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「不機嫌な人」に振り回されないために  お釈迦さまの教えから学ぶ[No.2]

シリーズ第2弾

今回は
お釈迦様のエピソード紹介をします

聞いたことがある方も
もう一度振り返ってみてくださいね ∗*゚

〜〜〜 エピソード 〜〜〜


昔、お釈迦様のところに一人の若い男性がやってきて
ひどい言葉を投げかけました

怒りをぶつけ、批判し、悪口を言い続ける若者

普通なら、その言葉に傷ついたり
言い返したくなる場面ですよね?

でも、お釈迦様は違いました

驚いたことに、お釈迦様は
一言も反論しませんでした

そのすべての悪口を黙って
ただ聞いていたのです

若者が言い疲れた頃
お釈迦様はこう尋ねました

「君が誰かに贈り物をして
その人が受け取らなかったら
その贈り物は誰のものになるか?」

若者は答えました

「もちろん、受け取らなかったら自分のものだよ」

そこでお釈迦様はこう続けました

「君が私に言った悪口も同じだ
私はそれを受け取らなかったから
その言葉は君のもののままなんだよ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


この話
ごくシンプルなんですけど、深いですよね

悪口を言われたとしても
それを「受け取らなければ」
その悪口は結局、相手の元に返っていくのです

このエピソードは、誹謗中傷に対して
冷静に対処する方法を教えてくれています

現代の私たちにも、この教えが活かせますよね

不機嫌さを振りまいている相手に対しても
同じということです

智慧とは何か?

ここで大事なのが「智慧(ちえ)」という概念です

智慧とは、先を見通す力のこと

この話の場合、先を見通し
冷静に状況を判断する力のことです

たとえば、誰かに嫌なことを言われたとき
すぐに感情的になってしまうと後で
後悔したりすることありませんか?

「あの時、言い返さなければよかったな」とか
「冷静に対処すればよかったな」って
感じたこと、一度はあるんじゃないでしょうか?

職場で何か言われり
されたりしたとき
カッと感情的になるのではなく
一歩引いて状況を考える

これは簡単ではありませんが
実践する価値があります

「短気は損気」という言葉がありますが
まさにその通りです

感情に任せて反応してしまうと
結果的に損するのは自分なんですよね

お釈迦様の教えにあるように
怒りには怒りで返さないことが
自分の心を守るための智慧なんです

相手がどんなにひどいことを言っても
それを受け取らない

相手が不機嫌でいても
それを受け取らない

これって、心を守るために
すごく大事なことなんです

じゃあ、実際にこの教えをどうやって日常生活に活かすか?

次回は具体的な方法をお伝えしますね

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