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カマタ・ブングジャム#18潜入レポ(2024年8月17日)

ブングジャム、というイベントがあるらしい。

ボールペンを煮込んでジャムを作るのだろうか。材料はゲルインクだろうか低粘度インクだろうか。はたまた怪しげなDJが善良な市民を文具好きに洗脳するのだろうか。

その謎を解明すべく、我々探検隊は蒲田へと向かった…

はい。ということでね。
文房具好きな人って実在するんだなって思いましたね…
※三周くらいまわって普通の感想

最初ふざけましたが、このあとはダラダラジャムジャムとしたヲタテイストの文具話が2,000文字は続きます。興味のある項目だけ見ていただければ幸い。


概要

  • 2024/8/17(土) 13:00〜16:00
    東京都大田区産業プラザPiO 4F コンベンションホール「鶯」

  • 出演者(※敬称略)文具王 高畑正幸、きだてたく、他故壁氏

「カマタ・ブングジャム #18」では、各メーカーの新製品発表会や「ISOT(国際文具紙製品展)2024」でブング・ジャムがチェックしてきた「次に流行る文房具はこれだ! ブングジャム的キメウチ解説」から、あちこちの気になる文房具店を覗いて回るお散歩トーク「ぶらり他故歩き」まで、膨大なスライド枚数使って時間いっぱいまでとにかく文房具漬け。終演後は必ず文具屋さんに寄らずにはおれない、文房具の気になる話をたっぷり楽しめる。

ざっくり言えば、文房具そのものに興味がある方向けのイベント。なので女子女子はしていなくて、客層も体感で男女比半々くらい。

イベントの流れ

  1. 12時の開場呼びかけでみなさんゆるっと並び、ゆるっと入場し、入口で恒例「文房具の詰まったお土産の紙袋」をいただく

  2. 着席すると、ほどなくして文具王ときだて氏がMC席に着席。マイクも入っていて、ゆるっとトークが始まる

  3. 開始は13時だけど、ゆるっとトークのまま突入するので都合4時間の文具ネタまみれイベントということに

  4. メインは、企業さんから提供していただいた「お土産」の中身の解説と、それに関連した文具トーク、御三方の持ちネタトーク

  5. 途中にトイレ休憩あり、16時終了

持ちもの

  • エアコンが冷え冷えでしてね…人によっては羽織もの。冷える人は裸足サンダル厳禁

  • 飲み物は持ち込み可能。ロビーで軽く食べられる

  • エコバッグがあっても吉

  • 筆記用具や手帳
    ※とはいえノートと筆記具はおそらくお土産に入っていて現地調達可

感想

時間配分にして半分近くは占めていたお土産中身文具トーク。今回配られる文房具について、スライドを使ってひとつひとつ解説がなされます。

結構ニッチな文具話なんだけど…
雰囲気は良い意味で、良い意味でですよ? 知り合いのおじさんたちがしゃべっているのをずーっと心地よくリラックスして聞いている感じでした。文具王がわちゃわちゃしゃべって、きだて氏が混ぜっ返して、他故氏がぼそっと。

わたし的瞬間最高視聴率をマークしたのは、ジェットストリームやブレンUやフローチューンなど今年勢いのある低粘度油性ボールペンについてのトークと、あとはきだて氏が「フリクションシナジーノックは0.3mm」と言いきった瞬間*ですかね。まさに同意。

*お土産に入っていたのが0.4mmのシナジーノックだったため

企業さんに届け アンケート&SNS

会場で配られるアンケート用紙は選択式の設問のほか、「イベントで気になった文房具は」「今気になっている文房具は」などの自由記入欄がありました。

このアンケートおよび、SNSでブングジャムのハッシュタグをつけて感想などを投稿すると100%企業さんに届くよ、けっこう見ているよ! そしたらまた次に繋がるよ! ということなので…

  • hocoro大好きです使ってます! (愛)

  • シナジーノックのブラウン出してくんろ! (要望)

  • 大阪書籍印刷さん、文具マーケットでしおりノート買いましたよー!(伝言)

など突き動かされるままに汚字で書き殴りましたが、我に返って見返したらシンプルにぐちゃぐちゃだったので読む前に丸めて捨てられるかもしれない。

戦利品

参加料は3,000円。
ただしもとが取れるどころか、その4倍とも5倍ともウン倍とも言われる価格のものが詰め込まれている紙袋。ブングジャム…おそろしい子!
そして各メーカー様ありがとうございます。

並べたらスマホの画角に入らないから、ドサッと山にしてまず一枚。

全景

付箋や小物類

知ってました? 8月8日がプチプチの日って。

ノート類

リヒトラブさんのソリッドホルダーとEDiT手帳嬉しい!

筆記具類とクリップ

hocoro、よりによって筆文字キターーーー!!!

ボールペン7本。笑

前回記事を書いてから買い足そうと思ってました。よーーーーかったーーー買わなくてーーーー。しかも軸色グレーだわあ。

そのほか、リニューアルしたブレンUと、ぺんてるのフローチューンも入っていたのは嬉しい。とても書きやすかった。ただ油性ボールペンってカラバリが少ないのと、0.5mmって太いんだよな…(ジェットストリームエッジ最強)

※なお低粘度油性ボールペンのもうひとつの一角であるジェットストリーム ライトタッチインクについては、大人の事情で提供がなかったようなので自分で買ってくださいとのこと。

それとパイロットさん、フリクション大好きです。
ただ、ペン先ぶれない、ノック音うるさくない、かちゃかちゃいわない、リフィルのカラバリ豊富、色が濃い、細さ0.3mmから選べる、シナジーチップのフリクションシナジーノックゾーンWaaiを出してください。
QED。

気になった文房具

タピコ

実物がなくても匂いは思い出せるヤマト糊。目をつぶれば図工の時間の光景が思い浮かぶ。手が汚れないってさ、進化してたんだなあ…

キングジムのビジュアルバータイマー

話に出たこちら、もう数ヶ月はウィッシュリストに入ってます…(ちょうどきだて氏の記事でした↓)

KOKUYO ME 2ウェイマーキングペン

今回お土産に入っていた、KOKUYOの2ウェイマーキングペンのMEバージョン。ソフトな水色のお色がとても良かった。このシリーズ良かったので、Amazonで買い足しました。

そんなわけで

我々探検隊が見たものは、ジャムは作らないけど怪しげなDJが善良な市民を文具好きに洗脳するのに近い催し、なのであった。
…次回も行きます!(目がイってる)

最後に

京急の乗り口はなんとかならんのか。

品川駅

と乗るたび思うし、電車に乗るまで自信がなくて目が泳ぐ。


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