Sala

幼児教育の現場で、アート活動の講師をしています。陶芸作品・創作人形の作家をしていましたが、子どもの不登校や転勤を機に中断。心理学やボディケアを学び、アートワークショップ制作に活かしています。

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幼児教育の現場で、アート活動の講師をしています。陶芸作品・創作人形の作家をしていましたが、子どもの不登校や転勤を機に中断。心理学やボディケアを学び、アートワークショップ制作に活かしています。

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  • デコとボコの共同運営マガジン

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    発達系の記事を発達系に興味がある人に届けるための共同運営マガジンです。ご自身が発達障がいの方、お子さんが発達障がいの方、発達を支援する団体の方など、発達障がいに少しでも関連があれば誰でも参加することができます。診断ついていなくても大丈夫です。参加希望の方はその旨のコメントをお願いします。

最近の記事

「ムナーリのことば」と「レッジョ・アプローチ」

ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari)は、イタリアの美術家です。 グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、教育者、研究家、絵本作家など、ムナーリには多くの顔があり、イタリア本土では「ムナーリ園」という幼児学校があるほど親しまれている有名な方です。 日本ではあまり馴染はないかもしれませんが、美術館の図書館には、美しい仕掛けの施されたムナーリの絵本が沢山あります。 ムナーリに影響を受けているアーティストとして有名な方といえば、荒井良二さん。淡い色や鮮やかな色を組み

    • カサンドラな私のライフハックノート#2学びの先には我慢だけ?

      今回は「夫のASDについて妻が学んだ後の虚しさ」について分析したいと思います。 この虚しさ、というのはお気づきの通り 「結局のところ、夫に配慮して生活を送るしか方法はないんでしょ!?」 という事についてです。 (カサンドラ症候群と呼ばれる適応障害を発症したとき、夫の発達障害が原因だったと判明し、妻は夫の特性を理解するように努力しはじめます。 妻は、自分の症状を緩和するためにも、ASDを理解することが重要だとアドバイスを受け、勉強をスタート!) と、ここまでは私も納得してい

      • カサンドラな私のライフハックノート#1「真似するのが苦手」を理解せよ!

        この記事を書こうと毎朝PCに向かうこと5度目。かなり苦戦してるサラです…どんな切り口でnoteにまとめたら良いのかまだ手探り状態ですが、書いてみたい話題は沢山あるのでとりあえずの更新を目指しています。投稿後に書き直すこともあるとは思いますが、生暖かい目で見守っていただければ嬉しいです。 このブログの趣旨は、カサンドラの私がASDの夫と日常生活を送るときに、毎日を楽しく生きていけるような工夫や考え方、知識をまとめることです。長年の夫観察から得た、元気に生きるためのライフハックノ

        • カサンドラな私のライフハックノート#0

          こんにちは。読書と猫が大好きなサラと申します。 幼稚園で造形活動の講師をしている、三女の母です。 こんなタイトルのブログを開いてくださるあなたは、ひょっとして私と同じような立場の方でしょうか…? 今にもストレスで家を飛び出そうとしている、もしくは子どものことが理解できずに真っ暗なトンネルの中を孤独に歩いている、はたまた旦那と日常会話すら出来ずに絶望している…。 これは全部、私が通り抜けてきた道です。安心してください、あなたの事ではないのです。でも、ひょっとしたらあなたもどこか

        • 「ムナーリのことば」と「レッジョ・アプローチ」

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          自分のこと

          ご無沙汰しております 夏休み真っ盛りですが これからnoteを活用し、情報を発信していこうと思ったので 自己紹介ページを作ってみました こういうものはとても苦手で箇条書きになっております 書いてみると変な人だなと改めて思います どうぞよろしくお願いいたします ※ ※ ※ 北国出身なせいか、会話がのんびりマイペース 芸術全般が大好き、芸術オタク 文章を書くと「理系だね」と言われます…喋るとグダグダ あまり生産性の無い人間だと思っています 読書と音楽が好きです わくわくさんみ

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          個性という言葉 幼稚園の現場から発達の凹凸について思うこと#2

          私がずっと心に残っている幼稚園の思い出があります。 今から15年以上前、長女が幼稚園にいたときの話です。 保護者会のとき、同じクラスの保護者の方が、ご自身の子どもの発達障害について説明する機会がありました。25人ほどのクラスの保護者に向けて、絵本などを使って発達についての説明をし、小冊子も頂いた記憶があります。私は、勇気のある保護者の方だな、と思いつつ教室を後にしました。 廊下でほかのママ友と一緒にいると、絵本を持った保護者の方が出てきました。説明をしたせいなのか、日頃の

          個性という言葉 幼稚園の現場から発達の凹凸について思うこと#2

          幼稚園の現場から発達の凹凸について思うこと

          保育の現場で働いていると、頻繁に発達に凹凸のあるお子さんについて同僚と話す機会があります。 最近では、活動が終わってから 「今日は〇〇くん落ち着いててよかったね!」 ということが多くなってきました。 私の勤め先の幼稚園ではアート活動を定期的に取り入れており、私はそのメインの講師をしています。幼児向けアートワークショップを作って実行する人、と言うとわかりやすいかもしれません。 平均で26人前後のクラスに1人の割合で発達に凹凸のある子がいます。(基本的に、勤め先の私立幼稚園では

          幼稚園の現場から発達の凹凸について思うこと

          うちの子の脳腫瘍が発見された経緯

          こんな重いタイトルの記事に興味を持って頂きありがとうございます。 先日、このブログを書こうと思ったきっかけになる事がありました。娘の脳腫瘍と同じ種類の病気の本人や家族が集うコミュニティーに参加しているのですが、そこで「頭痛は精神的なものだから心配ない、と言われ続けていて発見が遅れてしまった」という話を目にしました。その内容を何度も目にしてきましたし、我が子も同じく。と思って読んでいるのですが…。その方の投稿と現状に思っていた以上に胸を痛めてしまいました。何年経っても発見が遅れ

          うちの子の脳腫瘍が発見された経緯

          リラクゼーションが偶然担っている役割

          今日は自宅サロンにいらした、とあるクライアント様のお話を書いてみようと思います。 「痛いところに何日か湿布を貼っても効果がない。普段は痛みがないけれど動かすと部分的な痛みが続いている」 これ、本当によくあることだと思います。痛みの原因はさまざまですが、筋肉の炎症がおさまっても痛みが残るということは、 ①筋肉痛ではない ②骨折やヒビではない ③動かして痛いということで、内臓から発する痛みではない ということは大筋言えると思います。状況によってはもちろん医療機関の受診

          リラクゼーションが偶然担っている役割

          育児について思うことをふんわりと。

          前回の記事「Beyond the Musicを受講した日のはなし」に沢山の反応をいただきありがとうございました。twitter上で拡散してくださった方がいたり、子育てについて深く同意した!という意見も沢山頂きました。講座の内容を友人達に伝えることしか考えていなかった私は、育児に関することはおまけ程度に書いたつもりだったので、そっちの反応が多い!?とびっくり。こんな世の中で「子育てについての親の立ち位置」みたいなことに悩んでいたり興味を持っている方が多いんだなぁ、なんてことを思

          育児について思うことをふんわりと。

          Beyond the Musicを受講した日のはなし(第一回 音楽と食)

          この日のブログを書こうと思いつつ早3か月。そんなヒマないもの。なんて言ってましたが「あの日なにがあったの?」と先日ツイッターのフォロワーさんに聞かれ、何も思い出せず……。鈍った筆と頭ですが書きかけていた記事を投稿してみたいとおもいます。 今回、3月27日に行われたBeyond the Musicという講座について書かせて頂こうと思うのですが、書きたいことが盛り沢山、下手なくせにけっこうな文字数になりそうです。久しぶりのブログなので温かい目で見てやってください。 応募の経緯と

          Beyond the Musicを受講した日のはなし(第一回 音楽と食)