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今日からできる!見栄えが良くなる料理の盛り付け方

はじめに

 
このnoteは、料理の盛り付けを上手くなりたい方にご利用いただける内容になっております。
こんな方は「目から鱗」な内容になっています。
◆料理をすることは好きだが盛り付け方が解らない
◆料理の味は良いけど器に盛ると美味しそうじゃない
◆映える料理の盛り付けをしたい
◆食べてもらう人に喜んでもらいたい

こんなお悩みをお持ちの方は、このnoteを活用すれば料理の盛り付けが上達します。
そして、毎日の食事が今以上に楽しいものになります。

こんにちは。鈴木サブローです。
主夫ではないのですが、家事の中の役割がご飯作りなので
5年ほど前から1500食以上の食事を作ってきました。
その結果、下の写真のような料理を普通に食卓に出しています。


盛り付けを変えるだけで毎日の食事が楽しくなる

「人は見た目が9割」という本が流行りましたが、料理も同じで見た目がとても重要です。
料理の盛り付け方が上達すれば、料理が美味しそうに見えるだけではなく、食卓が豊かになり、食事の時間が楽しくなります。
SNSを見ていると、キレイに盛り付けられた料理の写真をよく見ます。その料理を味わうことは、もちろん出来ませんが、見ているだけでお腹が空いてきます。
せっかく美味しくできた料理を、美味しく食べてもらうためには、盛り付けにこだわって、食卓に並べたいですよね。それが食べてもらう人に喜んでもらうことに繋がるからです。
食べてもらう人に喜んでもらえれば、食事の時間がとても幸せな時間になります!
料理をうれしそうに食べてくれる人の姿を見ていると、自分までうれしくなりますよね。
盛り付けの方法を身に付けてしまえば、幸せを沢山感じることができるということです。


盛付けの技術をつけるとどうなるか? 

毎日、料理を作っていると、たまには手を抜きたくなりますよね。
仕事が遅くなって、料理を作ることが面倒になり、スーパーの惣菜に頼ることもあると思います。
当たり前のことですが、買ってきた惣菜はキレイに盛り付けてありません。

買ってきたままの容器で食卓に出すのと、器にキレイに盛り付けて出すのとでは
ほんの小さな事かもしれませんが、食卓全体を見たときに、大きく見栄えが変わってきます。

少しだけ時間をかけて、器に盛り付けるだけで、買ってきた惣菜も
見違えるように美味しそうになります。

そして、盛り付けの技術が身についていれば、時間を掛けることなく、キレイに盛り付けができてしてしまいす。

今までの料理の味は変更しなくても、盛り付けを変えるだけで、マンネリ化した料理を生まれ変わらせることができます。
例えば、お味噌汁を器に注いだ後、少しだけでも小葱を盛ってみて下さい。それだけで、お味噌汁は劇的に見栄えが良くなります。

料理の盛り付け方は無限にあると言ってもいいでしょう。盛り付け方の基本を知っていると、どうやって盛り付けると料理の見栄えが良くなるのか、悩むことがなくなります。また、基本の盛り付けをアレンジして盛り付け方の幅を広げることも出来ます。

下の三枚の写真は同じ料理です。盛り付け方が違うだけで、料理の表情は違ってきます。
具材ごとに盛り付ければ、上品な感じに変わり、さらに、緑の食材を少し加えるだけで
とても鮮やかな一品になります。


この様に、いつも食卓に出している料理も、ほんの少しのことで変身をしてくれます。

下の二枚の写真は、僕が盛り付けの勉強をする前と後の写真です。
どっちが勉強する前なのかすぐ解りますよね?
どちらの写真もメインの料理は「豚の生姜焼き」ですが、盛り付け方、使用する器、彩りなど、どれをとっても最近の盛り付けのほうが、美味しそうに見えます。
もちろん家族にも、今の盛り付けのほうが好評です。
8歳の息子は今まで食べようとしなかった料理に箸をつけるようになり、食べてみると「意外に美味しい」と言ったり、家族で盛り付けのアイデアを出し合ったり、今まで以上に楽しい食卓になりました。

家族の評価は身内ですので、甘くなっているかもしれませんが、Instagramでの「いいね」や「フォロワー」の数も以前とは比べ物にならないほど増えています。
始めのころは一桁の「いいね」でしたが、今では三桁になりました。
全くフォロワーが0の状態から5ヵ月で800名を越える方にフォローをしていただいております。
また、多くのコメントもいただけるようになりました。
客観的に見ていただける人から評価をされるということは、確実に盛付けのスキルが上がり
僕の料理の盛り付けが受け入れられているということだと思っています。


僕がここまで学んできた盛り付けの技術を、このnoteにまとめてあります。
僕の盛り付け技術をあなたのスキルにして、料理を食べてもらう人に喜んでほしいという方は、是非、購入して下さい。

例えば、あなたの盛り付け技術が上がれば、友人を家に招待した時に、料理を出すのが楽しみになります。そして友人からは料理について質問攻めになりますよ。実際に我が家では、妻の両親を招いて食事会をしますが、いろいろ質問が出てきて、それだけで楽しい食卓になっています。

また「こんなキレイで美味しそうな料理を毎日食べれて、旦那さんは幸せですね」と言われれるようになったり、お子さんも、友達の間でご飯の話になれば「うちのママの料理はすごくキレイで美味しいんだよ」と自慢のママになりますよ。

また、マンネリ化してしまった、あなたの食卓が変わります。
盛り付けは、味付けと違って、いつもと違えば、とても伝わりやすいのです。
キレイで丁寧な料理の盛り付けを見たら、いつも何気なく、あなたの料理を食べている人は、かなり驚きますよ。これはちょっとしたサプライズになります。
食べてくれる人が喜んでくれると、毎日の料理作りのモチベーションにもなりますね。
               
僕の料理の盛り付けへのこだわりは

◆手に入りやすい食材を使う
◆高価な食材は使わない
◆高価な器は使用しない
◆誰にでも簡単にできる
です。

決して難しい内容ではありませんので、今日から始めることができますし、特別な物を準備する必要もありません。入手困難な食材も使用しておりませんので、意識をしていただけば、毎日続けることができます。
よく「高価な器を使ってるんですか?」と聞かれますが、決してそんなことはありません。100均や量販店の器がほとんどです。
器に関しても、このnoteで説明していますので、ご安心ください。
そして、慣れてきたら、あなたの大切な家族や友人にも教えてあげて下さいね。

盛付けの基本

盛付けで大切になってくるのが高さ、彩り、余白です。
この三つを意識して盛付けるだけで、今までの料理がガラッと変わってきます。
そしてもう一つ重要なことがあります。
それは、盛付けた料理の先には、当然ですが、食べる人がいるということです。彩りに気を取られすぎて、食べる人の好みを全く考えていなかったり、料理を取り辛い盛り付け方であったり・・・
色々な盛り付けのテクニックも大切ですが、食べる人のことを考えながら盛り付けをしましょう。

「一汁三菜」のレイアウト

ごはんに、汁物1品、主菜に副菜2品で一汁三菜となります。
このレイアウトが基本的なものですが、主菜を左に置くという考えもあります。和食に限らず、箸を使って食べるとしたら、この置き方が機能的です。


立体的に盛付ける

まずは、本当に単純なのですが、料理に「高さ」を出していきましょう


まったく同じ料理を同じ量だけ盛付けても、盛り付け方でかなり変わります

また、下の写真のようにワンプレートに盛るときも

高さを出して立体的に盛付けます。

このワンプレートの場合はプレートの上に小鉢を置いて立体感を出しました。小鉢を使うと汁気の多い料理を入れることができるので、とても便利です。


洋食のワンプレートでもこのようにスープをボウルに入れて立体感を出すことができます。


このように、まずは立体的に盛付けれる料理については、高さを出すことを意識して盛付けてみましょう。
 
ここからは「肉じゃが」を使って、どのようにして高さを出して盛付けると簡単に見栄えが良くなるのか解説します。

料理の材料別に盛付けていきます。
まずは、

じゃがいもで土台を作ります。


次は

お肉、玉ねぎなどをじゃがいもの上に盛り付けます。
こうすることで、お肉の量が少なくてもボリュームが出ます。


次に人参を奥と手前に盛り付けます。
肉じゃがを盛付ける時は、この人参が大活躍します。

人参を皿の中央付近に持ってくることにより、食べる人の目線をお皿の中央に持ってくる役割をしてくれます。


最後に肉じゃがの汁をかけ、小ねぎを散らして鮮やかさを出します。

こんな感じで、肉じゃがを盛付けると、簡単に見栄えよく盛付けることができます。
う一つポイントを付け加えるとしたら、器の「余白」を意識して下さい。3~4割の余白を目安にしてみて下さい。

このミモザサラダも器の余白をきちんと取り、ベビーリーフで土台を作り、茹で卵で目線を中央へくるように盛付けてあります。

高さを出すには「土台」になる食材が大切です。


彩りを考えてみよう

器に料理を盛ったとき、彩りが良くないと感じることはありませんか?
ここではハンバーグのプレートを使って、彩りについて解説します。

まず食材の色の数ですが、使いすぎるとガチャガチャして、まとまりに欠けます。ワンプレートに使う色は4色くらいまでにしたいです。
今回はハンバーグの付け合わせとして、プチトマトとほうれん草のバターソテーを使いました。
プチトマトの「赤」、ほうれん草の「緑」、コーンの「黄」
この三色は洋食の基本ですので、覚えておくと便利です。
彩りをいろいろ考えていくと、野菜から採ることが多くなります。
そうすることにより、自然と食事のバランスも良くなります。

ここからは「色」のお話をします。

実際、どの色とどの色が相性が良いのかは、なかなか解らないと思います。
そんな時は下図の色相環を見ていただくと良いです。
例えば、赤色の対極には緑色があります。この位置関係を補色の関係と言います。この補色の関係にある2つの色というのは、お互いを輝かせる効果があります。

例えば、下の料理にあるイクラご飯は、イクラの下に大葉を敷くことで、補色の関係を使っています。

青い器とかぼちゃの橙で補色の関係を使っています。

このように料理の配色に困ったときは、色相環を思い出して下さい。
ちなみに色相環には「白」と「黒」が入っていませんが、この2色は「色み」のない色なので色相環には入りません。
ですから相手の色を選ばないので、器で使う色としては「白」や「黒」はとても使いやすいです。

役立つ食材

下の2枚の写真を見比べてみると、どちらが美味しそうなのかは、一目瞭然です。2枚の写真の何が違うかも解りやすいと思います。
料理にほんの少しだけ食材を付け加えるだけで、こんなにも見栄えが違ってきます。
見栄えを良くする食材のオススメは
緑・・・大葉、細ネギ、パセリ
赤・・・梅干し、明太子、プチトマト
黄・・・卵、コーン
スーパーで普通に買うことができる食材を使うだけで、普段、食べている料理をガラっと変えることができます。


役立つ器

器を買いに行くと、白い器が多く売られています。極端に言えば、売り場の半分が白い器だったりします。たしかに、色味のない白色はシンプルでどんな料理にも合わせやすいです。しかし、シンプルだからこそ、料理の腕前や盛り付け方がハッキリと出てしまいます。そこで、オススメしたい器が白色だけどリム(お皿の縁)に模様や凹凸があったり、普通の丸い形ではなかったりする器を使うと、シンプルな盛り付けでも、料理を引き立ててくれます。
また、豆皿は様々な色、形のものがあり、小さい器ですので冒険しやすい器です。他の器に合わせて色々なものを買っておきたいです。
豆皿が小さいから、料理を盛付ける時に、お皿いっぱい盛付けるのではなく、豆皿を使っても余白を大切にしましょう。




おわりに

特に変わった食材を使うわけではなく、普通のスーパーで揃うような食材と量販店で売っている器を使っていても、ほんの少しだけ料理の盛り付け方や色彩に気を使い、彩り食材を使うだけで、料理はキレイに変身をしてくれます。
食卓が豊かになるということは、食事の時間が楽しくなるという事です。
8歳の息子に
「何をしてる時間が1番楽しい?」
と聞いたことがあります。
息子は
「夕食の時間」
と答えてくれました。
けっして料理だけの力ではないですが、食卓を作るときに、やはり料理の存在は大きいと思います。
始めは上手く盛付けることができなくても、続けていけば絶対に上手くなります。盛り付けには特別な技術は何一つ必要がないからです。
素敵な食卓を作っていきましょう。


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