さくさく

ミレニアム世代とZ世代のはざまを漂う1995年生まれ。空間デザイン・空間アートの世界に…

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ミレニアム世代とZ世代のはざまを漂う1995年生まれ。空間デザイン・空間アートの世界に足を踏み入れ、日々模索・修行中。noteのテーマは「『余白』から生まれるおもしろさ」

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身の丈にしなやかに。|インストを中心としたピアノサウンドの美しい楽曲プレイリスト

一本目を読んでくださった方々、ありがとうございます。 個別に連絡をくださった方もいらっしゃって、ありがたいですし、近い立場の人たちから「実は自分もこう思ってた」「癒しになった」という反応が意外にも多くて、対面だとこんなに込み入った話をしないからこそ、こういった場が元々関係性がある人との中でもコミュニケーションの芽になっていくことが嬉しい限りです。 さて、このnoteをどんなテーマから始めようかなと思ったのですが、やはり初回は音楽回でスタートしたいと思います。 なぜ音楽回

    • FUKUI TRAD ”圓” レポ|大衆的であること、個人的であること

       UNKNOWN原宿で行われた、"圓"Pop-up Restaurant に足を運んできた。 福井県主催のFUKUI TRADというプロジェクトのイベントで、FUKUI TRADというのは、福井に根付く7つの伝統工芸品を、もっと身近な存在にしていくことをテーマにかがげるプロジェクト。毎年異なるクリエイターがこのプロジェクトに参加しており、今年のディレクターをつとめたのが、今の時代のクリエイションを牽引する、クリエイターレーベルPERIMETRON。”圓”とはこのプロジェクトの

      • 身の丈にしなやかに。|76回目のハチロク。イサム・ノグチ展観覧<後編>を兼ねて

        今日は76回目のハチロク。8・6。原爆の日。 東京でハチロクを迎える、8年目の夏です。 やっぱり地元広島との東京との温度差はあって、その中でだんだんと自分も離れていっている気がしていて、それでもまわりにはこの日を一つの祈りの日と捉えて過ごしている人もいて、どこにいても大切にし続けたい日だなと改めて思った一日でした。 本当の別れは会えなくなることではなく、忘れてしまうこと。 これは今日の式典の中で、子ども代表のスピーチの中にあった一文。時代を超えて通ずる言葉ですよね。 私

        • 身の丈にしなやかに。|イサム・ノグチ展観覧<前編>:断片的に見がちな社会で、線として捉える

          関東も本格的に梅雨ですね。営業をしていた一年目の頃、見ず知らずの人との会話があまりに苦手で、前段として当たり障りのない天気の話から入って、いかに本題に繋げるか、というシナリオ設計をずっと考えていたことを思い出します。笑 さてさて、ということであまり外で何かをしたいという季節でもなく屋内鑑賞日和ということで、今回は少し前に東京都美術館で開催されているイサム・ノグチ展に行ってきた話を。美術の専門ではないので、あくまで20代サラリーマンというカテゴリ属性として感じたことの共有です

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          身の丈に、しなかやに。 | 「制約の社会」で生まれたアートと音楽の強さ

          6月に入ってから、都内の美術館・博物館の開館規制が緩和されて、仕事や予定の合間をぬって、楽しみにしていた展示に足を運べる機会ができました。 東京現代美術館で実施されているライゾマティクス展は規制前に観にいくことができたのですが、それ以外はGWに行く予定だったので観れず。そういう方も多かったのか、東京国立博物館の鳥獣戯画展は、予約が再開してすぐにアクセスが集中しすぎて一時販売停止になっていたらしいですね。さすが国宝。 この、文化芸術に関わる施設への休業要請という制約に対する

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          身の丈にしなやかに。|「余白」から生まれる偶然的なおもしろさ

          こんにちは。こんばんは。 なんて書きはじめるか考えて18分が経ちました。この1年、リモートワークになって、圧倒的に文字コミュニケーションが増えたのに、しごと以外で文字を書くことが明らかに年々減っていることを実感します。 ということで初投稿です。まずは簡単にバックグラウンドを。 とにかくいろんなことに足を踏み入れてきたこれまで。世の中的には激動の年でもあった1995年生まれ。世の中的には95年までがミレニアル世代と言われるけれど、80年代前半の人からしたら一緒にされたくな

          身の丈にしなやかに。|「余白」から生まれる偶然的なおもしろさ