大事な話は、そうそうできるもんじゃない
今までこんなこと誰にも話す人がいなくて。
先週末の金曜日はこの言葉を全く別の学生さんから、何度も聴く日でした。
それぞれのケースが違うのですが
共通しているのが
専門としている学問だったら「みんなとは」違った方向を考えているので周囲に話しても理解してもらえないから。
確かに
教育系のモノを学んでいれば先生になるでしょう。とか
医療系のモノを学んでいれば医師・看護師でしょう。とか。
その専門を学ぶぞ、と当時思った時には将来にそれぞれ
先生になるぞ、とかお医者さん、看護師、半導体に関わろう…などなど
なりたい姿を描きながら入学してくる方が多い。
(これまた話を聴くとそうでもない方も、まずまずいます)
ところが、学ぶ中で違和感を覚えて
でもここまでやったし、とか
みんなと違うことになってしまうことへの不安もあって
孤独になっちゃうんだろうな。と話をお聴きしながら感じます。
この孤独が結構厄介なもので
選択肢はこれしかない、でも誰もわかってくれそうにないので言えない…
と視野がきゅっと狭まっちゃうことがこれまた多い。
(これは長い間自分自身がそうなっていた過去がありました。)
まずは誰にも話せないと思ったことを話してくれたことに
ありがとうをします。
だってどこの誰ともわかんない眼鏡マスクおばさんに
自分の胸の内を話そうなんてかなりの勇気のはずです。
そしてすべてを理解をすることは無理なので
今、お聞きした話がその相談者がどう感じているのか
できるかぎり”わかろうとする”。
そして理想ではなく実現可能な別の選択肢を一緒に考えていくことが
私の役割なんだよな…と改めて感じました。
明日からも「孤独」を抱えた人ばかりではないかもしれませんが
しっかり耳を傾けていけたらな、と思います。
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