トラウマを抱えたまま死にたいか?
実は日曜日に山手線を一周友人と歩いていました。
友人と僕の万歩計で違いがあるのですが6万5千(my iphone)から7万5千歩数あたり、距離にして34キロ(私のiphone)〜50キロ(友人のapple watch)。山手線の総距離は34.5キロ。遠回りもしたし40-42キロぐらいが実際歩いた距離というのが感覚値。
スタートは朝の6時。
一緒に歩く友人の1人が19時の飛行機で帰らないといけないため、17時には東京駅にゴールをしていたいと思い、寝不足早朝スタート。
ルールはコンビニは1種類1店舗。
グールマップは使用禁止。
涼しい、元気という状態だったので最初の4時間は快適そのものでした。
池袋パルコがオープンする前にはもう東京駅から歩いて通りすぎていました。
きつくなってきたのは歩いて6時間がたった、お昼どき、場所にして代々木〜渋谷間。代々木近辺でランチする場所を探すもののなかなか見つからずに苦戦したのが要因。
ランチをして原宿を発ち、恵比寿をすぎたあたりから足が少しずつ痛み始める。目黒でトイレ休憩をしていたときは一緒にいた友人2人はぐったり座っていたので間違いない。
大崎には確か14時〜15時ごろにはついていましたが、この辺りからキツイという記憶しか残っていないw
予想外に苦労をしたのが大崎〜品川間。
ショートカットしないように気をつけて山手通り沿いを歩くも品川駅方面を見失い、放浪する。
第一京浜の道路標識も見え、京急も見えたため北品川駅をみつけ、京急を頼りに品川へ。
1駅15-30分を見込んでいたが、ミニストップ休憩と放浪のために60分を経過。
そして想定していた一番の山場の品川〜田町間。
品川シーズンテラスから公園を通り抜けるときは爽やかな気持ちで歩けて、公園を通り抜けてからしばらく歩くと田町駅東口のバスが見えて、バスの路線通り歩くことで無事に田町を通過。
品川〜田町に比べたら、田町〜浜松町は近いと思っていたため、なかなかに田町〜浜松町間はきつい。第一京浜沿いを悲壮感を漂わせながら歩くアラサー3人。
浜松町あたりで16時半を過ぎたぐらいだったと思う。
友人のことを考えると浜松町で一旦終わって、軽く打ち上げして、送ることもやむを得なしとということがよぎりました。
ただ、トラウマを抱えたまま死ぬというキーワードが耳に残って、意地でも東京駅まで戻ってやろうと1人では思っていました。
といいつ、コンクリートを踏み続けた足裏は痛くて、交差点ではガードレールに座って少しでも負荷を下げたり、ふくらはぎはパンパンで、膝も痛い。
心肺機能的には問題ないけれども歩くことがこんなにツライという経験は初めて。
それでも、チームというのはすごくて、ひたすら歩き続ける。
目黒〜浜松町間は、友人との会話より「痛い」「うぅ〜」「よしっ」としか叫んでいなかった気がする。
新橋についたのが17時ごろ。
新橋〜東京間は普通に歩くこともあるし、残りあと少しということでペースがあがる。
すると見えてくる東京駅の駅舎。
あのレンガ色の建物が見えた時はホっとした。
八重洲口方面だと心折れていたかもしれない。
東京駅についたのは17時30分過ぎだったと思う。記念撮影をしてハイタッチをして、慌てて山手線に乗る友人がシュールでした。
電車で60分もかからない距離を1日かけてあるいて気づいたこと
時間は大切だけれども、人々は急ぎ過ぎではないか?
電車を乗っている間にイライラしたり、電車の乗り換えで走る必要があるのか?イライラしても、乗り換えで走っても5分ぐらいしか変わらないのでは?
チームで動くというのは、がんばれる環境を用意するということ。しかし、最後に頑張るかどうかは自分次第。
朝はラブホのシーツやベッドカバーのクリーニングを出すものが袋でまとまっている。
山手線に踏切はほとんどない。田端〜大塚間に一つあったぐらい?
1日は意外と長い、12時間歩いて電車に乗って家に帰っても19時前。
スマホがないと自分と対話するか、友人と対話をする。
何もすることがないときは歩けば何か見つかる。
山手線を一周を電車でするより、歩くとコンビニに異常にお金が落ちる。