憑りつかれていたんだ…

仲いい姉妹だねぇいろんな人に言われる姉と私。
そう言われればそうなのかなぁと、あまり自覚ありません。

時間が合えば買い物や旅行に行くとか
ちょっと深めの話をすることもありますと言った感じです。

ただ、そんな仲でも「そうだったの？」と驚くことはまだまだあります。

姉は昔からパンを愛しています。
大学時代の姉のイメージは「スルメイカとパンを食べている」と記憶しているくらいです。
結構すきなんだろうな、と最近までは感じていましたが
愛しているという熱量だと知ったのはつい数週間前です。

それというのも、先月末高崎にプチ旅行行った時の話。
どこか行きたいところは？と事前に聞いていたところ
「パン屋さん行きたいなぁ」の一言。

普段から旅行に行くときには「パン屋さんいきたい」
そんなリクエストは毎回受けていたので
あ～いつも通りパン屋さんね。って感じで
どこに行こうかリサーチをしたのです。

で、旅行の時にはリサーチしたパン屋さんと駅構内にあるパン屋さん
2軒行ったのですが
私の想像を上を行く喜び具合で「あれ？そんなに…？」とここで少し不思議に思ったのですがまぁ好きだからね。って程度でした。

で、購入したパンを戻って食したのですが確かにおいしかった。
小麦大国。香りがいいなぁと朝ごはんおいしくいただいたのです。

「あのさぁ。できたらでイイんだけど」

姉から神妙な顔で切り出されました。
ナニナニ？と私も正座して構えます。

「今度…群馬に行ったときに、また…パン屋さんでパン買ってきてくれないかな」

…ん？パン？

そう、すっごくおいしかったよね！（目がキラキラ）あ、めんどくさくなかったらでいいんだけど！！

そう、ずいぶんとお気に入りでまた食べたい！好きだわー
パン愛が溢れていました。

そうか、そこまでの情熱があるとは私45年一緒にいますが知りませんでした。すまない姉ちゃん。

そんな姉の一面を見てまだまだ知らないことって身近に転がっているものなんだな…と改めて慢心しないよう気を引き締めたところです。

夏にまた行く予定なので、またあのパン屋さんか、別のお店か。
ちょっと今から楽しみにリサーチしなおします。