
お手伝いから想うこと
連休2日目。
私はドキドキしながら早朝、徒歩で同じ市内の商業施設に向かいました。
かねてから関わってみたかった事の”お手伝い”の日。
今月初めの事、一緒に働くカウンセラーさんから
「保護犬・猫の譲渡会、お手伝いしてみませんか」とにこやかにお誘いがありました。
昨年末、そのカウンセラーさんもお手伝いしている回に遊びに行き
お迎えできないもどかしさも感じつつこっそり寄付だけして帰ってきました。
しかしながら、寄付もいいけどもっと違うアクションにつなげることはできないだろうか…と考えていた矢先のお誘いだったため二つ返事で「やります」と口走っていました。
集合時間の20分前に到着し、緊張して待つのはいつものこと。
みなさん集合し、テントの設営や犬や猫たちのポジションなど…
わけもわからないまま、なんとか一緒にとりかかり、時間が始まりました。
同じ商業施設で様々なイベントを行っていた影響か、たくさんの人がやってきました。
かわいい、こっち向いて、にゃあにゃあいってるじゃん、など。
テントの中に猫ちゃんはいたのですが、スタッフが入れないほどです。
ただ、なかなか「じゃあお家の子にしよう」という所までは難しい。
かわいいだけでは無理ですものね…
私は猫スタッフとして拙いながらも案内。
その中でも話しかけてくださった奥様方もいらっしゃって
「猫との暮らし方」や「猫ちゃんとの思い出」を話してくださいました。
猫のブースは話しかけてくる人が多い、と聞いていましたが
猫ちゃんの性別や重さなどももちろんですが
”自分の猫ちゃんにまつわる思い出”を話してくれる人が多かった。
出会いや、一緒の時間が如何に尊かったか、そして別れがとても悲しかったこと。
また、猫ちゃんと暮らしたいんだけどね。と寂しそうな笑顔を見せていた方もいらっしゃいました。
そこから”とても大事にしている”ことがじわっと伝わってきました。
こうやって、大事にしてくれる方々と一緒に暮らせた猫さんたちは本当に幸せだっただろうな。とこちらまで胸が熱くなったところです。
かわいいだけではなく、それを上回るかけがえのない形のないものを
今日の犬・猫たちにご縁があることに
まだまだ寒い日があるようなので、外の犬・猫たちにも
いつかやってきてほしいと切に願っています。
譲渡会にふらっと寄る側ではなく、手伝う側になってもっともっと気持ちとして強くなったところです。
ああ、今度また手伝うことになったらもう少し猫について伝えられるようにしたいなぁ~