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仮面ライダー平成ジェネレーションズ~エピソード1~帰ってきたドクターパックマンと宿敵達~第2話「ヘルヘイムの神と指輪の魔法使いに迫るゲノムスの罠!」
前回のあらすじ
仮面ライダードライブこと泊進ノ介は櫻坂46のライブ会場に護衛としてやって来ていた。そして同じく護衛として来ていたはずの特状課のメンバーが揃いも揃って任務をこなさずに西城究と詩島霧子はライブを楽しんでおりその光景を見ていた進ノ介は怒りを覚えたが、そこに姿を見せた人物に驚くことになるのだった。その人物こそかつて倒したはずの宿敵、ドクターパックマンこと財前美智彦だった。財前美智彦は何故か櫻坂46のキャプテン、松田里奈を狙っていたがそれを見た進ノ介が立ちはだかるとゲノムスへと姿を変えた。そして進ノ介も仮面ライダードライブタイプトライドロンに変身して戦いを挑むも渾身の力で放ったトライドロップをはじき飛ばしたゲノムスはガシャコンバグヴァイザーを地面に突き刺したことにより地面からハート、ブレン、メディックといったロイミュード幹部が復活を遂げた。一方詩島霧子の元に1本の電話が入った。それは仮面ライダーマッハこと詩島剛からの連絡で仮面ライダーチェイサーことチェイスが突如として復活を遂げ、剛の目の前に現れたのだった。一方、その頃…
晴人「はあ、美味いな。こんな警護をしながらでも食べるプレーンシュガーは最高だ。」
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紘太「なんだ、またそのドーナツ食べてたのか…晴人は好きだよな、そのドーナツ。あれ?それってなんていう名前だっけ?」
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晴人「プレーンシュガー。なんだ、紘太お前も食いたいのか?」
紘太「いや、俺はこの世界の食べ物は食えないんだよ…」
晴人「ああ、そうだったな。お前は神様になったんだもんな。」
紘太「ああ。今朝も戒斗の墓に挨拶してきたよ。」
晴人「戒斗?まさか、お前の仲間だったあのライダーか?」
紘太「ああ。あいつは俺が倒した。最後の最後に俺と戦い、あいつを倒さないと世界は終わっていた。だから…だから俺が…倒すしかなかったんだ…」
晴人は紘太と仲間である仮面ライダーバロンこと駆紋戒斗の結末を知り、紘太の肩を叩きながら語った。
晴人「それがそいつの望みなんだとしたら…お前は叶えたんだよ。だから胸を張れ、紘太。いつかお前の神の力でそいつを蘇らせてやれ。ただし、俺みたいに間違えた復活の仕方は…よくないと思う。」
紘太「間違えた復活の仕方…それってまさかコヨミちゃんっていう子の事か…」
晴人「まあな。俺は誤った方法でコヨミを復活させた。だが、それがこの世界を恐怖に陥れるなんて俺は考えてなかった。だが、最後はコヨミを守ることが出来た。だから俺の心の中ではいつもコヨミが生きてるんだ。」
紘太「そうか。それにしてもなんで俺たちがアイドルの敬語を任されたんだ?」
晴人「さあな。ただ、瞬平が羨ましがってたよ。自分も来たかったって。」
紘太「ああ、そういえばミッチも同じこと言ってたな…紘太さんはズルいって。」
晴人「お互い大変だな、そんな仲間を持って。それにしても彼女達は卒業したんだろ?なんでまた揃ってるんだ。」
紘太「いや、俺も理由は分からないんだけどさ。なんか乃木坂を支えた伝説のメンバーらしいんだよ。あの4人、白石麻衣と西野七瀬、橋本奈々未に齋藤飛鳥がな。まあ、詳しいことはミッチに聞いたら分かるんだけどさ。」
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晴人「なるほどね。それにしても全員美人だよな。本当に羨ましいよ。そんな人達の護衛を任されるとは。」
紘太「確かにな。」
そんな他愛もないことを話しながら乃木坂OGの4人が歩く姿を眺めていた晴人と紘太だったが4人の悲鳴が響き渡ると急いで現場に向かうのだった。
財前「見つけたぞ、伝説の4人!お前たちを利用すればバグスターを生み出せるということか!」
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麻衣「な、何?」
七瀬「バグスター?何を言ってるん?」
奈々未「なんかこの人、やばいかも…」
飛鳥「みんな、逃げようよ…」
そして4人に謎の言葉をかけていた財前美智彦はゲノムスへと姿を変えたのだった。
ゲノムス「俺に従わないというのならここで消えるがいい!ハアッ!」
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そしてゲノムスの全身から放たれたレーザー光線から七瀬達を守るために立ちはだかった紘太はオーバーロードの力を使い、晴人はディフェンドのウィザードリングを使って守る事に成功した。
紘太「させるか!」
ゲノムス「オーバーロードか。ならばあいつらはどうする?ハアッ!」
麻衣「ななみん!」
七瀬「飛鳥!」
飛鳥「奈々未…怖い…」
奈々未「大丈夫だよ、飛鳥!」
紘太「まずい!」
『ディフェンド!』
晴人「間に合ったな。」
飛鳥「助かった…」
奈々未「晴人さん。」
晴人「飛鳥ちゃんを連れて奈々未さんは麻衣ちゃん達の元に行くんだ。」
奈々未「でも…」
晴人「約束する。俺が君らの最後の希望だ!」
紘太「そういう事だ!」
そして飛鳥と奈々未、七瀬、麻衣を逃がすことに成功した紘太と晴人はゲノムスの前に立ちはだかるのだった。
紘太「ゲノムス、いや財前美智彦!」
晴人「お前は俺達が必ず倒す!」
ゲノムス「やれるものならやってみろ!」
晴人「紘太、行くぞ!」
紘太「はい!」
そして晴人はウィザードライバー、紘太は戦極ドライバーを腰に装着した。
『戦極ドライバー!』
『カチドキ!』
『フルーツバスケット!』
紘太「変身!」
『ロックオープン!極アームズ!大・大・大・大・大将軍!』
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『ドライバーオン!』
『シャバドゥビタッチヘンシーン♪シャバドゥビタッチヘンシーン♪』
晴人「変身!」
『イィィンフィニティー!』
『イィィンフィニティー!』
『イィィンフィニティー!』
『イィィンフィニティー!』
『プリーズ!』
『ヒースイフードー!ボーザバビュードゴーン!』
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ウィザード「さあ、ショータイムだ!」
鎧武「覚悟しろ!」
そしてウィザードと鎧武はゲノムスに向かって走り出したのだった。
ゲノムス「舐めるな!雑魚どもが!ハアッ!」
そして怒りを爆発させたゲノムスは全身からレーザー光線を放つもののウィザードは鎧武にアームズウェポンで防ぐように指示するのだった。
ウィザード「頼む、紘太!」
鎧武「任せとけ!」
『バナスピアー!』
そしてバナスピアーを召喚した鎧武はレーザー光線をかわすと共に強烈な一撃を叩き込むのだった。
鎧武「喰らえ!ハアッ!」
ゲノムス「やるな!だが、まだまだ行くぞ!」
そして、格闘攻撃を叩き込んできたゲノムスに対して今度はウィザードがインフィニティウィザードリングを使った高速移動攻撃を叩き込んだ。
『インフィニティ!』
ウィザード「お前の攻撃など食らうか!ハアッ!ディヤアッ!」
ゲノムス「グハッ!ふざけやがって!ハアッ!」
鎧武「馬鹿の一つ覚えかよ。同じ手なんか食らうか!」
『メロンディフェンダー!』
ゲノムス「なんだと!」
鎧武「お前の攻撃なんか食らうわけないだろ!ハアッ!」
『ブドウ龍砲!』
そしてメロンディフェンダーの防御技とブドウ龍砲の銃撃で鎧武はゲノムスにダメージを与えた。
『インフィニティ!』
ウィザード「今度は俺の番だ!ハアッ!」
再びウィザードの高速攻撃を食らって体制を崩したゲノムスを見たウィザードは鎧武に指示を出した。
ウィザード「今だ、紘太!」
ゲノムス「何?」
鎧武「分かった!」
『大橙丸!無双セイバー!』
鎧武「ハアッ!オラッ!」
ゲノムス「グハッ!はあ、はあ。やるな、流石はこの世代の仮面ライダーだ。だが、そう簡単に終わると思うなよ!」
ウィザード「何言ってやがる!これでフィナーレだ!」
『タワーオン!』
『ハイタッチ!シャイニングストライク!』
アックスカリバーをアックスモードにすると共にハンドオーサーとハイタッチすることで巨大化したアックスカリバーを持ったまま高くジャンプし、急降下しながらゲノムスを叩き切ろうとした次の瞬間、何者かにウィザードは掴まれてしまうのだった。
ウィザード「な、何?」
ゲノムス「ハハハ。遅かったじゃないか!来瀬!」
ロボルバグスター「またせたな、財前!その前にお前は吹き飛べ、ウィザード!」
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ロボルバグスターの強化アームに掴まったウィザードは振り回された上に投げ飛ばされたことから変身を解除してしまうのだった。
晴人「グハッ!ま、まさか…お前まで復活するとはな。」
鎧武「晴人!」
晴人「紘太!俺に構わずそいつを倒せ!」
鎧武「分かった!」
『火縄大橙DJ銃!』
そして鎧武は火縄大橙DJ銃に無双セイバーを装填した上でオレンジロックシードを装填してカッティングレバーを2回発動した。
『ロックオン!極オーレ!』
鎧武「ハーッ!セイハー!」
ゲノムス「一瞬の隙がお前の敗因だ!ハアッ!」
しかし、渾身の力で放たれた火縄大橙無双斬はゲノムスのレーザー攻撃によって弾き返されると共に爆発に巻き込まれた鎧武も変身解除して紘太の姿に戻った。
紘太「グハッ!クソっ…」
ゲノムス「さあ、甦れ!かつての宿敵達よ!」
そしてゲノムスはガシャコンバグヴァイザーを地面に突き刺すとそこからファントム幹部達が姿を現し、紘太には沢芽市にいる仮面ライダー龍玄こと呉島光実から連絡が入った。
ユウゴ「なんだ、ここは。俺の知らない世界だな!」
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ミサ「まあ、いいんじゃない?人間を絶望させられるんだし。」
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ソラ「僕はミサちゃんを絶望させたいな~!」
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大須賀
「相変わらずうるせぇな。だったらてめぇから食っちまうぞ、グレムリン!」
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晴人「フェニックスにメデューサ、グレムリン、オーガだと。最悪な展開になってきたぞ。」
紘太「どうした?ミッチ!」
光実「紘太さん!オーバーロードが復活しました。それからザックから聞いたんですけど…」
紘太「オーバーロードが復活しただと?それからザックがどうした?」
光実「駆紋戒斗と会ったと…」
紘太「なんだって!戒斗まで復活しただと…どうなってるんだ、一体…」