ月だった。これは現時点でも主軸の三要素になっていて、まだまだ荒削りだ

        • 一万字で振り返る2023年のSaldraと、来年の抱負

          はじめにこの記事はSaldraの2023年の振り返り記事です。やってきたことベースで書きつつ、ちょこちょこ私見やその時思ってきたことを書ければと思っています。 まず、自分のアウトプット量をざっくり見てみます。 記事 : 29記事 (zenn:10,Qiita:8,note:11) 登壇(プライベート、仕事含む): 12回 LT主催: 3回 オフイベ主催: 3回 商業本 : 1回 寄稿(インタビュー形式) : 1回 軽い記事を沢山出すこともできるので活動量が多いことが誇れ

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        技術を試すな、技術を使え

          AIAD offline #1 レポ

          2023/12/13にAIADというAIコミュニティの忘年会がありました。 基調LTと懇親会で構成されていたので、それぞれ雑多にメモしたものを書きます。また、忘年会終わりに二次会があったので、そこで出た話題となんとなくの私見をメモしておきます。 LTmah_labさん「みんな今年はAIで人生変わったよね」 会社も仕事も何もかも変わってしまった。「LLM無職」が流行したレベル。 思い出をmah_labさんの呟きから振り返ってみるLT。 2022 12月 ChatGPT登場

          AIAD offline #1 レポ

          「え~あい部」を発足させました!

          ようさん氏 と「え~あい部」を発足させました。様々な切り口からのAIイベント開催を目的とします。コミュニティというわけではなく、イベントのブランドみたいなものだと思ってください。 「AIキャラクターオフ会」や「AI Agent MeetUp Tokyo」と、Meetupをようさん氏と一緒にやっていたのですが、「どうにも毎回切り口を変えるからイベント名が統一しないよね」という話になりました。じゃあハッシュタグを統一させることでわかりやすくしようとなったわけですが、折角なら可愛

          「え~あい部」を発足させました!

          「AITuberを作ってみたら生成AIプログラミングがよくわかった件」が発売されました

          「AITuberを作ってみたら生成AIプログラミングがよくわかった件」が発売されます。9日発売なので、この記事の公開時点でKindleの方はもう読めるはずです。多分日本初か世界初のAITuberの商業本です。 この本は様々なツールを用いて「AITuber」という存在を作っていく、「Python入門本」になります。もう一度言います。この本は「Python入門本」です。厳密に言うと「プログラムの入門サイトは終わらせたくらいの人が勉強するための」本です。つまり、この本に最先端の高

          「AITuberを作ってみたら生成AIプログラミングがよくわかった件」が発売されました

          25歳になった

          月日が経つのは速く、20代の折り返し地点についに来てしまった。17の時、25歳を想像し「分別のつく大人ではないか」と思ったが、いざ自分がなってみるとそんなことはない。多少の変化はあるにせよ、17の自分と地続きだと思った。 せっかくなので20を振り返ってみる。2018年に20歳だったので、ちょうどバーチャルYouTuberのオタクをしていた。大学は文系で社会学が好きで、社会学とバーチャルYouTuberを混ぜた怪文書を先生に送りつけたりしていた。 21-22にかけて、VTu

          25歳になった

          【第1回】生成AIなんでもLT会 レポ

          2023/09/23に開催された、「【第1回】生成AIなんでもLT会」に参加したので個人的な備忘録としてまとめておきます。 個人的に聴きながらまとめたものなので、いくつか理解が間違っている可能性があります。 みけたこ氏「iOSでStable Diffusion」課題感 生成AIサービスを作るとGPU費用がえぐい!リクエストがあろうとなかろうと、コストがかかってきてしまう。 ローカルで動かすようにしてみる こちら側がGPU資源を持つのは厳しいので、ローカル生成をしたいが

          【第1回】生成AIなんでもLT会 レポ

          LLM Lounge by masuidrive in Shibuya #3 レポ

          7/20にmasuiさん主催のイベントがあったので参加してきました。 相変わらずの大人数だったので、あくまでも自分が見聞きできた範囲であることをご了承ください。 AITuberの話(恒例) 毎回話してるので割愛しますが、今の側面から見たAITuberはやはり限界があると思う、企画に対してエンジニア工数はがっつり取ってられない、別の方向性から責めないと業界全体が干上がりかねない、という話をしました。 キャラクター戦闘力発展して「キャラクターの知名度及び地力である『キャラク

          LLM Lounge by masuidrive in Shibuya #3 レポ

          AIAD offline #0 参加レポ

          discordコミュニティ「AIAD」の第一回オフ会に参加させていただきました。 全員LTタイム全員5分LTをするという、カジュアルながらもストイックなオフ会だったと思います。自分は「AIの技術、全部追うのは正直キツくない?」という話をしました。熱意ある人達を目の前に中々意識の低いLTになってしまいましたが、最近思っていたことでもあったので自己紹介代わりのLTとしては良い発表にできたかな〜と思っています。発表に対し、AITuberの記憶部分はもう少し精度は良くできそうである

          AIAD offline #0 参加レポ

          LLM Lounge by erukiti #1 in Ningyocho 参加レポ

          7/12に開催された「LLM Lounge by erukiti #1 in Ningyocho」に参加しました! https://twitter.com/erukiti/status/1673295941535924224 今回は今までとは違い、がっつり技術について語るというよりはAIを取り巻く周りの話が多かったかと思います。取りあえずツラツラと書きますね。 LLMと職 自分も該当者ですが、意外とLLM転職、離職者がいました。きっかけはそれぞれですが、LLMに興味を持

          LLM Lounge by erukiti #1 in Ningyocho 参加レポ

          ChatGPTのCode Interpreterを触ってみて思いを馳せる

          以下記事を見て触発されたので、自分も行ってみる。 まずは以下から。 コード生成以下の数字の分だけ数字を足し、その数字が素数かどうかを判断してください。d9mns2567H_tdVHur3tnKnW8b6g67p3mRDPJD48ZKmus_Aea9F7rKLU3gprn 個人的には「あいまいだった部分はきちんと確認を取ってから生成してくれる」という部分が嬉しいですね。これだけでも「要件作成における人間の不完全さ」を感じられる。 要件追加「2567」のように、連続した数

          ChatGPTのCode Interpreterを触ってみて思いを馳せる

          第二回あいちゅーばー開発者オフ会 レポ

          第一回に引き続き参加してきました。 あまりがっつり告知も打ってなかったのですが予想以上に開発者が集まり(前回30人前後、今回は予約時点で40人弱)、Meetupとしてもかなりの大きさになってきたのかなと感じました。まだまだ人数は増えていくだろうなという気持ちと、これくらいが一番皆と話しつつワイワイできる限界量になるよな~とも感じています。それなりに色々な話の輪に勝手に入り、話を聞いていたはずなのですが、全員とは話しきれませんでした。なので、この記事はあくまでも自分が聴いてい

          第二回あいちゅーばー開発者オフ会 レポ

          新社会人三年目の節目におけるメンタル状況と転職について

           早いもので、自分が社会に参画してから丸2年が経った。上記の記事は入社して2週間ほど経った時のもので、研修期間だったはずだから仕事という仕事はしていないはずなのだが、そもそも時間に制約がなかった学生から変化した直後ということもあり困惑していることがわかる。下記はその一年後の自分だが、これを書いて一か月後にChatGPTが出てからまた時間の悩みが増えることになる。 https://qiita.com/sald_ra/items/5061f8df15eaeecfe685 今で

          新社会人三年目の節目におけるメンタル状況と転職について

          【個人開発】AITuberの手紙を封蝋し、ファンに発送してみた

          AIに配信をさせる『AITuber』を作ってから、早四か月弱が経過した。 この後、コミュニティを作ったりLTに登壇したり主催したり色々やったわけだが、結果として今自分が辿り着いた場所は「手紙と封蝋」だった。 AITuberはVTuberの文化を一定受け継いでいるので、やはり配信が多い。 コメントをプロンプトと共にChatGPTのAPIに読ませ、対話結果を配信ソフトに載せれば良い。 ただ、皆やっているから他のこともやりたくなった。折角「AITuber」の定義がまだ皆の中で確

          【個人開発】AITuberの手紙を封蝋し、ファンに発送してみた