創作キャラまとめ。
黒須家
神様としてお仕事をしている一家で、当主が行き場のない子を拾って帰ってくるので種族に統一感がない。
りきや
力也
黒須家の当主であり、父である。
人間体では身長185cmほど。
本来の姿は大きな猫。3000m近くある。滅多に本来の姿は見れない。
過去に飢饉の中自分を大切にしてくれた飼い主を人間に殺され、その血を啜り猫又となった。
飼い主を殺した者が繁栄したことで復讐心に火が付き一家を惨殺したものの、得たものは虚無と虚構の畏れだけだった。
厄災を司る神として崇められ、放浪していた頃に桔梗と出会い、人の身を神へと昇華させる禁断の義を行った為、前髪で隠れた片目が潰れている。
口も人相も悪いが、誰よりも愛情と懐の深い兄貴分でもある。
ききょう
桔梗
力也の妻で母。力也のよき理解者である。
身長は162cmほど
元は人の身だが、死を間際にして力也に「貴方と生きたい」と願った為、力也はそれを叶え、力也の神としての側面の眷属となった。
普段は穏やかで力也の行う無意識の威嚇を諌める立場でいるが……
最近は少女漫画にハマっているらしく、少しばかり乙女な一面が多くなってきた。
あおい
碧衣
力也と桔梗の娘。
半妖半神。
職業はカウンセラー兼漢方医。
人間の姿では身長160cm。
本来の姿は力也同様大きな猫。2000mほど。あまり外では出さない。
無邪気で自己中心的、世界は自分を畏れて愛して当たり前。気分屋で自由奔放。正に猫と言った形容詞が似合う女の子。
人間を嫌う傾向にあるが、それは「皆私を置いて死ぬ」という寂しがり屋の裏返しである。
幼い頃から病弱で成長が緩やかだった。
家族を庇って一身に呪詛を引き受けている為、「呪詛の影響でしか死ねない」というデバフを持っている。
だがしかし死んでも神としての側面のせいで「信仰、認知されている限り肉の一片、骨の一片からも蘇る」という体質を持つ。
一応神の末席にいる為、自分より高位の神に謁見する際、土下座か服従のポーズをしてしまう癖がある。
様々な顔があり、「厄災を司る神としての顔」「人に寄り添う神の顔」「人としての顔」「子供としての顔」「親としての顔」が今のところ創成者が観測出来ている範囲である。正直まだ増える気がする。
後述する咲桃から「さとり」の能力を受け継ぎ、強化された読心術で動植物や道具とも会話ができる。
ネギは好きだがチョコは匂いを嗅ぐだけで吐くほど嫌い。
そう
蒼
碧衣の双子の兄。
碧衣と同様、半妖半神。
職業はモデル。
人間体の身長は190cm。
こちらも力也と碧衣同様、本来の姿は大きな猫。約2500m。
碧衣に呪詛から守られた1人であり、その責任感から過保護になっている。
シスコン呼ばわりされがちだが、蒼曰く「妹に守られる出来損ないの兄貴って言われるのは勘弁だ」とのこと。
テンションが基本的に高く、誰とでもすぐに打ち解けてしまう人懐っこいキャラ。
碧衣への過保護な側面に理解のある婚約者がいる。
チョコは好きだがネギを食べると拒絶反応が出る。
おとぎ あずき
御磨 小豆
黒須家の執事長。
種族は鬼と天狐のハーフ。
身長約180cm。
どちらの種族からも迫害を受け、彷徨っていたところを力也に拾われた。
碧衣に守られた家族の1人。碧衣のワガママを叶えることで自責の念を昇華させている。どうしてもワガママが出ない時無理やり引き出させる。良いのか悪いのか……。
穏やかで優しい、ちょっと色気のあるお兄さんだが、躾に関しては武力行使をするので厳しい。
力也に拾われる前、世話をしてくれていた小豆とぎのおじさんから名前を頂いたそうだが……。
いぬがみ つゆくさ
犬神 露草
黒須家の執事。
種族は犬神。
身長約175cm。
元々は一家心中に巻き込まれ、生き残っただけのただの柴犬。
しかし狂った遺族のせいで半端な犬神になり彷徨っていたところを力也に拾われ、正式な儀式を経て犬神に昇華された。
無邪気で純粋無垢、故に辛辣な言葉を投げかけることがある。
さと(とうじ)
咲桃(桃史)
黒須家の妖専門医。
力也と血を盃に入れて飲み交わす義兄弟の儀を行ったので力也の義弟とも言える。
種族はさとり。その読心術は人間と妖、神々にのみ通用する。
身長約187cm
碧衣に守られた家族の1人。碧衣が好きでやったことだと割り切っているが、碧衣が定期検診から逃げると烈火のごとく怒り出す。
かなと
哉斗
碧衣の仕事の補佐役。基本的にペットのような扱いを受けている。
大きな大きな白虎。見世物小屋で暴力を受けていたのを碧衣と蒼が見付けて無理矢理見世物小屋を潰して引き取ってきた。
人の姿をしてる時は身長約170cm。
白虎の時は測るのを嫌がったので、目測で体高170cm以上?
心の傷故に人前で話すことが少ないが、碧衣と蒼には自分から話しかける。
拙く幼い話し方をする。
食いしん坊で、思ったことをすぐ口に出す癖があり、敵を脅迫したり尋問する時にちょうどいいとか何とか。
最近人の姿になれるようになった。
こうきょう
紅鏡
黒須家の暗躍者。
種族は太陽神の眷属。
身長約185cm。
家にいることが少ないのだが、その間大体外つ国の神々と世界情勢にどこまで介入するかの話し合いをしている。
黒須家が外つ国の神々と縁を結べているのは紅鏡のお陰でもある。
力也の過去をよく理解しているようだが……
きつねのもとゆい
狐元結
黒須家の用心棒。
「なんかこれ付喪神憑いてねぇか?」と力也が物置になってた部屋から引っ張り出してきた刀。
基本的に無表情で寡黙。仕事のできる男。
家族に「結」と呼ばれている。
言葉を発することがないが、酒を煽れば途端に柔らかく笑って饒舌になる。
人を斬る仕事が好きなのではなく、『主人の敵』を斬るのが好き。
敵に回りそうな相手がいれば鍔を揺らし、カチャカチャ音を立てて威嚇しながらキラキラした瞳で力也を見つめる。
敵じゃないと判明するととんでもなく落胆しながら屋根の上に上がって星空を眺め始める。
普段から屋根の上で過ごしている為、人前に出ることが少ない。
せんげつ(しげつ)
繊月(織月)
碧衣の護身用の短刀。
昔名のある刀匠に打ってもらった刀が付喪神と化したもの。
色んなものが混じった故の二重人格。
繊月の時は穏やかで人懐っこいが、織月の時は苛烈で好戦的。
いとめ
糸目
蒼の婚約者。
種族はハーピィ族。
身長約170cm。
目が細く、人間に糸目の糸目と馬鹿にされることが多かったので人間が嫌い。
碧衣に過保護すぎる蒼を窘める役割が多いが、人間が関わることだと突然辛辣な言葉を吐き出す。
すおう
蘇芳
今のところ末っ子。男の子。
生まれて数ヶ月で人間年齢5歳前後に育ち、たどたどしくも会話をこなす天才児(碧衣談)
呼ばれ方で反応が変わる。
すー、すーちゃん→「はぁい!」元気に手を上げながら笑顔でお返事。
蘇芳→「およびですか?」気持ち少しキリッとした真面目な顔をする。
家族をかあさま、とうさま、○○ねぇね、○○にぃにと呼ぶ。
おぼろ
朧
普段はドイツに住んでいて表向きは警察官、裏側では各所の心霊現象に対処する存在として働いている。
いわば黒須家の仕事で海外出張してる奴。
真神の眷属狼。
基本的に爽やかで人当たりが良いが、狼の性質上好戦的なところがある青年。
ドイツ語混じりの話し方をする。
霊体、幽体、妖怪、堕ちた神……何でも食べる悪食家。
ひいらぎ
柊
身長185cm
兎の姿は体長1mほどの大きさ
因幡の素兎の末裔。
血が薄い為人間と遜色ない姿をしているが、突然兎の姿になってしまう発作を持っている。
親から相談を受けた黒須家に回収され、学校に通いながら自分の力を制御する為の修行をしている。
コミュ障で臆病。物静かで必要最低限しか言葉を発することがない。
さらに表情も全く変わらない子なのだが、兎の姿になることは本人にとってかなり不本意なことらしく、獣化した瞬間は不機嫌な顔でぷきゅぷきゅ鳴き喚きながらスタンピングをする。