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スピリチュアルへの道④激痩せのわけ〜しずちゃん誕生

2022年秋
55、6kgあった体重が49kgまで落ちていた
ダイエットしてたわけじゃないし
病気でもなさそうだった

氣づいたら履いてた服がゆるゆるになっていた
実際いつから痩せ始めたのかはわからないが、半年とか3ヶ月とか短い期間だと思う

子ども2人いて
契約社員として働いていたが
月給は手取り20万
夫は結婚当時映画監督を夢みていた

一時は舞台演出などで収入も多かったけれど、娘が小学校入学の頃には
人間関係で揉めて、ほぼ無職に
パチプロやライター、講師等しながら貯金を切り崩していた

精神的にも経済的にもキツい中で
元同僚が教えてくれたのがMNPで稼ぐ
いわゆる「けーこじ」だ

1回の乗り換えでまとまったお金が入った

生活は少しずつ豊かになっていった

しかし、家計をわたしが支える比重が増えるほどに、家事を手伝わない夫への不満がたまっていった

職場の同僚に時々愚痴を聞いてもらって発散した

夫は褒めて育てるのよとアドバイスされやってみるけど、なかなか上手くいかない

そしてやってきた新型コロナウイルスの緊急事態宣言

狭い2LDKに当時高1の息子と5年生の娘と4人で住んでいた

窮屈すぎる家、夫は娘を連れて北海道に住む友人の持つ離れに退避した
正直わたしはホッとした
息子と2人だと家事は半減する

高校生の男子などほぼ自室にいるので
15年ぶりの一人時間
外出もままならなかったが
その頃Twitterで推し垢を作って
人との交流を始めたりした

推し垢に使ったアイコン

いわゆるカプ推しというやつで
とあるドラマをみて、主役の2人があまりにお似合いだということで、2人を愛でながら、色んな2人の様子を考察などするのだ

中でもDMで毎日数時間もやり取りする主婦の田中ちゃんは考察好きで
あれやこれやと名探偵ぶりを発揮して
わたしを楽しませてくれた

緊急事態宣言が明け
夫と娘は帰ってきた
ますます夫婦仲は悪くなった
北海道では家事もやってたはずの夫だから、そこは少しの変化でも認めて褒めたり感謝するべきなのに

子どもが産まれてからも何でも自分でやってきたと自負していたわたしは
自分に厳しく、他人にも厳しかった
夫のちょっとしたミスも見逃さず粗探ししていたのだ

上手くいくはずもない…
お金を稼ぐようになってから、どんどん
男性性が強くなっていって
口喧嘩が絶えなくなった

元夫はことばを巧みに操るモラ気質を持っていたので、わたしが反発するとさらに攻撃を強めてきた

↑こんな風に分析できるようになったのは離婚してしばらく経ってから

渦中のわたしは恐らくギリギリのところまで追い込まれていたのだろう

追い込んでいたのは他でもない自分自身なのだが…

それが体重激減となって現れたのではないかと今となって思う

心と身体と魂は密接に繋がっている

そんな中で例の推し垢関連でサブ垢を作った

カプ推しアンチが出てきて周りがみんな鍵垢作ったから、追随して作ったものだ

でも生来コソコソは向いてないので全く使ってなかった

推し垢はドラえもんのアイコンだったから、のび太くんとしずかちゃんの♡のイラストをアイコンにして、名前はしずちゃんとした

こうしてしずちゃん誕生

ある日note1作目「いまを生きる」で書いたようにとある人に声かけた

その人は界隈で結構フォロワーの多い人だったけど
フォロワーほぼ0のわたしに
意外にもすぐにリプをくれて
少しずつやり取りするようになり、そこから色んな方との交流に繋がっていった

見てるだけだと怖かったMNPや副業界隈
蓋を開けてみたら、みんな優しかった

しずちゃんは悩みが少なくただ毎日明るく楽しく過ごして、言いたいことを我慢せずに言えてた高校生の頃の自分を設定していた

ちょっと厚かましいかなとかウザいかなと思うようなことも言ってグイグイ人に絡んでいった

年齢、性別、国籍、学歴、職業等の属性に関係なく人と関わりたかった

いつしかリアルのわたしがしずちゃんに近づいていった

自分から出てきてるものだから当たり前なのかもしれない

それでも不思議な体験だった

本来の自分に還る旅は
この時から始まってたんだなと思う

今日もここまで読んでいただきありがとうございました






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