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子育てスペースの現状:安心を脅かす私的利用とその対策

「ちょっとミルクをあげて、ほっと一息つこう…」
そう思ってベビールームに入った瞬間、予想もしない出来事が起きました。赤ちゃんと親のための「安心できる場所」のはずが、目の前で繰り広げられたのは、あまりに不思議で不審な光景。安全なはずの空間で、私は思わず緊張してしまいました。

ベビールームは、赤ちゃんとその親のために設けられた大切な空間です。入口には「赤ちゃん連れ専用」「目的以外の利用はご遠慮ください」と明記され、利用者にとって安心で快適なスペースが約束されています。しかし、そこを守らない人がいると、どうなるでしょうか?今回は、実際にあった出来事をもとに、私的利用の問題やそれが引き起こす不安について考えてみます。

ベビールームでの“違和感”ある光景 

赤ちゃんがぐずり始めたので、私はショッピングセンターのベビールームでミルクをあげることにしました。いつも使っている場所なので安心して入ると、そこにはひとりのおばさんが。最初は「トイレと間違えたのかな」と思いましたが、彼女の行動は予想を超えていました。

まず、洗面台で何かを洗い始めたかと思うと、今度は電子レンジでキャベツをひと玉温め始めたのです。さらに、ペットボトルには謎黒い物体がちらちら見え、レンジの使用中にミルク用のお湯を汲むための場所まで占拠していました。私は夫と一緒だったため、その場を離れることができましたが、もし一人だったらどう感じただろうと考えると、不安が募ります。

子育てスペースで安心できない恐怖

その後、サービスカウンターで相談しようと移動していると、先に出ていったはずのおばさんが後ろをついてきていることに気づきました。何度もこちらをチラチラ見ている様子に、私は夫と一緒でも背筋がゾッとしました。「赤ちゃんを守らなければ」という思いから、その場を離れることを最優先にしました。

ベビールームは、親が赤ちゃんと安心して過ごせるはずの空間です。しかし、このような不審者や私的利用が続くと、本来の目的で使用する人が安心して利用できなくなってしまいます。

私的利用がもたらす問題

ベビールームが「赤ちゃん連れ専用」であることは、入口に書かれた注意書きにも明記されています。それでも、私的利用が発生してしまう背景には、「ちょっとした用事だから」「誰も見ていないから」といった軽い意識があるのかもしれません。しかし、こうした行動が引き起こす問題は小さくありません。

  1. 他の利用者が使えなくなる
    赤ちゃんに必要なミルク作りや離乳食の温めができず、困る親が出てきます。

  2. 利用者の不安をあおる
    不審者や怪しい物体を見ることで、親が「ここは安心できない場所だ」と感じてしまうのは避けたいことです。

  3. ルールの信頼性が失われる
    一部の人がルールを守らないと、「どうせ守らなくてもいい」という意識が広まり、秩序が崩れてしまいます。


もし不審者に遭遇したらどうする?

同じような状況に遭遇したときは、以下のポイントを意識してください。

  1. 冷静にその場を離れる
    不審な行動を見かけたら、すぐに安全な場所へ移動しましょう。

  2. スタッフに報告する
    施設内のサービスカウンターやインフォメーションデスクに相談し、見回りを依頼することでトラブルを未然に防げます。

  3. 一人で対処しない
    特に子どもを連れている場合は、可能な限り他の人と一緒に行動することが安心です。


みんなで守る、安心のスペース

ベビールームは、赤ちゃんとその親が安心して過ごすためにある空間です。だからこそ、私たち利用者がルールを守り、必要な行動を取ることが大切です。また、施設側のスタッフとも連携し、問題が発生したときは早めに相談することが、安心できる環境を作る第一歩になります。

赤ちゃんのために必要な場所だからこそ、一人ひとりが配慮を心がけることで、誰もが安心して利用できる空間を守っていきたいですね。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
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