ブルアカウィクロス かんたんアズサ デッキレシピと使い方
はじめまして、さらし粉と申します。
今回はブルーアーカイブからウィクロスを始める初心者の方向けに、
「安価に組める」
「ブルアカのカードだけで組める」
「初めてでも使いやすい」
がテーマのアズサデッキを紹介させていただきます。
特に
「ヒビキやユウカが高くて手が出しづらい」
「初めてなので難しいプレイングとかはちょっと……」
という方にはおすすめできるデッキとなっています。
筆者がこのデッキを通常のウィクロスパーティとブルアカ限定交流会の両方で使用してみたところ、どちらも優勝ということでデッキパワーも十分にあると思われます。
カードごとの採用理由や使い方に関しても詳しく解説していますので、よろしければ最後までご一読ください。
0.はじめに
この記事は基本的なルールを覚えた初心者向けに、難しいプレイングや珍しいシチュエーションなどの解説を意図的に排除してわかりやすいプレイの指針を中心に解説しています。
1.デッキレシピ
ルリグデッキ
白洲アズサ
白洲アズサ[弱点を狙う]
白洲アズサ[sagitta mortis]
白洲アズサ[intulit mortem]
補習授業部
浦和ハナコ
阿慈谷ヒフミ[助けて、ペロロ様!]
対策委員会
奥空アヤネ
奥空アヤネ[支援特急便]
クロノス報道部
ティーパーティー
メインデッキ
LB(ライフバースト)なし
伊落マリー×4
下江コハル×4
杏山カズサ×4
大野ツクヨ×2
聖園ミカ×2
歌住サクラコ×4
LB(ライフバースト)あり
サーバント#×4
守月スズミ×4
羽川ハスミ×4
剣先ツルギ×4
蒼森ミネ×4
2.各カードの解説
ルリグデッキ
白洲アズサ
白洲アズサ[弱点を狙う]
白洲アズサ[sagitta mortis]
白洲アズサ[intulit mortem]
アズサを組む上での必須枠。
レベル3は、
「白を含む2エナ払うことで相手のシグニ1体を除去するターン1能力」
「ノーコストでデッキの上7枚から好きな2枚を手札に加えるゲーム1能力」
「色問わず1エナ払うことでデッキの上3枚から好きな1枚を手札に加えるターン1絆能力」
の3つを持っています。
1つ目の除去能力は手札へのバウンス能力ですが、自分のライフクロスが3枚以上であればトラッシュ送りとなります。
どちらにせよ相手にエナを与えない点が強力で、特にトラッシュ送りであれば相手に手札を与えることもありません。
除去によりライフクロスを狙いつつ相手が次のターンで使いたいエナも与えずに済む非常に強力な能力なので、まずはこの能力を毎ターン使用することを目標にしましょう。対象にできるシグニの条件もないので、パワーが高いなどいちばん強そうなシグニを狙うと良いです。
2つ目の手札補充能力は、7枚というかなり多めの枚数から好きなカードを手札に加えられる、ゲーム中に1度しか使えないという制限にふさわしい強力な能力です。
使用せずに負けるのがいちばんもったいないので、手札の質や量が物足りないと感じたら早めに使いましょう。
3つ目の手札補充能力は、絆を得ないと使用できませんが継続的にエナを手札に変換できます。慣れてくると絆を得る機会もあるのですが、はじめのうちは後述する2枚のカードの絆を取ることをおすすめしたいのでこの記事では使用しないものとします。
補習授業部
後述のハナコ、ヒフミを使うための前提です。別人に成長(グロウ)するのは違和感がありますが、交代していると思うことにしましょう。
浦和ハナコ
相手のレベル2以下のシグニを手札に戻すことができる、レベル1のアシストルリグです。
パワーを問わず除去できる点が強力で、絆を得てパワー12000になったレベル2シグニなどに対処することができます。
先攻なら3ターン目、後攻なら2ターン目に使用する事が多いです。
阿慈谷ヒフミ[助けて、ペロロ様!]
相手のアタックフェイズに使用して、相手の攻撃を受けとめてくれるペロロ様を召喚することができるアシストルリグです。
ブルアカで2点以上の防御ができるアシストルリグの中ではダントツに扱いやすく、長期戦がモットーのこのデッキには噛み合っています。
アズサの能力のためにライフ3枚以上を維持したいので、ライフが3枚未満になりそうならグロウしてしまいましょう。
対策委員会
後述のアヤネを使うための前提です。今回はノノミにはお留守番してもらいます。
奥空アヤネ
2エナ増やせるアシストルリグです。
アズサの起動効果を初めとしてエナを使う機会は多いのですが、このデッキには他に能動的にエナを増やせるカードがないので地味な効果の割に重要なカードです。
いつグロウしても大差ないので、忘れないように1ターン目にグロウしておきましょう。
奥空アヤネ[支援特急便]
デッキからライフを回復できるレベル2のアシストルリグです。
テキストのシンプルさの通り非常に扱いやすく、運が良ければライフバースト付きのカードを埋めてお得になれるなどカードパワーも十分です。
コストも比較的軽めなので、リミットを6から7にするためにもレベル3になったらすぐにグロウしてしまいたいです。
クロノス報道部
後述の《ティーパーティー》の使用条件として連邦生徒会とどちらかの採用が必須で、好きな生徒との絆を得られるという点が非常に重要でほぼこちら一択になっているカードです。
効果は手札を2枚引いた後に2枚捨て、その後好きな生徒1人との絆を得るというものになっています。
「サーバント#のLBで回収するシグニがいない」という自体を防ぐためにも1ターン目で使用し、誰の絆を得るか迷ったらツルギとの絆を得るのがおすすめです。
捨てるシグニの選択は手札の内容によりますが、最初はレベル3や余ったレベル1を優先して捨てるのが良いでしょう。
ティーパーティー
先にクロノス報道部を使用しておかないと使えないピースで、
「デッキの上5枚から好きな1枚を手札に加える」
「シグニバリアを1つ得る」
「好きな生徒1人との絆を得る」
の3つの効果を全て使用することができます。
このゲームは基本的にアシストルリグでしか防御ができないのですが、シグニバリアによって1点防御ができるという珍しいピースです。エナコストがない点も含めてアズサの起動能力と相性が良いです。
絆を得るためにルリグの下からカードを4枚トラッシュに置く必要があるので1ターン目にすぐ使うわけにはいきませんが、ライフクロス3枚以上を維持するためにもレベル3にグロウするまでには使ってしまいたいです。
その際、特に絆を得たい生徒が思いつかなければツルギ、既にツルギとの絆を得ていればミネとの絆を得るのがおすすめです。
メインデッキ
伊落マリー
自身と他のシグニ1体に【シャドウ(レベル1)】を与える能力を持つレベル1シグニです。
【シャドウ(レベル1)】を持つシグニはレベル1のルリグやシグニの能力によって選ばれなくなり、特に先攻で出した場合後攻1ターン目で除去する方法は限られます。
レベル2以上のカードやピースなどに対しては無力なため過信はできませんが、非常に強力なシグニです。
絆能力は手札2枚を捨てることでトラッシュからサーバントを手札に加えるというもので、慣れてくれば使うこともあるでしょう。
下江コハル
ターン終了時に自分のシグニのパワーを上げることができるレベル1シグニです。
自分を含めて誰のパワーでも上げられるため対象に悩みますが、迷ったら自身のパワーを上げておけば良いでしょう。
マリーと違って守れるのは1体だけですが、レベル1以外のカードの効果から身を守れることもあるためどちらにも違った良さがあります。
絆効果は【シャドウ(レベル2以下)】を得るというもので、格段に場持ちがよくなりますが絆を得てまで使うかは微妙なところです。慣れるまでは優先度は低めですが、先攻で2枚引いた場合はクロノス報道部で絆を得るのもアリです。
大野ツクヨ
自身をダウンすることでパワーを上げ、さらにライフクロスをクラッシュされた時にエナチャージできる能力を持つレベル1シグニです。
強力な能力なのですが、先攻でないと扱いづらい上に後述のカズサとの共存もしづらいので2枚だけの採用となっています。
絆能力はパワーを+4000するというもので、弱くはないのですが採用枚数が少ないこともあり基本的に絆を得ることはありません。
杏山カズサ
自身をダウンさせ、1エナを消費することで相手のレベル1のシグニを手札に戻せるレベル2シグニです。
自身がダウンするため攻撃はできなくなりますが、軽いコストで相手のライフクロスを狙えるのが強力です。自身の正面以外のシグニを手札に戻して、他のシグニで攻撃しましょう。
絆能力は自身のパワーを+4000するというもので、パワー12000になって除去されづらくなります。強力な能力なので、2ターン目で2体並べた時などは絆を得てみても良いでしょう。
歌住サクラコ
このデッキのメインアタッカーです。
1つめの常時効果は相手ターン限定の軽微なパワー上昇ですが、ギリギリで除去から逃れられることは多いため意外と強力な能力です。
2つめの自動効果は、3エナ払えば2回攻撃ができるというものです。相手のシグニをバトルでバニッシュしてから2回目の攻撃でライフクロスをクラッシュするのはもちろん、本来3回までしかシグニで攻撃できないこのゲームにおいてシグニでの4回攻撃を可能にする非常に強力な能力です。トリガーするタイミングが攻撃時なので、アシストルリグで防御されて払い損になることがないのも偉いです。
絆能力は自身のパワーを+5000するというもので、若干物足りないパワーを十二分に強化してくれる強力な能力です。必要な場面がわかるようになってきたら絆を得ることも増えるでしょう。
聖園ミカ
手札を1枚捨てることで相手のパワー8000以下のシグニを除去できるレベル3シグニです。相手のライフクロスの枚数によって除去したシグニの行き先が代わり、3枚以下なら手札、4枚以下ならトラッシュに行きます。
アズサの起動能力と似ていますが、参照するプレイヤーも閾値になる枚数も違うのでしっかり確認して使いましょう。
どちらにせよ相手のエナを増やすことがないのもアズサと一緒で、次のターンの相手の行動を制限できます。
ただし自身のパワーが10000しかない上に防御的な効果も持っておらず、3ターン目以降はパワー8000以下のシグニが1体も立たないことすらあるために2枚だけの採用です。
絆能力は相手のシグニ1体の能力を失わせるというものです。使い所がないわけではないのですが、基本的にミカとの絆を得ることは考えなくて良いです。
サーバント #
ルリグアタックをガードするために必要なカードです。
ゲームシステムの前提ともいえる存在になっており、何も考えずに4枚採用して良いカードです。
レベル1のシグニではありますが基本的に場に出すことはなく、ガード以外のために手札から捨てる、エナフェイズにエナゾーンに置くといったことも極力避けたいです。
このカードを手札にキープし続けて毎ターンガードできるのが理想ですが、引けない場合は仕方がありません。引けた場合は温存せずどんどんガードしていきましょう。
守月スズミ
相手の場の全シグニの能力を消せるレベル1シグニです。必要な場面では非常に強力ですが、それ以外の場面ではパワーが低いだけのシグニです。
基本的にはレベル1の数合わせ程度に認識しておき、必要なときに手札にあれば使用する程度の認識でも大丈夫です(もちろん可能であれば使い方を意識するに越したことはないです)。
絆能力は自身のパワーを+4000するというもので、効果自体は強いのですが場に出す機会の少なさから絆を得ることはめったにありません。
ライフバーストは2枚のドローか相手の場の全シグニの能力を消すかを選べるというもので、多くの場合2枚ドローを選択することになります。相手の場にランサーやアサシンを持つシグニがいる場合は、それらの能力を消してライフクロスを守りましょう。
羽川ハスミ
このデッキのコンセプトともいえるカードの1枚です。
相手のシグニをバトルで倒したとき、そのシグニをエナゾーンではなくトラッシュに置ける能力を持つレベル2シグニです。
アズサの起動能力と同じく相手に与えるエナを減らすことができます。
相手のライフを減らすことに直結はしませんが、場のシグニが全部エナになると思っている相手の計算を崩すことができます。
絆能力は自身のパワーを+4000するというもので、より高パワーの相手シグニを倒せるようになることで自身の能力と噛み合っていることもあり、積極的に絆を得たい生徒の1人です。
ライフバーストはデッキの上3枚からシグニ1枚を手札に加えるか場に出すというもので、攻撃しようとしている相手シグニの正面にシグニを出して攻撃を防いだり、サーバントを手札に加えてルリグアタックを防いだりすることができます。
剣先ツルギ
バトルによって相手シグニを倒した時にトラッシュからサーバントを回収できる能力を持つレベル3シグニで、絆を得ると倒した相手シグニをエナゾーンではなくトラッシュに置けるハスミと同じ能力を得られます。
絆を得る優先度が最も高い生徒の1人で、相手の使えるエナを減らしつつサーバントを回収して防御もできる、このデッキの核と言っても良いシグニです。
サーバントが手札に余っていない限り毎ターン出していきたいシグニです。
ライフバーストはアップ状態の相手シグニを手札に戻すか1枚ドローするかを選べるというものです。基本的には相手シグニを手札に戻してライフクロスを守る効果で、全員ダウン状態などで誰も選べない場合も1枚ドローだけはさせてくれます。
蒼森ミネ
相手シグニがアタックした時に相手シグニ1体の能力を消す能力と、自分ターン終了時に自分シグニ1体のパワーを+10000する能力を持つレベル3シグニです。
1つめの能力は基本的に、アサシンやランサーを持つシグニからライフクロスを守るための能力です。
相手がアタックした時に発動する能力を持つシグニで攻撃した時にそのシグニの能力を消しても、そのアタックした時の能力は通常通り発動してしまうことに注意です。
2つめの能力はレベル1のパワーを上げて簡単に除去できなくするのが主な用途です。10000もパワーが上がる影響は大きく、本来貧弱なレベル1を相手が倒せなくなることすらあります。
絆能力は相手のレベル1シグニを手札に戻すというもので、アシストルリグ2体をダウンさせて使用する性質上ミネを複数体並べても1ターンに1度しか使えません。毎ターン1体除去できるのは強力ですが、ミネの絆を得たのを見た相手がレベル1を出さなくなくなって効果が使えない可能性もあります。
ライフバーストはアップ状態の相手シグニ1体をトラッシュに置くというもので、ツルギと比べて手札ではなくトラッシュに置けるという点で優れていますが相手の場にアップ状態のシグニが居ない場合ドローすらできず無駄になるという点で劣っています。
とはいえどちらも非常に強力なので、ライフに複数枚埋まっていることを祈りましょう。
3.デッキの使い方
引き直しについて
まず、サーバントは基本的にデッキに戻しません。3枚以上引いた場合のみ2枚だけ残してデッキに戻しましょう。
サーバント以外のレベル1シグニが2枚以上あれば、レベル1シグニ2枚と(あれば)サーバントを手札に残し、それ以外のカードの中からライフバースト付きのカードを全てデッキに戻します。
サーバント以外のレベル1シグニが1枚以下なら、レベル1シグニとサーバント以外の全てのカードをデッキに戻します。
これは1ターン目でシグニを1体しか立てられない事故を防ぐことを優先していますが、レベル1が少なくてもライフバースト付きだけを戻すなど色々な引き戻し基準があります。
自分なりの基準を思いついたらそれを試すのがいちばんですが、最初はこれだけでも十分です。
1ターン目
レベル1のアヤネにグロウし、クロノス報道部でツルギの絆を得ます。
もちろん慣れてきたらツルギ以外の絆を得ても構いません。
2ターン目
先攻ならカズサの効果を、後攻ならさらにハナコの効果も使ってライフクロスを2枚クラッシュするのが理想の動きです。
ハスミを引いていればハスミで相手のシグニに攻撃するのも良いでしょう。
レベル2を3枚引いていれば、レベル2のアヤネにグロウしてリミットを増やし、レベル2シグニを3体並べる動きも強力です。
ルリグの下のカードの枚数が足りていれば、このターンでティーパーティーを使用しておきたいです。
3ターン目以降
まず、ティーパーティーの使用やレベル2のアヤネにグロウするのがまだなら3ターン目で済ませておきます。
毎ターンアズサの起動効果を使用しつつ、ミカやミネなどの効果でアズサの効果と合わせて2体除去することを目標にします。
このとき、アズサやシグニの能力で除去しきれなかった相手シグニの正面にはツルギ(絆能力あり)やハスミを配置し、可能な限り相手にエナを与えないことを優先しましょう。
相手はエナが足りないために満足に攻められず、その間に少しづつライフを削ることができればあなたの勝利です。
4.おわりに
ブルアカウィクロス、盛り上がっていてとても嬉しいです。
筆者のいちばん好きな生徒はイズミなので実装されていて嬉しいのですが、次があればもっといろんな学校の生徒もカード化されてほしいですね。
ウィクロス楽しいので、今だけでなく長い間楽しんでくれる人が少しでも増えるのを切に願っています。
ブルアカのカードだけで戦い続けるのも良し、興味が出たら他のカードを使ってみるのも良し、なんなら混ぜてみるのもありです。
これからネル・シロコ・アズサの扱いやすいデッキに関しても記事を書いていく予定ですので、そちらも読んで頂けると幸いです。
ではまた
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