Ajiraトーナメントの真実
真の黒幕
はい、と言うわけでチームprojectHを裏で操っていた沙久耶です。久しぶりに黒幕系Vtuberとしての仕事をしました。
今回は大会全体の棋力も高く、選手としての役目はほぼ果たせないと思っていたので、マネジメントに専念しました。
特に事前に打ち合わせはしたわけでもなく、オーダーを選んだ理由も詳しくは話していなかったので、最後までバレなかったのはヒナちゃんの中継中や打ち上げの立ち回りが非常にうまかった証拠です。
一日目
まずは将棋って素敵やんさんが率いるほたるさん、えしゅぞーさんチーム。総合力では勝っていると思うので、オーダーで負けないように気を付けていきたいところ。
一回戦
一発目は今大会唯一外したと言ってもいいかもしれない。えしゅぞーさんが出ると思っていたので、まずは様子見で自分が出ました。
しかし相手は宿敵鹿角ほたる! 過去にV名人戦、公人・未良々団体戦では負けており、苦手意識が高い相手です。
前回は藤井システムの使い手に天守閣で挑むという愚行を犯してしまったので、今回は前々回同様の右玉で挑むことにしました。
駒を捌かせずに盤面をじわじわと制圧し、入玉も射程に入って油断した瞬間に強烈な飛車走りがあり負けてしまいました。
今回いつものバーサクモードのさらに一段階上のゾーンにまで達していたものの、勢いが空回りしすぎてしまったのが敗因かもしれない。
二回戦
一回戦の敗北を受け少し冷静さを取り戻したものの、依然右手には殺気が漲っていたので連投。ちなみに前局の暴発入玉に呆れてかヒナちゃんからは「次はどっちでいく?」と相談があったものの、たった二文字「ウチ」とだけ返事しました。それでも信じて送り出してくれたヒナちゃんには感謝!
前局にあからさまな入玉を見せつけて印象を残したので、今回は受けきり狙いの不動玉でいくつもりでした。
相右玉の戦いになり、終始圧倒され苦しい将棋でしたが、終盤お互いに時間が無くなってのたたき合いを制して何とか勝利をもぎ取ることができました。
勝因があるとすればこちらは玉も攻め駒として活用したことでしょうか(受け将棋とは...)玉1枚分駒得はかなり有利です。
三回戦
三回戦でエースのヒナちゃんを投入。持ち時間全く使わず勝ってくるの宣言通り、残すどころか増やしての圧巻の勝利。
正直こっらのチームのネックは私をどう使うかなので、ジョーカーを切り終わった後は楽なもんです。自ら選択肢を減らすことで相手にプレッシャーを与える作戦。
四回戦
奇襲は二度目が一番利く。相手のまさかの油断に付け込み、さらに決勝の相手にまさかの可能性を植え付けるためにもここはヒナちゃんを連投。
体力的にも問題なく、勝ちの勢いに乗ったまま言ってもらう方がいいという判断もあり、快く引き受けてくれました。
五回戦
棒玉穴熊www
「その歩は何のキズをケアしてんねんwww」
二日目
決勝は常盤台メイさんが率いる一誠さん、れい君チーム。なんてメンバーを選んだのよメイさん...
とは言えオーダー次第では何とでもなると思っていたので、これこそマネージャーの腕の見せ所。
一回戦
ここは様子見の意味も込め、前日1局しか指していないえぬちゃんで。前日の流れで言うなら先発は私か、あるいは景気づけにエースのヒナちゃんと思われてそうなので、えぬちゃんは意外と外してるのではないかという読み。
それにしてもメイさんが強かった! ここは勝っておきたかった1戦なので、悔しー。
二回戦
ここで2連敗するとさすがに苦しいので勝てる人間を出したいところ。てことで私。
もちらん私が勝てる自信があったわけではなく、上記の思考であればえぬちゃんかヒナちゃんを出すところ。となれば相手は一誠さんかれい君で来るだろう。
こちらのチームで避けたいのは私がメイさんに食われることなので、このメイさんが確実に出ないであろう二回戦は絶好の捨て時だったのだ。
将棋の内容としてはなんとなく筋違い角が頭をよぎったけど、そんなまさかね...
ためらいつつも角道を開け、次に角道を止めて雁木にしようとするもやられたよ... 結果早々に負けました。
三回戦
さすがにこれ以上の負けは許されないのでエースヒナちゃん登板。
それにしてもメイさん強すぎませんか!? 最終盤に一瞬の隙があったとはいえ、ヒナちゃんが完封されかけたのでホントに恐ろしいです。
四回戦
「ヒナちゃんお疲れ様! じゃあ頑張って!」
「いや、さすがに休ませて...」
と言うわけで寿命を削って勝利をもぎ取ったヒナちゃんを休ませて私かえぬちゃんか。
どっちとやりたいか尋ねたら一誠さんと言うのでえぬちゃん登板。バランスを考えるメイさんからするとラスト2つに一誠さんを固めるのは考えにくく、実際その読みは当たっていた。
えぬちゃんの早石田模様の出だしに再び控室爆笑。
「ホントか五反田www」
独特な指し回しで序中盤リードしたかのように見えたもののさすがスロースターター川山。中終盤で一気にまくられてしまい、このチームあとがなくなる。
五回戦
仮にこれで終わりだとしても最後のマウンドにはヒナちゃんに立っててほしい。かなり苦しい状況でもヒナちゃんは自分の勝ちを信じ、そしてそのあと私が一誠さんを倒して7戦目があると信じて行ってくれた。
一点だけ見落としがあったのかなって感じだけど、全然勝てそうな感じだったので、やはり我らのエースと言う戦いぶりでした。
総括!
楽しかった! またしたい!
指揮を執ってくれた4人のリーダー、長時間配信をしてくれた棋凛のお二人、そして何よりPVやらルールやら流れやらいろいろ作ってくれたヒナちゃん、ありがとうございました!