入社1年目で知りたかった「糞だと思ってた報連相の意外な価値」
「朝仕事に行きたくない問題」のアナリスト、サラリーマン豆太郎です。
1. 報連相が大嫌いな1年目~2年目
報連相。
入社1年目の私にとって、いかにも社畜を匂わすゲンナリな言葉でした。
だってそうでしょう?
・自分で判断してどんどん仕事を進めたいのに
・どうせ手を動かして汗をかくのは自分なのに
・なんで上司にいちいちお伺いをたてなきゃいけないのか?
入社1年目~2年目ぐらいの私は、怒られないギリギリのラインで最低限の報連相を嫌嫌やっていました。
人を頼ることを一切知らなかったのです。
2. 企画提案で大失敗
一方、私は何かを生み出すのが大好きです。
入社2年目のとき、新規事業のアイデアを部内で提案したことがありました。
尖ってた私は「このアイデアは本当に素晴らしい。絶対に爆発的に売れる!」と信じきっており、社内で誰かを頼ろうとは全く思っていませんでした。
「アイデアが勝手に人を巻き込んでいくはずだ」
そんな調子ですので、上司にはほとんど報連相せず、いきなり部の稟議にかけました。
結果、稟議の会議でボロクソに叩かれました。でも、
「くそ、こんな良いアイデアなのにみんな馬鹿なんじゃねーか?」
ボロクソに叩かれても、まだこの調子です。
3. 転機
そうこうしているうちに入社3年目、上司が変わりました。
私は相変わらず人を頼ることを馬鹿にしていたので、新しい上司にも最低限の報連相をしていました。
ですがこの上司、「あれどうなってる?」と口うるさく聞いてくるので、七面倒くさかったですが、必然的に報連相が増えていきました。
そんな中、私は新たな企画提案を行います。しつこい上司ですので、企画についても稟議にかける前にあれこれ詳しく質問してきました。
そしていざ稟議に出陣。 稟議の場ではまたそれなりに叩かれました。しかしそこで感動的な出来事が。
「豆太郎くんは●●の意図で企画しているので是非進めていきたい」
なんと上司がフォローしてくれたのです!
今だかつて、稟議の場で誰かが助けてくれた経験なんてなく、それが当たり前だと思っていました。
誰かのサポートを得られる感覚、こんなに幸せな嬉しいことはありませんでした。
4. 結論
報連相をすると、人は自分の意図を把握し味方になってくれることが分かりました。
つまり報連相は、上司のためではなく、自分のためになります。
1人でできることはほとんどありません。
「仕事を成功させるには、報連相をして味方を増やし、チームで進めることが極めて重要であること」
これを社会人1年目の私に教えてあげたいです。
サラリーマン豆太郎