好きな・楽しみにしてるマンガ24年9月
未完結の好きな・楽しみにしてるマンガを挙げます。いちおうランキング的なかんじ。
0.『ベルセルク』『ハンターハンター』
これはランキングどうこうっていうよりレギュレーションの説明みたいな。ベルセルクとハンターハンターは除外します。なんか趣旨にそぐわないので。あと士郎正宗のもろもろのマンガももしかしたら今後再開&完結ってなるかもしれんけど除きます。そういうランキングです。
1.こかむも『クロシオカレント』
完結したらしい。まじか。まあでもコミックス派なのでまだ完結していないということで。すみません。ギリギリ間に合った、逆に言うと。まだ言い訳がたつ。
どういう話かっていうと難しいんですけど、日常の中にふつう我々の言う非常識が混じってて、でもそれが当たり前で、でもそこを起点にいろいろ起こる、ってかんじです。何も言わずに第2巻まで買って読んでみてほしい。
2.福島鉄平『放課後ひみつクラブ』
福島鉄平がついに「モノにした」マンガ。3字ずつ漢字+ひらがな+カタカナになってたり、狙ってるんやろなと思う。小気味よい。
作中で露骨に参照されてたりもするけど、手塚治虫っぽいなとすごく感じる。というか、「手塚治虫以降のマンガ」を丁寧にやってるというか。「マンガってこういうもんですよね」みたいな。だからいつもはっとさせられる。
3.眞藤雅興『ルリドラゴン』
復活してくれてよかった。
これ、迫稔雄ばりに、ページのつくりと絵だけで語るパワーが半端ないんですよね。セリフなしでめくってるだけでもわかってしまう。ふっとした瞬間を、そのまま「ふっ」と切り取ってる。
たとえば、二巻の冒頭、第7話。ルリの黒いカーディガンと黒板とが、なんとなく「黒い」印象を与える。で、第11話でルリのツノでカーディガンが破れて、なんかちょうどそのころぐらいから前田さんとの仲もちょっとずつよく(?)なっていく。意図してかどうかはわからんけど・・・というか、意図してではないんやろけど、なんか、そういうところが。すごいうまく、よくできてる。絵が、構図が、コマが、表情が、ページが、すごくいい。ぜんぶわかってしまう。
4.茶んた『サチ録』
通称「サチ子地獄の黙示録」。悲しい、おもしろい、うまい。これも(常にではないけど)ページの破壊力すごい。
5.なか憲人『とくにある日々』
とくにない、というわけではない、日々。セリフまわしに注目がいきがちやけど、このマンガもページだけでわかってしまうくらいのパワーがある・・・ときがある・・・んですよね。
6.とよ田みのる『これ描いて死ね』
これも「ようやくモノにした」系かも。これはまじで青春ってかんじ。なんかキャラ増えてきたけど、キャラが増えてきてやっとそれぞれのキャラが出てきた意味がわかってきた、最近。
7.バコハジメ『血と灰の女王』
デビルマン。あからさまにデビルマン。しかもおそらくわかってやってる。そして奇跡的なまでにうまくいってる。覚悟と矜持とパワーと。本物ってかんじがする。
8.チー付与
これもサチ録とあわせて自衛隊員に教えてもらった。なんやこれ。こういう系ってよくあると思うんですけど、なんかすべてが噛み合わさって作家のポテンシャルが極限まで引き出されてしまった結果むちゃくちゃおもしろくなってる。これすごいっす。
9.『日本三国』
どうしても『日露戦争物語』を思い出してしまうんですが。おもしろい。マンガとしての決意がすごい。
10.『ケンガンオメガ』
バキ系。板垣恵介いうところの駄菓子としてのマンガ。
11.『ラグナクリムゾン』
王道ってかんじ。
12.『ジャンケットバンク』
嘘食い代替品かと思いきや、これにはこれの味がある。哲学(神学?)をちゃんとかじってそうな気配をかんじるときがあって、おもしろい。
13.『地球防衛隊X』
よくあるちょっとしょーもない系かとも思ってたけど、第14話がかなりピンときた。もしかしたらすごいおもしろいマンガかも。
以上です。昔ながらの学園モノというか、そういうやつ・・・・クロシオカレント・放課後ひみつクラブ・ルリドラゴン・とくにある日々・これ描いて死ね、みたいな、そういうやつが、いま、すごい今っぽいなっと思う。
あとThisコミュニケーションについてちょっとちゃんと書こうと思ってます。おもしろかった。
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