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「偶然」に「勢い」が掛け合わさった結果、副業でかき氷屋を経営していた話


自己紹介

僕は自分の人生を如何にして奥行きがある作品にできるかみたいなことを考えながら生きている、そんな人間です。
これまでインドに行ってサバイバルしてきたり、ちょっと変わった職場でチャレンジしてきたり、それらのnoteもあるのでもしよろしければ。
(稚拙だと思う記事もあるかもしれませんが、ご愛嬌ということで)


はじめに

6月後半から9月半ばまでの約2ヶ月半、目黒でかき氷屋を経営していました。
開店のきっかけはひょんなことで、屋久島旅中のたまたまな出会い。
その話についてはまた本記事の後半で。

一緒にお店を運営してくれた栗原兄弟と武井さん、場所を提供してくださったツキアカリの山野さん、そしてご来店くださった方々、ありがとうございました!
まずはこの場でお礼を述べさせてください。

集合写真
お店を閉める時に撮った集合写真


開店の目的

お店を始めた個人的な目的はニつありました。
一つ目は学生時代の友人やお仕事で繋がった方々と久しぶりに会うこと。
あわよくば、そこから仕事を作ること。
週4日ほど飲みに出かける私ですが、同年代の友人は結婚や仕事などでタイミングが合わない人が多く、なかなか会えていませんでした。
私の場合、飲み会でできた接点から仕事や遊びが生まれることがよくあるので、そろそろ高校や大学、前職の方々と会って近況を聞きたいな思っていました。
店舗を出したと聞いて「奥さん連れて行く」「おもしろそう」と来てくれた方は多く、結果たくさんの方と再会できました。
その中から、スタートアップのDB設計支援と飲食店の商品企画支援の2つをお声がけいただけました。

二つ目は身銭を切ってマーケティングテストをすること。
本職はDXコンサルで、副業はPM(プロジェクトマネージャー)、ここ1年でクライアントの経営者と話す場面が増えてきました。
規模感は違えど、店舗の経営は予算投下の意思決定ロジックとその感情を味わうにいい機会でした。
現場見聞きしたことやお客様から寄せられたフィードバックを見ながら、仮説を立て、必要であれば予算を割く。
成果に繋がらなかったお金もありますが、久しぶりに身銭でチャレンジできたことによる仮説検証力の向上は良い糧となりました。
クライアントの課題を如何に自分事化できるか、社外から支援を行うコンサル業ではかなり大切です。


経営目標

個人的な目的は前項の通り達成されましたが、お店で立てていた目標もあります。
詳しくは下記の添付資料を見ていただければと思いますが、売上100万円越え、粗利率45%越えの2点です。
組織で目標達成に向けて日々アクションできたこと、そしてそれらを達成できたことが今回のプロジェクトで何より楽しかったです。

こちらに振り返りや成功要因の仮説についてもまとめているので、よろしければご覧ください。(一部数字を非公開にしています)


開店まで

開店までの流れ

「はじめに」でも述べましたが、プロジェクトのきっかけは屋久島旅行でたまたま栗原君と出会ったことでした。
これは今年(2023年)の3月の出来事であり、同年6月には出店するスピード感。
「よくこの早さで形にできたな」と我ながら思います。
その要因は栗原君とテンポ感が合ったこと、各々が持った役割がフィットしたことの2点だと思います。

屋久島旅行の1ヶ月後、栗原君と渋谷で筋トレをしました。(栗原君事情で食べられるものが制限されていたため、飲み会でなく筋トレへ)
その時に「かき氷屋出したいってインスタにあげてたよね。俺もいつかは兄弟でコーヒー屋を開きたいと思っている。不動前に借りれそうな場所があるんだよね。」と話してくれ、「だったら、一緒にやれるといいね。5年前だけど六本木でかき氷屋やってたし、絶対黒字にできる。」と返答したことがこのプロジェクトのスタートとなります。

その後、話しはトントン拍子に進み、5年ぶりに白州にある八義(天然氷屋兼かき氷屋)のおやっさんからかき氷研修を受け、6月末にはオープンすることができました。
この早さで物事が進むことに日々とてもワクワクしました。
(マーケティングについては資料をご覧いただくか、一報ください!)


これからやろうとしてること

9月半ばにお店が終わり、今は最終的な経費清算をしています。(資料にある数字は90%くらいの大まかな数字)
一旦はこの作業を終えられるよう動きますが、次の動きも考えています。

店舗に経営者の知り合いが何人か来てくれたり、オペレーションを手伝ってくれることがありました。
その中から「できそうならドバイでやりましょうよ。向こうに住んでいた時期がありますが、やる価値あるかもしれませんね!お金出すかは視察結果次第ですが…」とお声がけくださった方がいました。
他の方からも「ええやん、ドバイ!」と後押しがあったこともあり、来年中を目処にドバイ視察を計画しています。
(本当にやるとなった場合、店舗に立つつもりはなく、経営にコミットしたい)

また、本職のコンサルにフルコミットすることは前提で、個人で取り組んでいるPM業も無理しない範囲で大きくするつもりです。
そのためには、本職での成長を副業に活かし、そこの学びを本職に活かすサイクルを作ることが必須です。
今の職場は優秀な方々に囲まれ、日々成長を感じられるとてもいい環境です。(もちろんこれまでの職場も)
本件のお力添えくださった恩義を返すという点ではもちろん、店舗経営で得た学びを還元することでよりバリューを出します。
より良い成長サイクルを回し、まずは来年前半を目処にPM業を会社化するところから始めます。

冒頭で「自分の人生を如何にして奥行きがある作品にできるか」と述べましたが、そのために大事にしていることの一つに旅があります。
これまでもたくさんの旅をしてきました。
キャリアを積みたいという考えから、計画より遅くなってしまいそうですが、2,3年以内にユーラシア大陸をバイクで横断するというチャレンジングな旅をしたいと考えています。
この旅を実現できた時に自分は何を思うのか、恐怖はもちろんありますが、考えるだけでとてもワクワクします。

記載の通りやりたいことはまだたくさんありますが、ちゃんと欲張って実行します。
ドバイかき氷でもお仕事でも旅でも、知識を持っている方、興味がある方は下記に気軽にご連絡いただけると嬉しいです。
お茶しに行かせてください!

https://www.instagram.com/sakurai_0402/

以上、2023年かき氷店舗経営編でしたー!

ぼちぼちやっていきます...!