薬草樽蒸し田辺温熱保養所
2年ぶりに薬草の蒸気を浴びに岐阜県にある田辺温熱保養所に行ってきた。
あの薬草の香りが忘れられない。
そこは住宅街の中から突如現れる。
温和な感じのするご夫婦が玄関で出迎えていただき、2,000円を支払えば樽蒸しの利用方法を丁寧に教えてくれるので、初心者にも安心だ。
和室の一角に毛布を敷いて荷物をおけば、早速薬草樽蒸しに直行する。
浴室のドアを開ければお目当ての樽は眼前にドーンと構えている。
5m以上の高さがある樽は迫力満点で、少し開いてあるドアの間から蒸気がモクモクと上がっている。
鼻から息を吸い込むと健康になりそうな薬草の香りが心地よい。
掛け湯をして樽の中に移動すると蒸気で充満している。
温度は高くないらしいが、湿度のせいなのかとても熱く感じる。
1分もしないうちに発汗し、皮膚はジリジリと焼けているようだ。
5分もすればのぼせそうになるので、樽から移動して外気浴をする。
薬草の成分を流さないためにシャワーは外気浴後に行う。
これを3回繰り返せば和室に移動して仮眠する。
薬草の香りのする番茶を飲み15分ほど仮眠すると体も頭もスッキリだ。
ここの和室を通る風は心地よく、仮眠明けでもしばらく外を眺めながら何にもない時間を過ごす。
こういうことが楽しいと感じる年齢になったとしみじみ噛み締める。
これを3セットこなせば体内リセット完了です。
玄関で店主さんとお話ししたり、田辺温熱オリジナルTシャツやグッズをたくさん買い込んでからここを後にした。
また再訪しようと思う。
※番外編
お昼はここから近所にある「朝日屋」で食事した。
ラーメンもカツ丼も出汁が効いていて素晴らしく美味しかった。
ここも再訪決定です。
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