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今日はちょっと真面目なお話し。

私はこの冬の混乱を見越して医療現場に一時、応援復帰している医療従事者です。

寒くなってきて大阪でもcovid-19の患者さんが増えてるんだけど、それに伴って「しもやけ様の皮膚症状」を呈して受診される方が増えてきています。

既に春頃にはスペインからの報告があったのですが、ここにあるように
https://covid19-jpn.com/feetandhands/

10〜30代の若年者が多くて、よくよく問診すると1週間ほど前に感冒様症状があったり
同居しているご家族が今、熱発しているということがあり、その場合はPCR検査をおすすめしています。

ここで気になるのが、公衆衛生学的に、そして院内感染対策的にも、このような症状の患者さんに ”広義の感染力”があるのか? ウイルスの排出量はいかほどになるのか?
ということです。

こういった患者さんの多くは、ご自身がCovid-19であるというご自覚はなく、驚いておられるくらいなので、知らず知らずのうちに、広めてしまっているのではないか?と思うのです。

また、日々報告される”感染確認”の人数の何倍もの感染者が実際にはいるんだろうな。と、想像しています。

夏にはステロイドで軽快していたような症例が、冬になり重症化しやすくなってきていて
これは、「乾燥する冬に極小飛沫が肺の奥に直接到達する確立が高くなる。」ということで説明がつくと納得しました。
(にゃんんこ先生ありがとうございます!😺)

いづれにしても、医療の人材には限りがあるので、今は、私たちでなんとか支えてゆかないといけない時ですが
気持ちだけは明るく☀️、1/100作戦で元気に過ごしてゆこうと思います😃🎶

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