万年筆インクの補充ログ、付けておいたら便利だった理由
万年筆インクをお持ちの皆さん。
手持ちのインクを管理するための色見本帳、インク帳って作られてます?
自分の場合はですねー、当初インクカード程度でお茶を濁すつもりがだんだん派生して、数冊に分かれちゃいました。
A5サイズの6穴バインダー:インクを色味別に分けたものや、さまざまな用紙で試し書きしたものを綴じる
トモエリバー68g/㎡のB5ノート:万年筆に入れているインク(currently ink)を定期的に書いていく
無印ダブルリングノート:補充した時、インクフローが一定になるまで落書きする
A4バインダー
名刺用リフィル:インクカードや塗りたくりカードを格納
はがき用リフィル:伊東屋のインクイベントで書きまくったインクカードを格納
そしてもう一つが、万年筆にインクを補充したときに書いておくログです。
元々は薄いMDノートライトに書いていましたが、穴を開けてそのまま母艦のシステム手帳に綴じることにしました。
トラベラーズノートリフィルとMDノート新書サイズの横幅は、ほぼ同じ。
覗いてもらえばわかるとおり大したことは書いていなくて、右に日付とペンとインクの名前を。左は覚え書きスペースですね。
万年筆が数本であればスケジュール帳にでもしたためておくところを、インクを入れているのが30本超えちゃってますのでね…(半分くらいは中華万年筆で画材としての使い方だけども
補充ログの役割
この万年筆はいつインクを補充したか
この前この万年筆に入れたのはどちらのインクだったか
単純にそういった記録を参考にすることもあるけれど、左の覚え書き部分が意外に仕事をしてくれています。
曰く、この万年筆にこのインクは相性が良くない、このインクなら太いニブが合っている。曰く、今回は急ぎだったので洗浄せずにインクを補充した、次はこれにこのインクを入れてみる予定…など。
これにより「次は気をつけようと思っていたのに〜」が防止できるし、ちょっとしたTIPSのようなものを取りこぼさずに活かせるようになりました。
くだらん愚痴を読み返すのも楽しいです。
「やべえ、太い」「やだ…すごくいぃ…」「これこれのコンバーター、スポイト入らねえーーー」とか。(笑)
…なんかアレだな?(何さ
例えば、一本の万年筆単位でインクログを付ける場合はこちらの方のように付けても良いですね。モンブランのパープルのインクがとても素敵。
母艦に綴じたMDノートライトはあと数ページで終わるので、手持ちのMDノートをバラして使っていこうと思います。トラベラーズのリフィルもMD用紙なんだけど、これに関してはMDクリームに書くのが好きなんです。
スケジュール管理やら日記やら大多数のことはデジタルで管理ができるなか、インク帳って代用が効かないもののうちのひとつですよね。写真に撮っても見た目と同じには補正できないし、見る環境によってもかわってしまうし。
まあなにより、作るの楽しいですから。
今後もそんな感じで更新していきます。