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「不機嫌な人」に振り回されないために お釈迦さまの教えから学ぶ[No.2]
シリーズ第2弾
今回は
お釈迦様のエピソード紹介をします
聞いたことがある方も
もう一度振り返ってみてくださいね ∗*゚
〜〜〜 エピソード 〜〜〜
昔、お釈迦様のところに一人の若い男性がやってきて
ひどい言葉を投げかけました
怒りをぶつけ、批判し、悪口を言い続ける若者
普通なら、その言葉に傷ついたり
言い返したくなる場面ですよね?
でも、お釈迦様は違いました
驚いたことに、お釈迦様は
一言も反論しませんでした
そのすべての悪口を黙って
ただ聞いていたのです
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若者が言い疲れた頃
お釈迦様はこう尋ねました
「君が誰かに贈り物をして
その人が受け取らなかったら
その贈り物は誰のものになるか?」
若者は答えました
「もちろん、受け取らなかったら自分のものだよ」
そこでお釈迦様はこう続けました
「君が私に言った悪口も同じだ
私はそれを受け取らなかったから
その言葉は君のもののままなんだよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この話
ごくシンプルなんですけど、深いですよね
悪口を言われたとしても
それを「受け取らなければ」
その悪口は結局、相手の元に返っていくのです
このエピソードは、誹謗中傷に対して
冷静に対処する方法を教えてくれています
現代の私たちにも、この教えが活かせますよね
不機嫌さを振りまいている相手に対しても
同じということです
智慧とは何か?
ここで大事なのが「智慧(ちえ)」という概念です
智慧とは、先を見通す力のこと
この話の場合、先を見通し
冷静に状況を判断する力のことです
たとえば、誰かに嫌なことを言われたとき
すぐに感情的になってしまうと後で
後悔したりすることありませんか?
![](https://assets.st-note.com/img/1730039233-EYa1xcFWygu6b2M8P3Kir4TO.png?width=1200)
「あの時、言い返さなければよかったな」とか
「冷静に対処すればよかったな」って
感じたこと、一度はあるんじゃないでしょうか?
職場で何か言われり
されたりしたとき
カッと感情的になるのではなく
一歩引いて状況を考える
これは簡単ではありませんが
実践する価値があります
「短気は損気」という言葉がありますが
まさにその通りです
感情に任せて反応してしまうと
結果的に損するのは自分なんですよね
![](https://assets.st-note.com/img/1730039309-lMy5cR0WXU7CtQBP4xer1SZm.png?width=1200)
お釈迦様の教えにあるように
怒りには怒りで返さないことが
自分の心を守るための智慧なんです
相手がどんなにひどいことを言っても
それを受け取らない
相手が不機嫌でいても
それを受け取らない
これって、心を守るために
すごく大事なことなんです
じゃあ、実際にこの教えをどうやって日常生活に活かすか?
次回は具体的な方法をお伝えしますね