東日本大震災と今の仕事
当時、私は高校2年生でした。
修学旅行先から東京へ帰ろうと飛行機の機内で出発を待っていたところ、機長からアナウンスが。
「羽田で震度5弱、滑走路は封鎖・・・」
首都圏で大変なことになっている。家族はみんな東京だし大丈夫かな、、と心配になりました。
結局、学校の判断で修学旅行先へ1日の延泊をさせていただきました。
宿舎にてテレビをつけると、震源は東北地方太平洋沖、、津波の被害は東北地方が甚大だということが分かりました。
実際に地震の揺れを経験していませんが、
とてつもなく大きな災害だ、、、とテレビから目を離せなかったのを覚えています。
あれから11年、いま私は、
転職を経て土木構造物の新設設計・耐震補強設計などの仕事に携わっています。
新卒時は鉄道会社で新幹線軌道のメンテナンス(維持管理)に従事していました。
まだまだ未熟な若手技術者ですが、
自分の仕事が誰かにとっての日々の生活や
災害時の安全に繋がるようもっと頑張らねばと思います。
SNSや新聞などで、この震災を直接経験した同世代がそれぞれ思いを持ってさまざまな取り組みをされているのを目にします。
とても身が引き締まる思いです。
自分は仕事を通じて日本の社会資産を守っていくと同時に、社会人である以前に一日本人として、
この記憶・記録は次代に伝えていかなければならない。そういったことを強く感じます。
人は忘れていく生き物だからこそ、人類として忘れないために行動していかなければならない。
そう思います。
その一つとしてnoteに気持ちを整理しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。