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ムムムと考える
秋の日は本当にスカッとさわやかで最高。
ひと月ちょっと前に引き抜いた多肉植物の葉っぱがうんともすんとも言わずもう潮時かと思っていたら今朝、ひょろっと根っこを確認!!!!
セダムの落葉した葉っぱからはすぐに根っこが出てきたのとは大違いで
時間が必要だったのね!
そんなことに気が付いたお休みの朝。
こちらも同じく時間をかけて読んでいた本ようやく読み終わりました。
夏におすすめされ、即購入したのですが読むのが遅すぎて今になってしまいましたが、これまた考えさせられます。
私の仕事は大学生のお話を聴いています。
その中で感じることは一言でざっくりまとめてしまい
それをより深く考えることが苦手。そんな人が増えている気がします。
「化学のことを学んでいるから、この企業だったんですよ」
「そうなんですね~。化学といえばこの企業ってどんな点で感じたんですか?」
「・・・・え?どんな?・・・・・わかんないっすね…」
国語力は
「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」
と文部科学省では定義しています。
子供たちから、この国語力が奪われているという現状・要因について書かれており後半では、取り戻す取り組みが書かれていました。
まぁ難しいなあという部分も、あったのですが
後半の取り組みの中で書かれていた部分、広がっていくといいなあと思いました。
中学3年間の道徳の時間で「哲学対話」を行っている中学校の話があり、
数年前これまた紹介されて哲学対話のイベントに参加したことを思い出しました。
論破とは程遠い話、で一つのテーマを
それぞれ「感じたこと・考え」を話していくのです
相手の意見を否定しない
間違ってもいい
わからなかったら質問していい
(しっかりルールあるので確認してください。ざっくりです)
そして「解決しなくていい」んです。
だから哲学対話終わった後は結構モヤモヤッとするんです
あの方のあの考え方もあるんだ~そうか~
じゃあ私はどう考えるかなぁ
っていう具合に。
だから中学生でこの経験は考える力を養っていくのにはとてもいいのかなぁと感じました。
そして
人の力を養う取り組みは
数ではかれない、形がない
だから時間がものすごくかかる。
根気よくやっていかなくちゃということが響いてきました。
私は大学生に関わることはあれど、その前の世代にはほぼ関わりません
甥っ子くらい。
どんな世代にでも根気よく、長~い目でかかわっていけたらいいなぁと
休みの日にしては真面目に考えちゃいました。