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大学4年生の6月。3週間の教育実習へ。

終了後、急に就職活動を意識し始めました。それが4年生の7月(遅いし)

教員試験は記念に受けます。でも受かる確率は100%ないのはわかっていました。てか勉強してないし。でもそれを公言したくない(周りには余裕でバレていますが)ので「さすがに倍率200倍以上って・・・受かるわけないよ。何年も教員試験にチャレンジしている先輩方が受かればいいんです。」って聖人君子のような戯言でとにかく受からないことへの言い訳を必死にしていました。


で、どうするか?


非常勤講師として高校にお世話になりながら教員試験を目指すのか、一般企業に行くのか。一択ですね一択、「一般企業に逃げる」これが僕の意思決定でした。(この時点で4年生の7月ですしね、遅いし・・・。)

そもそも剣道(あ、大学までずっと剣道一本でした)で生計立てられるほど立派な戦歴もないし、そもそもインターハイチャンピョンが隣で飯食ってるし、そもそも先生が立派な方だったので、その先生のおかげで大学にお世話になってる感満載だし・・・。


こんなレベルで大学卒業して剣道に関われる資格ない。


はい。これも嘘。


「剣道から逃げたかった」これが本当です。戦歴なくったって、全国で活躍してる仲間が隣にいたって(いる方がいいこといっぱいあります。)、先生にお世話になってんなら、ごちゃごちゃ言わずに非常勤講師でもなんでもやって、意地でも先生になればいいだけなんです。本当は。

そう逃げたっただけなんですよ。弱いんです、最悪なんです。どうせ僕なんか・・・って腐ってたんです。だからとにかく、この世界から抜け出したら楽なんだろうなって思い企業就職を決めたんです。


こんなきっかけから始めた就職活動です。何をどうすれば全くわからずに手探り状態でスタートさせました。

そして初めて履歴書なるものを手にした時「自己PR」という言葉が目に入ります。「は?なに自己PRって?結果出してねーヤツがアピールできることなんかあるわけないでしょ。もうこの質問自体、完全に俺を社会から抹殺しようと思ってるんだね。」って。強烈にそう感じたことを覚えております。


次に続きます。



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