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ちょうどいい使い心地のカレンダーアプリが欲しかった。 | ADAY #1

あなたは予定の管理にカレンダーアプリを使っているだろうか。
もしそうだとしたら、どんなものだろうか?
シンプルなデザインだったり、家族と予定を共有できたり、多くの個性的なカレンダーアプリがある。

僕は6年ほど前にLifeBearからAppleのカレンダー(iPhoneに最初から入っているアプリ)に切り替えた。
理由はたしかMacでもすぐに使えるからだったと思う。

でも、個人的にAppleカレンダーには「月表示で予定が●で表示される」という大きな問題があった。
しかも祝日も●になるので「この日何の予定だっけ?」→詳細を開く→「祝日」ということがよくある。

すぐに慣れたけど、代わりのアプリはゆる〜く探していた。

話は変わって、僕はカレンダーを超こまめに書くタイプだ。

今後の予定はもちろん、カレンダーになかった予定は過去の時間でも書く。
「あの日何してたっけ」とカレンダーを振り返ることが多いからだ。

例えば1年前の今日(これを書いているのが2024年4月30日なので2023年4月30日)は友達と北海道日帰り旅行に行っていたらしい。暇だったんだな。

2023年4月30日の予定。

1年前の今日に旅行していたのなんてとっくに忘れていたけど、カレンダーを見れば思い出す。そこで何をしていたかも思い出す。
でも、そういう人向けに作られたカレンダーアプリはあまりなくて、ここに面白みを感じるのは僕だけかもしれないと思った。

『自分が使いたい』カレンダーアプリをつくることにした。

自分でつくるしかなかった。
できたのがADAY。

製品を考えるときはペルソナをつくる。これは、どういった人間をターゲットにするかを決める作業で、どこに住んで何が好きかなど具体的に作成する。

26歳男性、プログラムを書いたりデザインをしたりする仕事、群馬生まれ、埼玉に在住、お酒(特にウィスキー)が大好き、友人と飲みに行く時は東京が多い、旅行が趣味で年一回は海外に行っていたが円安で次どこに行くか決めかねている、カメラ好き、iPhoneは常に最新型Pro、恋人なし、スタバ依存で毎日1杯はソイラテを飲まないと気が済まない、8時に寝て6時に起きるのがルーティーン。

以上は自己紹介。

ADAYのコンセプトは「予定を登録する以外、ほぼ何もしない」

カレンダーだから当たり前なのだけど。

ダッシュボード画面。僕が一番見る画面。

写真を撮ったら自分でアルバムにまとめる作業をしたり、日記を書いたり、インスタにあげる人もいると思う。
僕はなかなか続けられないタイプの人間。

僕のためのアプリだから、ADAYは予定を書いておけばその時に撮った写真を勝手に引っ張り出してくる。
カレンダーで1年前の予定を押せば、その時に撮った写真が見れる。
これでいいのだ。
カレンダーは書けるけど日記は書けない。そういう人間。

写真を表示する予定画面。

タイトルの話に戻る。

せっかくカレンダーアプリをつくるなら、僕が使いたい、使い心地のいいものをつくろう。

例えば、どのページでも戻るボタンが決まった押しやすい位置にあったり。

今のiPhoneは大きすぎて左上の戻るボタンに指が届かない

予定が一覧で見やすかったり。

最新のバージョンは祝日が赤くなる

広告が表示されなかったり!←重要。

まだデザインも決まっていない段階からテストに付き合ってくれた友人達には頭も上がらない。
めちゃくちゃな希望通りの機能を作ってくれたバックエンドエンジニアもありがとう。

なお、友人達からは
・1日の予定はリスト表示がいい vs 僕はタイムラインがいい
・週の初めは月曜始まり vs 日曜始まり
・カレンダーの予定を共有したい vs …それは確かに。
など、いろいろなわがままありがたい要望をいただいたので、反映して選べるようにしてある。本当にありがとう。

さて、作り出した時はリリースする気はなかったのだけど、良いものが出来たらいろいろな人に使って欲しいと思うようになった。
まだ機能改善中でもう少しフィードバックが欲しいので、βテストに参加してくれる人を大募集。
使ってみたいという人いたらぜひフォームから登録をお願いします!

(GWだしね、写真いっぱい撮るでしょ?)
(ちなみに今Appleカレンダーに予定を登録している人は過去の予定も表示できます)

カレンダーは毎日使う。

だからこそ、ちょうどいい機能で、ちょうどいい見やすさで、ちょうどいい主張のアプリが欲しかった。

そんな人間が『ADAY - カレンダーと写真』をつくったお話でした。
本リリースはもう少々お待ちを。


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