今年はあまり「MISIAの森」に行けなかった事と能登のお酒の話を・・・
今年の7月12日に石川県では大変な豪雨がありMISIAの森がある津幡町でも大きな被害がありました。
MISIAの森を擁する「石川県森林公園」内でも崖崩れなどがあり休園となった為、今年の後半はMISIAの森の散策は出来ませんでした。
現在は一部施設は営業を再開している様で(もう冬季休業ですが・・・)津幡町の復旧も進んでいると良いなと願っています。
最近は極端な天候になることが頻繁にあり、気象情報でも「観測史上初の」、「猛烈な」、「警報級の」といった言葉が年間に何度も聞かれるようになりました。
更には毎年の様に日本のどこかで建物や道路が使えなくなったり、時には人命が失われるような気象現象が起きるようになりました。
外出が躊躇われる様な暑さ、地域が浸水する様な大雨、移動も出来なくなる様な大雪・・・この記事を書いている前日、前々日にも石川県ではいつもよりかなり早い時期での大雪がありましたね・・・世界は、日本は、そして私の大好きな能登はどうなってしまうのか・・・そんなことを考えながら今秋も能登を旅しました。
先月11月半ばに能登を廻る中、何軒かの酒蔵さんを訪れました。
その中の一軒「中島酒造店さん」。
こちらで目当てのお酒を頂いてから女将さんにお酒の話を聞かせて頂くなか私が「こちらでももう仕込みが始まっているのですか?」と伺ったところ「ウチは昔ながらの寒仕込みなので年明け直ぐからなのよ。今時期にお酒が出てるところは温度管理の出来る蔵があるところね。」と教えて下さいました。
で、我家で頂いた出来立てのお酒を紹介しますと・・・
こういうお酒を頂いていると益々能登のお酒の虜になります(笑)
そして中島酒造店の女将さんに伺った話の続きですが、女将さんはここのところ年々厳しくなる夏の暑さを振り返り「寒仕込みは冬の寒さを頼みにした酒造り・・・こにまま気温が上がり続けたら従来の様な仕込みが出来なくなってしまうのではないだろうか・・・」そう不安な気持ちを打ち明けておられました。 そういえば私の大好きな「櫻田酒造さん」も寒仕込みだったなぁ・・・
そんなお話を聞かせて頂いて最後に女将さんが「そういえばタイヤ変えた?(冬用タイヤに)ウチはまだなのよ(笑)!」っておしゃってました(笑)
こんな能登の優しさ、気さくさ、そして美味しいお酒・・・
そのどれも失いたくないな・・・切に思います。
最後にこの記事を書いている最中に届いた能登のお酒を・・・
能登のお酒は関東では入手困難なものが多いので頼りになるのが輪島市鳳至町の酒屋さん「酒ブティックおくださん」! 特に「奥能登の白菊」はおくださん頼みです!
今年の投稿はこれがラストになると思いますが、読んで頂いてありがとうございます!
来年も良かったらお付き合い下さい!
良いお年を!