見出し画像

28歳独身、都内新築の3LDKを買う

2023年11月、購入した一室が引き渡された。
契約したのは1年ほど前。
書類処理が絶望的に苦手な私にとってしんどい作業が多かったが、信頼できる営業マンに支えられ、なんとか引き渡し日を迎えた。
買った家に足を踏み入れた時、とても複雑な心境だった。
大きな窓から見える開けた景色は、綺麗で若干の優越感があったが、欲しいかったものはそんなものではない。
東京の明かりがただただ煩わしい。

なお、3LDKとはいえ平米数がそんなにあるわけではないし、都心というわけでもない。

自己紹介

興味を持ったことには積極的に挑んでおり、これからもそうしたいと思っている。
そんな人間だ。
参考までに雑にnoteのリンクを貼っておくので、興味があればそちらも是非。


購入理由

購入した理由は下記の3つ。
①資産形成のため
②サラリーマンのうちにローンを組みたい
③20代で家を買う経験は希少性が高い

それぞれについて簡単に書いていく。
もし詳しく聞きたい方がいましたらゆっくり話しましょう。


①資産形成のため

社会人になり投資に興味を持ち、ポートフォリオ組みに熱心になっていた時期がある。
基本的な投資土台を作り終えたあたりで、身の丈に合っていないながらも不動産に興味を持ち始めたのが3年前。
「家が資産になるのか?」はどの観点から考えるかにより結論が異なるが、私は「有効な資産になる(※いい物件であれば)」と考えている。

物件選定は「リセールバリューがあるか」&「家族ができても長く住める間取り、周辺環境か」の2点。
リセールバリュー狙いなら新築に手を出すなよと思った方もいるだろう。
まあ、この辺りはそれぞれ意見があるかと思うが、複数回居住物件をリセールした方、投資本を出版された方、不動産鑑定士、投資銀行員に話を聞き参考にした。
加え、買うべき物件の条件を調べるために不動産業界に入り、2年間研究してきた。
いい中古物件があればぜひ購入したかったが、どれもなかなかな価格であったため、「それなら」と思い新築にした。
時期的に、戦争による資材高騰の影響をそこまで受けていなかったのも幸いである。
5~13年で売却を考えているが、最悪売れなくても住み続けられる条件が揃っているし良い買い物かなと「今は」思っている。


②サラリーマンのうちにローンを組みたい

私は独立することを視野に入れており、サラリーマンの傍ら、自分で仕事をすることもある。
できるうちにサラリーマンの特権は使っておきたく、持ち家が欲しいと考えてきた。
ローンは信用を担保にするものだが、個人事業に一本化や独立をするとこれがなかなか難しい。
昨今働き方が変わってきているし、これからも職種によっては正社員にこだわらない働き方がさらに広がっていくと感じる。
会社の信用が担保にできるのであれば、使えるうちに使っておこうと思い、このタイミングで踏み切った (「近いうちに今の仕事を辞めよう」とはまだ考えていない) 。


③20代で家を買う経験は希少性が高い

自分と近い年齢で「都内で家を買った」という話はあまり聞かない。
希少性が高いことは、他の方がそのフェーズを迎えた時に「話を聞かせてよ」と言われやすい。
数年後の不動産情勢はわからないが、少なくとも自分には不動産情報を収集しやすい繋がりができたし、求められたら自分の意見は言えるだろう。
自分の意見や研究内容を伝えることが恩を売ることに繋がるのであれば、仲間が増え、困った時に意見をもらえる関係になる。
これが生きていくうえでとても重要なことだと私は考えているため、これまでも希少性の高いネタを集めて、おもしろおかしく伝えてきた。


これまで

引越し前はシェアハウスの3畳の部屋に2年ほど住んでいた。
家賃は4万円ほど。

3畳の部屋

3畳だとセミダブルのベッドを入れると他のスペースはほぼない。
だが、部屋以外に作業スペースやキッチンはあったため生活に不便はしなかった。
このシェアハウスは前職の同期が運営していたため、年齢が近い人ばかりだったこともあり、とても楽しかった。
何よりお金を貯められたし、起業している同居人が多かったため勉強になる日々を過ごせた。


本当は

結婚とかそういうライフイベントに合わせて買えればよかったのにな。
でも、そうはいかなかった。
今は部屋を持て余しながら過ごしていて、夜を迎えると「なんでここに住んでるんだっけ」と考えてしまうことがある。
でも、それも仕方ない。
しばらくはこの物件と自分の人生を進めていくしかない。

ただ、ご近所さんと会うとどこも子連れの家族であり、そのシーンを目の当たりにする度に正直しんどい。


今は

住み始めてから1週間以上経ち、やっと部屋っぽくなってきた。
元々シェアハウスに住んでいたため、家電はもちろん家具も全くないところからのスタートだった。
最近は乾燥機付き洗濯機の便利さに驚愕したり、低温調理器で鶏レバーをフォアグラみたいにしてみたり、電化製品遊びにも楽しさを見出している。
また、街にはなんでも揃っており、とても住みやすく、好きになれそうだ。

テーブル上の跡は拭いても取れない

最近は友人を家に招いて、ご飯や宅飲みに付き合ってもらっている。
遊びに来てもらえることにとても救われている、ありがとう。
もう少し落ち着いたら、お店の開拓も始めようかな。
近況はそんな感じです。

不動産の話でも、宅飲みに来てくれるでも思い立ったら連絡もらえると嬉しいです。

ぼちぼちやっていきます...!