「〜したい」がテクノロジーと付き合う秘訣
日々デジタル化の支援をしている側の人間として感じること。
「〜したい」という想いがない限りはテクノロジーを活用しても無駄。
地域の人だけでなく、旅行でこの地域のことを好きになった人が常時この商品を買えるようにしたい!という想いがあるからことECをはじめる。
鳥獣被害が増えているけれどもコストもかかるし、人手も足りないどうにかしたい!という想いがあるからこそ、IoTで解決策を探る。
出産、育児、介護というライフイベントがあっても社員に安心して働き続けてほしい!という想いがあるからこそ、クラウドツールを使う。
すでに「〜したい」がある人たちは自ら進んでどんどのトライをする。
「〜したい」という願望を起こすためにエバンジェリストがいる。
「〜したい」なくIT・クラウド活用が目的になってしまうと、使わないけどお金のかかるシステムが生まれてしまう。
※データがクラウドに行くだけで変わる部分もあるかもしれませんが。
何の本で読んだのか忘れたのですが、
「地方と都会で格差が生まれるのは仕方ない、なぜならばマーケティングコストが地方のほうがかかるからだ」という文章があったんです。
※中小企業と大企業という比較においても、大企業にマーケティングコストかけるほうが効率がいいですね。
このことは真実だなと、全国を回ってて思います(時間もお金もかかる!)。
だから、「〜したい」という願望を起こすようなコンテンツとも人との出会いも少なくなるし、「〜したい」人が周りにいないから、どうしてもうち向き思考になりがち。
とはいえ情報が届いてないだけで、「〜したい」「〜できる」とおもえるきっかけがないのは、勿体無い。
ということで「クラウドサーカス」というイベントを昨年11月から今年の3月にかけて全国でやってきました。
サーカスのように定期的に地域におとずれて「変わるきっかけ」と「手段」を提供したいなとう想いからです。
都内の企業さんだと割と使われているツールも「名前は知っているけども・・」という感じで直接会話することで「納得」されるかたが多かったような気がします。
ツールの紹介もしていただくのですが、どんなことができるのか?ツールを提供している企業自身どのようにツールを活用しているのか?話してもらってたのが非常に喜ばれました。
7月5日は東京で12社のベンチャー企業に協力いただいてクラウドサーカスを開演します!
気になるかたはふらっと遊びにきてください。(当日私は司会をする予定)