あなたのためなのだろうか
他者の声、って結構受け取った側は響くものです。
よきにつけ、悪しきにつけ。
今日はとある相談の中で感じてしまいました。
他者の声から「その声が正しいという情報を」集めて(確証バイアス)
そうか、そうにちがいない…ということにしてとある決断をすでに下したようです。
以前話を聴いた時と全く違うことになってしまいましたな、と少々唖然。
ただこれが初めてではないので実は最後の相談の時、年末過ぎたら変わるかもという一抹の何かは私の中にくすぶっていました。
話を聴いていると「言葉を発した人たち」がどんな意図で伝えたのか…
真意は直接お会いしていませんから不明ですけど、透けて見えてくる気がします。
声をかけた本人の、という側面がないわけではないのですが
「大元をたどれば自分のため」に発されたもの。
そうでなければ不自然極まりない言葉。
その言葉を受け取って、「はいはい」と受け流したり
一旦は自分で受け取って考えることができる人もいますが
難しい人もいるのです。
本人の事をどうかするのは本人次第。
でも恣意的なものが挟まれたとしたら…
それを信じ込んでしまったとしたら…
…なんだかうすら寒すぎて、相談後ぐったりです。
他者に声をかけるときは本当に気を付けなくては
それは「自分のため」を隠れ蓑にしてないか…
「あなたのため」なのだろうか…