古流伝統のおしゃれ雑煮術
皆さんはご存知ないと思いますが、雑煮はもともと大晦日に食うもんで、福井の一部の家庭にはその風習が残っています(参考:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_046/)。
そういうわけで雑煮を食いました。
雑煮の作りかた
そんなことで今回は雑煮の作りかたを書いていきます。うちの父から教わった古流伝統の雑煮術です。
1.まず具なしのみそ汁を作ります
まず具なしのみそ汁を作ります。最近はそそぐだけのやつがあるのでこれを使います。多少みそが足りんくても後でどうせ秘伝の隠し味を使うので大して問題ないということに今回気づきました。
2.ある程度わいてきたらモチをレンジでチン
モチチンは個体差にもよりますが2分くらいなので、お湯が沸くほうが時間がかかります。なんで先にお湯を沸かします。
同時進行じゃなくてもいいんですが、電気代ガス代がもったいないのであるていど同時進行でやります。
手作りモチの場合は個体差が激しいのでいろいろ気をつけます。うちのは父方の古流伝統のモチなので個体差わりとあります。
こんぐらいになったらちょっとやりすぎです。
3.モチをみそ汁に入れます
チンできたらモチをみそ汁に入れます。食えそうな感じになったら食えます。
レンジである程度モチをデロデロにしておくと茹で時間は短くて済みますが、ふつうの雑煮っぽいかんじが食べたいならレンジ控えめで茹で時間を長くとったほうがいいと思います(しらんけど)。今回の一子相伝の古流ではめんどくさいのでレンチンである程度デロデロにしておくのが主流のようです。
4.おしゃれな器にバエるようにモチとかつお節を盛ります
写真を撮る場合はおしゃれな器を用意しましょう。今回はカレー皿を用意しました。おしゃれなかんじに盛ります。
隠し味はかつお節です。でかい鍋でそのまま食ってもいいんですが、大量の汁にかつお節を溶かすとなかなか味が出ずに大量のかつお節を消費することになります。ふだんみそ汁を食べてる茶碗とかそういうのがあればそれを使うのがいいでしょう。古流でもなんかそういう小皿みたいなのを使うのが主流のようですが、今回はそこにあった皿を使いました。レンゲは汁をよそうのに使いました。古流でもおたまを使うようですが、より洗練されたモダン古流では洗い物が楽なレンゲを使います。
かつお節なんですが、わたしは去年からこれを使ってます。
まずいやつはほんとにまずいんで、とりあえずハズレを引かないことが大事です。これはうまいかどうかはよくわかりませんが少なくともまずくはないので選んでます。いいやつ買って結果まずかったら正月を迎えられません。
あと、今回の写真ではバエ重視でかつお節を汁にとかしていませんが、食うときはかつお節を汁にデロデロにとかして食ったほうがうまいです。とかさず食うとモチとかつおを食ってるだけみたいな味がする気がします。
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…おまけ
これはうさぎとお湯です。
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